RAG Musicartist
素敵なアーティスト
search

【2025】海外の人気サックス奏者まとめ。おすすめのサックス奏者

サックスはジャズに限らず、ポップスのフィールドやロック、クラシックのオーケストラでソロや吹奏楽での演奏など、多くのジャンルで耳にする楽器です。

ステージの花形としても名脇役としても活躍するサックス奏者に対して、何となくカッコいいしオシャレといった憧れを抱いている方も多くいらっしゃるかもしれませんね。

本稿は、さまざまなジャンルにおける有名な海外のサックス奏者に注目した記事となっています。

こういった記事は往年の名プレイヤーを中心の紹介となってしまいがちですが、新世代のジャズシーンやクラシックの世界、ユーチューバーとして活躍するサックス奏者まで、近年注目すべきプレイヤーたちも幅広く取り上げていますよ。

ぜひご覧ください!

【2025】海外の人気サックス奏者まとめ。おすすめのサックス奏者(1〜20)

Sonata, Op. 19 for E-Flat Alto SaxophoneMarcel Mule

ソナタ(クレストン):マルセル・ミュール(サクソフォン)
Sonata, Op. 19 for E-Flat Alto SaxophoneMarcel Mule

サクソフォーン界で最も偉大なクラシック音楽奏者で、クラシック音楽におけるサクソフォーンの地位を確立したフランスの奏者、マルセル・ミュールさんを紹介します。

1901年生まれのミュールさんは、サクソフォーンにビブラート奏法を導入し、多くの作曲家から作品を提供されました。

1942年にはパリ音楽院のサクソフォーン科教授に就任し、300人以上の学生を指導。

その教え子たちは後にサクソフォーン界で重要な役割を果たしています。

1936年には、ミュールさんのサクソフォン四重奏団がディスク大賞を受賞。

クラシックからジャズまで幅広いジャンルに興味がある方におすすめの奏者です。

ミュールさんの演奏と教育は、サクソフォーンの可能性を広げ、多くの後進に影響を与え続けています。

But BeautifulKenny Garrett

Kenny Garrett But Beautiful Alto Sax Solo Transcription!!!
But BeautifulKenny Garrett

アメリカ合衆国出身のジャズサックス奏者、ケニー・ガレットさんの魅力をご紹介しましょう。

1960年生まれのガレットさんは、若くしてデューク・エリントン・オーケストラやマイルス・デイヴィス・バンドで活躍し、1984年にソロデビューを果たしました。

1992年にリリースしたアルバム『Black Hope』は、ジャズファンだけでなく幅広いリスナーの支持を得ています。

ガレットさんの音楽は、技術的な巧みさと感情的な深みで高く評価されており、ジャズの伝統を尊重しつつも新しい音楽的探求を追求しています。

ジャズの世界に革新的なアプローチをもたらしたガレットさんの演奏は、サックスの魅力に取りつかれた方にぜひ聴いていただきたいですね。

【2025】海外の人気サックス奏者まとめ。おすすめのサックス奏者(21〜40)

Paganini, Caprice No. 1Nikita ZIMIN

ロシア出身のクラシック・サクソフォニストとして世界的に活躍しているニキータ・ズィミンさん。

1987年生まれのズィミンさんは、ロシア・グネーシン音楽アカデミーとパリ国立高等音楽院で学び、20以上のコンクールで優勝した実力派です。

2014年からセルマーの公式アーティストとして活動し、世界各地でコンサートやマスタークラスを開催しています。

超絶技巧と深い音楽性が融合した演奏は、クラシックファンだけでなく、ジャズやポップスのサックスに興味がある方にもおすすめです。

日本では、サクソフォニストの松下洋さんとのデュオ・アルバム『スーパー・サクソフォン・デュオ』をリリースしています。

Harvest TimePharoah Sanders

1940年にアメリカで生まれたジャズサックス奏者です。

特に有名なのはジャズサックスの大物プレーヤージョン・コルトレーンとともに活動しており、彼の後継者とも言われた人物です。

楽曲も1977年にリリースされた曲ですが、どこかコルトレーンのサウンドを感じ彼と一体になって演奏しているようです。

Work SongCannonball Adderley

「大食漢」の意味を持つあだ名が特徴的なキャノンボール・アダレイさんは、アメリカはフロリダ州出身のアルト・サックス奏者。

いわゆるソウル・ジャズやファンク・ジャズの立役者としてもよく知られている存在です。

1928年生まれのキャノンボールさんは1955年にニューヨークに移り住み、ジャズ・ミュージシャンとしての高い実力が周囲の注目を集めます。

1957年にはマイルス・デイヴィス・セクステットに参加、その後は実弟のナット・アダレイさんのコルネットをフィーチャーしたバンドを結成、多くのヒット曲を生み出す人気者となりました。

その卓越した技術と艶のある音色はもちろん、セルジオ・メンデスさんと共演してボサノヴァに挑戦した作品などもあり、柔軟な音楽性を兼ね備えているところも魅力的ですね。

Just the Two of UsGrover Washington Jr.

ポップスやR&Bにも通じる音楽性のスムーズジャズ。

このジャンルにおいて、先駆者とも言えるミュージシャンがサックス奏者のグローヴァー・ワシントン・ジュニアです。

フュージョンを思わせるフレーズと、王道のジャズを感じさせるフレーズを見事に織り交ぜた演奏はさすがです。

ソウル・ジャズやファンク・ジャズでも名演を残しています。