【2025】海外の人気サックス奏者まとめ。おすすめのサックス奏者
サックスはジャズに限らず、ポップスのフィールドやロック、クラシックのオーケストラでソロや吹奏楽での演奏など、多くのジャンルで耳にする楽器です。
ステージの花形としても名脇役としても活躍するサックス奏者に対して、何となくカッコいいしオシャレといった憧れを抱いている方も多くいらっしゃるかもしれませんね。
本稿は、さまざまなジャンルにおける有名な海外のサックス奏者に注目した記事となっています。
こういった記事は往年の名プレイヤーを中心の紹介となってしまいがちですが、新世代のジャズシーンやクラシックの世界、ユーチューバーとして活躍するサックス奏者まで、近年注目すべきプレイヤーたちも幅広く取り上げていますよ。
ぜひご覧ください!
【2025】海外の人気サックス奏者まとめ。おすすめのサックス奏者(51〜60)
Fire!Mats Gustafsson

1964年生まれのサックスプレーヤーです。
彼のジャンルはフリージャズ。
慣れない人には鑑賞が難しい音楽でもありますが、ファンには彼の伝統的なスタイルの演奏が評判です。
この楽曲fire!からも彼の魂を感じる演奏を聴けます。
2011年ノルディック評議会音楽賞を受賞しました。
Hasta siemprePaquito D’Rivera

パキート・デリヴェラはキューバ出身のサックスプレイヤー。
世界的に有名なキューバのバンド、イラケレのメンバーとしても知られ、1980年にアメリカに亡命してからはジャズミュージシャンとしても活躍しています。
その情熱的な演奏はまさにラテンフィーリングにあふれるもので、独特のリズムとあいまって一般的なジャズとはまた違う魅力があります。
Lonely WomanOrnette Coleman

アルト・サックスのみならず、トランペットにバイオリンといった楽器もこなすマルチ・プレイヤーにして、いわゆるフリー・ジャズの先駆的な存在として音楽史に名を残すオーネット・コールマンさん。
1959年にリリースされた『ジャズ来るべきもの』や、1961年の『フリー・ジャズ』といった作品において、既存のジャズ・サウンドとはまるで違ったメロディやコード進行、即興演奏などを持ち込み、その革新的なサウンドが一大センセーションを巻き起こしました。
ピューリッツァー賞や第49回グラミー賞の特別功労賞生涯業績賞の受賞、日本においても2001年に高松宮殿下記念世界文化賞を受賞するなど、コールマンさんの業績は世界的にも高い評価を受けています。
フリー・ジャズと聞いて尻込みしてしまう方も多いかもしれませんが、勇気を出して新たな音世界へと足を踏み入れてみてはいかがですか?
Malcolm, Malcolm – Semper MalcolmArchie Shepp

フリージャズのプレイヤーの中でも、コンポジシャンにもこだわり、詩といったさまざまなものも吸収し、独特な音楽を作りだしたのが、アーチー・シェップです。
この曲は、マルコムXに関する詞と、音楽を合わせたものです。
【2025】海外の人気サックス奏者まとめ。おすすめのサックス奏者(61〜70)
NaimaJohn Handy

ジョン・ハンディも、ジョン・コルトレーンから強い影響を受けたアルト・サックス奏者です。
彼もまたハードバップからモードまでを見事に演奏して、新主流派というジャズの新しい流れを作ったひとりでした。
「ネイマ」は、ジョン・コルトレーンが書いた名バラードです。
What a Wonderful WorldGeorge Adams

チャールス・ミンガス、ギル・エヴァンス、ロイ・ヘインズのグループなどで活動でも知られるサックス奏者です。
演奏スタイルはブルースやポピュラー・ミュージックにルーツを持ちローランド・カーク、ジョン・コルトレーン、アルバート・アイラーの影響を大きく受けています。
Forest FlowerChaeles Lloyd

モダン・ジャズの巨人であるトランぺッターのマイルス・デイビスは、のちにロックの要素も取り入れて、ロックのフェスティバルにも呼ばれるようになりましたが、チャールズ・ロイドも、ロックの聴衆にたいへん受けたサックス奏者でした。