【2025】海外の人気サックス奏者まとめ。おすすめのサックス奏者
サックスはジャズに限らず、ポップスのフィールドやロック、クラシックのオーケストラでソロや吹奏楽での演奏など、多くのジャンルで耳にする楽器です。
ステージの花形としても名脇役としても活躍するサックス奏者に対して、何となくカッコいいしオシャレといった憧れを抱いている方も多くいらっしゃるかもしれませんね。
本稿は、さまざまなジャンルにおける有名な海外のサックス奏者に注目した記事となっています。
こういった記事は往年の名プレイヤーを中心の紹介となってしまいがちですが、新世代のジャズシーンやクラシックの世界、ユーチューバーとして活躍するサックス奏者まで、近年注目すべきプレイヤーたちも幅広く取り上げていますよ。
ぜひご覧ください!
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【2025】海外の人気サックス奏者まとめ。おすすめのサックス奏者(11〜20)
Saxophone Concerto(Aleksandr Konstantinovich Glazunov)Jean-Marie Londeix

フランスが誇るクラシック・サクソフォーン奏者、ジャン=マリー・ロンデックスさんの魅力に触れてみましょう。
1932年生まれのマリー・ロンデックスさんは、パリ音楽院でサクソフォーンを学び、その後ディジョン音楽院やボルドー国立音楽院で教鞭を執りました。
100曲以上もの作品がマリー・ロンデックスさんにささげられており、サクソフォーンのレパートリー拡充に大きく貢献しています。
現代奏法の導入にも尽力し、サクソフォーン界の発展に寄与しました。
教育者としても多くの優れた奏者を育成し、国際的な活動を展開。
サクソフォーンの技術的・芸術的な可能性を追求したい方にぜひおすすめです。
SonatineDaniel Deffayet

クラシック・サクソフォーンの伝統を現代に伝える存在として知られるダニエル・デファイエさん。
1922年生まれのフランス出身で、16歳の時にマルセル・ミュールさんに師事し、翌年にはパリ国立高等音楽院で一等賞を受賞しています。
1953年にはジャック・イベールの曲でソリストデビュー。
同年に結成した四重奏団は35年間も活動を続けました。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との共演や、カラヤンらの著名な指揮者との共演など、輝かしい実績を持つデファイエさん。
1968年からは20年間、母校の教授として後進の指導にも尽力しました。
クラシックの世界で活躍したサクソフォーン奏者に興味がある方は、ぜひデファイエさんの演奏をチェックしてみてください。
Paganini, Caprice No. 1Nikita ZIMIN

ロシア出身のクラシック・サクソフォニストとして世界的に活躍しているニキータ・ズィミンさん。
1987年生まれのズィミンさんは、ロシア・グネーシン音楽アカデミーとパリ国立高等音楽院で学び、20以上のコンクールで優勝した実力派です。
2014年からセルマーの公式アーティストとして活動し、世界各地でコンサートやマスタークラスを開催しています。
超絶技巧と深い音楽性が融合した演奏は、クラシックファンだけでなく、ジャズやポップスのサックスに興味がある方にもおすすめです。
日本では、サクソフォニストの松下洋さんとのデュオ・アルバム『スーパー・サクソフォン・デュオ』をリリースしています。
Sonata, Op. 19 for E-Flat Alto SaxophoneMarcel Mule

サクソフォーン界で最も偉大なクラシック音楽奏者で、クラシック音楽におけるサクソフォーンの地位を確立したフランスの奏者、マルセル・ミュールさんを紹介します。
1901年生まれのミュールさんは、サクソフォーンにビブラート奏法を導入し、多くの作曲家から作品を提供されました。
1942年にはパリ音楽院のサクソフォーン科教授に就任し、300人以上の学生を指導。
その教え子たちは後にサクソフォーン界で重要な役割を果たしています。
1936年には、ミュールさんのサクソフォン四重奏団がディスク大賞を受賞。
クラシックからジャズまで幅広いジャンルに興味がある方におすすめの奏者です。
ミュールさんの演奏と教育は、サクソフォーンの可能性を広げ、多くの後進に影響を与え続けています。
Concerto piccoloCarina Raschèr

クラシック音楽の分野でサクソフォンの可能性を広げた演奏家、カリナ・ラッシャーさん。
1969年に父シグルドさんらと結成したラッシャー・サクソフォン四重奏団で、ソプラノとアルトサックスを担当しました。
多くの現代音楽作品の初演やレコーディング活動を行って、サクソフォン音楽の普及と発展に大きく寄与しています。
演奏活動だけでなく、編曲者や編集者としても活躍。
世界各地で演奏会を開催し、多くの聴衆から支持を受けています。
サクソフォンの新たな可能性を探求したい方におすすめの奏者です。
ラッシャーさんの演奏や編曲作品は、サクソフォン愛好家や専門家から今なお高い評価を受け続けていますよ。
SmileDavid Sanborn

ジャズからポップスまで、幅広いジャンルで活躍したアメリカのアルトサックス奏者デイヴィッド・サンボーンさん。
1975年にアルバム『テイキング・オフ』でソロデビューを飾り、そのスタイリッシュな音色と洗練されたプレイで多くのリスナーを魅了しました。
6度のグラミー賞受賞やスティーヴィー・ワンダーさんとのコラボなど、華々しい経歴の持ち主です。
1985年にはアル・ジャロウさんと共演し、アトランタで2回のソールドアウト公演を成功させました。
ジャズとR&Bを融合させた独特のサウンドは、まさに唯一無二。
サックスの魅力に取りつかれた方なら、ぜひ一度耳を傾けてみてください。
【2025】海外の人気サックス奏者まとめ。おすすめのサックス奏者(21〜30)
But BeautifulKenny Garrett

アメリカ合衆国出身のジャズサックス奏者、ケニー・ガレットさんの魅力をご紹介しましょう。
1960年生まれのガレットさんは、若くしてデューク・エリントン・オーケストラやマイルス・デイヴィス・バンドで活躍し、1984年にソロデビューを果たしました。
1992年にリリースしたアルバム『Black Hope』は、ジャズファンだけでなく幅広いリスナーの支持を得ています。
ガレットさんの音楽は、技術的な巧みさと感情的な深みで高く評価されており、ジャズの伝統を尊重しつつも新しい音楽的探求を追求しています。
ジャズの世界に革新的なアプローチをもたらしたガレットさんの演奏は、サックスの魅力に取りつかれた方にぜひ聴いていただきたいですね。