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世界の有名バイオリニスト。一度は聴きたい超一流バイオリン奏者

オーケストラの中でもアンサンブルを支え、時には縫うようなメロディラインで曲の構成に彩りを与える楽器、バイオリン。

この記事では、世界の有名バイオリニスト。

誰もがこの奏者の演奏であれば聴きたい!

と評判の超一流バイオリン奏者をリサーチし、厳選しました!

バイオリンの音色が大好きだ!

あなたもそんなファンのひとりではないでしょうか?

クラシックの名演はもちろん、最近では、幅広い世代に人気の若手YouTuberバイオリニストなども台頭してきています。

聴いたらあなたも虜になるはず?

ぜひご覧ください。

世界の有名バイオリニスト。一度は聴きたい超一流バイオリン奏者(1〜10)

Polonaise de concert in D Major, Op. 4Maxim Vengerov

世界的に有名なヴァイオリニスト、マクシム・ヴェンゲーロフさん。

1974年、ロシアで生まれたヴェンゲーロフさんは、わずか4歳でヴァイオリンを始め、5歳で最初のリサイタルを行いました。

10歳でヴィエニアフスキ国際コンクールで第1位を獲得するなど、若くして才能を開花させています。

グラミー賞やエコー・ミュージック・プライズなど、数々の賞を受賞しているヴェンゲーロフさん。

1727年製の「ex-クロイツェル」ストラディバリウスを演奏しているのも魅力的です。

クラシック音楽ファンはもちろん、ヴァイオリンの美しい音色に魅了されたい方におすすめの奏者です。

Ludwig van Beethoven

Violin Concerto in D Major Op.61Isaac Stern

Beethoven – Isaac Stern – Abbado – Orchestre National de France
Violin Concerto in D Major Op.61Isaac Stern

小さな音のロングトーンが続くパートでも神色自若に弾ききる、アイザック・スターンさん。

スターンさんの最大の長所は「繊細な音がめちゃくちゃうまい」ところです。

どんなに小さな音でも、どんなに長いロングトーンでも、サラッと弾ききってしまうほどの高いテクニックを持っています。

初演者と作曲者のスキャンダルにより演奏される事のなかった、『バルトークのヴァイオリン協奏曲第1番』を演奏したことで、その名を世界に知らしめました。

ちなみに九州の宮崎県にスターンさんと同じ名前の「アイザックスターンホール」という名前のホールもあります。

Mendelssohn Violin Concerto in E minor, Op. 64Ray Chen

1989年台湾生まれのレイ・チェンさんは、オーストラリアで育ち、4歳でヴァイオリンを始めました。

15歳で名門カーティス音楽院に入学し、2008年のイェフディ・メニューイン国際ヴァイオリンコンクールと2009年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝。

世界の主要なオーケストラと共演し、高い評価を得ています。

ソーシャルメディアを積極的に活用し、クラシック音楽の新しい視聴者層にアプローチ。

2017年にデッカ・クラシックスと契約し、アルバム『The Golden Age』は2018年にARIAミュージックアワードの最優秀クラシックアルバム部門にノミネートされました。

1715年製「ジョアキム」ストラディバリウスを演奏し、クラシック音楽を現代の聴衆に届ける新しい方法を模索しています。

世界の有名バイオリニスト。一度は聴きたい超一流バイオリン奏者(11〜20)

Antonín Dvořák

Humoresque No.7 in G-flat Major Op.101Itzhak Perlman

知名度だけではなく実力もトップクラスな、イツァーク・パールマンさんを紹介します。

ちょっとだけクラシックをかじっているという方でもご存じだと思います。

パールマンさんを一言で例えるなら「カメレオンバイオリニスト」ではないでしょうか?

どんな曲調のものでも、自分が作曲したかのように弾ききってしまいます。

個性で魅せるというよりは、高い演奏技術による再現力で魅せるタイプのバイオリニストですね。

レパートリーはとにかく広いので、ぜひチェックしてみてください!

Violin Concerto in D, Op. 35: I. Allegro moderatoJames Ehnes

カナダが誇る世界的ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネスさん。

4歳でヴァイオリンを始め、13歳でモントリオール交響楽団とデビュー。

豊かな音色を持つ1715年製ストラディヴァリウスを操り、世界中の著名オーケストラと共演。

2008年にはグラミー賞を受賞。

精緻な技巧と深い表現力で、クラシックの名曲を魂の込もった演奏で蘇らせます。

ソロ活動だけでなく、室内楽や教育活動にも力を注ぎ、音楽への真摯な姿勢が感じられます。

ヴァイオリンの魅力に惹かれる全ての方に、ぜひ一度聴いていただきたい奏者です。

J.S. Bach: Partita for Violin Solo No.2 in D minor, BWV 1004 – 5. CiacconaJanine Jansen

オランダのユトレヒト州ススト出身のジャニーヌ・ヤンセンさんは、2003年にオランダ音楽賞を受賞したほか、たくさんの賞を受賞しています。

ソロ活動のほかに室内楽にも積極的に取り組んでいて、1998年からスペクトラム・コンサーツ・ベルリンのメンバーとしても活躍し、2003年ユトレヒトに国際室内楽フェスティバルを創設し、音楽監督を務めています。

楽器はエリーゼ・マティルデド基金から貸与されている1727年製ストラディヴァリウスを使用しており、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団など世界の主要オーケストラとも共演しています。

Max Bruch

Violin Concerto No.1 in G Minor Op.26(Allegro moderato)Ivry Gitlis

個性的な演奏をすることで有名な、イヴリー・ギトリスさんです。

最高齢の現役バイオリニストとしても有名ですよね。

ギトリスさんは独自の大胆な解釈で演奏するタイプのバイオリニストです。

そのスタイルに批判する人もいますが、逆に個性的ととらえ称賛する人もいます。

個性的なバイオリニストですが、技術は確かなものを持っています。

東日本大震災のときに、最初にチャリティーコンサートを行ったのはギトリスさんです。

個性的なスタイルも、ギトリスさんなりのサービス精神なのかもしれませんね。