【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
皆さんは華やかなピアノ曲といえばどんな曲をイメージしますか?
メロディと伴奏を同時に演奏でき、滑らかに旋律をつなげていくだけではなく、打楽器のように勇壮なリズムを生み出すこともできるピアノは、1台でオーケストラを再現できる楽器ともいわれています。
「美しさ」、「切なさ」、「はかなさ」など、さまざまな側面を持つピアノの音色ですが、今回は明るく力強い華やかな一面を、思う存分味わえる中級レベルの作品をピックアップしました!
穏やかな曲や切ない曲がお好きな方にも、この機会にピアノの新たな魅力を発見して弾いてみていただけたら幸いです。
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【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!(21〜30)
『蝶々』作品2 第10曲「仮面を脱ぐ」Robert Schumann

心躍るような旋律と繊細な表現が魅力のロベルト・シューマンの初期ピアノ組曲。
わずか12の小品から成る本作は、仮面舞踏会の様子を音楽で描いた小さな物語集です。
1831年に書かれたこの曲は、特に第10曲で物語のクライマックスを迎え、仮面を交換する場面を鮮やかに表現しています。
文学からインスピレーションを得た音楽は、初心者でも手が届く難易度でありながら、ロマン派特有の詩情があふれる世界を体験できます。
ピアノを始めたばかりの方や、短い曲で達成感を味わいたい方にぴったり。
技術的に難しくないので、表現力を磨く練習にも最適です。
6つのワルツ op.83 第1曲Auguste Durand

フランスを代表する偉大なオルガニストの1人、オーギュスト・デュラン。
オルガニストによる作曲は、普段教会で演奏することもあってか、華やかで美しい作品が多い傾向にありますよね。
こちらの『6つのワルツ op.83 第1曲』も例外ではありません。
この作品はとにかくこの世にある幸せをかき集めたようなメロディーで、どのパートを切り取っても華やかに聴こえます。
クセのない1曲なので、発表会やちょっとしたパーティーでの演奏にもオススメですよ!
【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!(31〜40)
春の歌Felix Mendelssohn

「華やかな作品が多い作曲家は?」と聞かれたとき、多くの方はまっさきにフェリックス・メンデルスゾーンを思い浮かべるのではないでしょうか?
メンデルスゾーンの『結婚行進曲』は現在でも結婚式や披露宴などで演奏されますからね。
こちらの『春の歌』は『結婚行進曲』に次ぐ名曲!
タイトルの通り、春のおとずれを感じさせる、淡くもあり、華やかでもある独特のメロディーが印象的な作品です。
この作品が収録されている『無言歌集』という作品集には他にも華やかな作品があるので、ぜひチェックしてみてください。
エチュード Op.10 No.5「黒鍵」Frederic Chopin

フランスで活躍したポーランド出身の作曲家、フレデリック・ショパン。
ショパンの代表作品のひとつが、黒鍵を主役に据えた『エチュードOp.10』の第5番です。
「黒鍵のエチュード」という名でも知られていますね。
ピアノの技巧を磨くための練習曲として書かれましたが、その音楽性の高さから、コンサートでもよく演奏される人気曲になりました。
軽快で煌びやかな右手のメロディは、まるで黒鍵の上で踊っているかのよう。
聴いているだけで心が弾むような、明るく前向きな気分にさせてくれる1曲です。
ピアノの華やかさを存分に楽しみたい方におすすめですよ。
抒情小曲集 第8集 Op.65 第6曲「トロルドハウゲンの婚礼の日」Edvard Hagerup Grieg

グリーグの名作『抒情小曲集 第8集 Op.65 第6曲「トロルドハウゲンの婚礼の日」』。
グリーグらしさが表れている作品といわれており、演奏家の間でも広く親しまれています。
そんなこの作品の難易度はソナチネ後半と同程度、もしくはやや難易度が高いといった程度でしょうか。
16分音符に5連符が出てくるところはフォルテが3つも表記されているため、相当な迫力を演出しなければなりません。
ここは難易度が高い部分ですので、重点的に練習することをオススメします。
2つのラプソディー Op.79 第1番Johannes Brahms

中学生や高校生が出場するピアノコンクールにて、頻繁に演奏されるヨハネス・ブラームスの名作『2つのラプソディー』。
今回紹介するのは、その中でも特にポピュラーな『2つのラプソディー Op.79 第1番』です。
声部が多い作品ということもあり、ややぼやけた雰囲気になりがちですが、迫力がある作品です。
和音の配置がフォルテシモになりやすいため、メリハリのある演奏を意識しすぎずに弾くことで良い演奏に仕上げられるでしょう。
クシコス・ポストHermann Necke

1895年に発表されたこの作品は、ドイツの作曲家ヘルマン・ネッケによるピアノ曲です。
ハンガリーの馬を扱う牧童「チコーシュ」と、馬に乗った曲芸「ポスト」から名付けられました。
リズミカルで生き生きとしたメロディが特徴的で、駆ける馬のひづめの音や揺れる馬車を連想させる音型が感じられます。
左手で奏でられる慌ただしい音型や、右手で表現される跳躍が、聴く人に速度感と疾走感を与えます。
明るく力強い華やかさを持つ本作は、ピアノの魅力を存分に味わえる1曲。
ぜひ弾いてみてくださいね。






