【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
皆さんは華やかなピアノ曲といえばどんな曲をイメージしますか?
メロディと伴奏を同時に演奏でき、滑らかに旋律をつなげていくだけではなく、打楽器のように勇壮なリズムを生み出すこともできるピアノは、1台でオーケストラを再現できる楽器ともいわれています。
「美しさ」、「切なさ」、「はかなさ」など、さまざまな側面を持つピアノの音色ですが、今回は明るく力強い華やかな一面を、思う存分味わえる中級レベルの作品をピックアップしました!
穏やかな曲や切ない曲がお好きな方にも、この機会にピアノの新たな魅力を発見して弾いてみていただけたら幸いです。
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【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!(41〜50)
展覧会の絵より「プロムナード」Modest Mussorgsky

ロシア五人組の1人、モデスト・ムソルグスキーによって作曲されたピアノ組曲『展覧会の絵』。
その中でも特にオススメしたい作品が、こちらの『展覧会の絵より「プロムナード」』です。
日本のメディアでも頻繁に使用されているため、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
実はこの作品、ヴィクトル・ハルトマンというロシアの画家が亡くなったことにショックを受けて作られた作品なんです。
そうした背景を持ちながらも華やかな曲調にまとめられているのは、ムソルグスキー自身が画家の死を悼みながらも、展覧会を心から楽しんでいることのあらわれともいえるでしょう。
アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章Wolfgang Amadeus Mozart

ウィーンの音楽家モーツァルトが31歳の時に作曲した本作は、彼の代表作の一つです。
父の死後間もない1787年8月に完成させ、軽快で楽しげな雰囲気が特徴的。
4つの楽章からなり、特に第1楽章の印象的なメロディは広く知られています。
今回紹介しているものはピアノ独奏バージョンですが、弦楽合奏や弦楽四重奏で演奏されることが多く、どちらも聴く人を魅了します。
モーツァルトの天才的な才能が光る、美しく洗練された旋律と構成は、クラシック音楽ファンだけでなく、誰もが楽しめる魅力にあふれています。
渚のアデリーヌRichard Clayderman

フランスのピアニスト、リチャード・クレイダーマンのデビュー曲である『渚のアデリーヌ』。
38カ国で発売されたレコードが、2,200万枚の大ヒットを記録した有名ピアノ作品です。
レコードがテレビやCMのBGMとして、あるいは電子ピアノに内蔵されている自動演奏の楽曲として使用されているため、どこかで耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか?
期待感が膨らむ軽やかな前奏や、爽やかなメロディーに癒やされながら、力を抜いて演奏してみてくださいね!
ワルツ第1番 変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」Frederic Chopin

『別れの曲』のように繊細で美しい旋律が印象的なフレデリック・ショパンですが、ショパンの音楽性の幅は広く、いくつもの華やかな名曲を生み出しています。
そのなかでも特にオススメしたい作品が、こちらの『華麗なる大円舞曲』。
当時の出版事情に対するフラストレーションを昇華させた作品ということもあり、ウィンナワルツのような表面的な華やかさだけでなく、同時に奥深さも感じられます。
この作品が生まれてから、演奏時間が長めのワルツが普及し始めたとされており、歴史的に見ても重要な作品といえます。
ピアノ曲集『お菓子の世界』 終曲「お菓子の行進曲」湯山昭

日本を代表する偉大な作曲家の1人、湯山昭さん。
旭日小綬章を受賞している偉人ですね。
そんな彼の作品のなかでも、特に華やかな雰囲気にまとめられている作品が、こちらの『ピアノ曲集「お菓子の世界」終曲「お菓子の行進曲」』。
子供から大人まで楽しめるようにというコンセプトのもと、1973年に作曲された作品ですが、非常におしゃれなメロディのため、子供が歌う童謡などとはまったく雰囲気が異なります。
ジャズやフゲッタを主体としたさまざまなジャンルの旋律が入り乱れる様子を、楽しみながら演奏できるとよいですね。
ハンガリー舞曲 第5番Johannes Brahms

連弾の練習曲として発表会などでも頻繁に耳にするヨハネス・ブラームスの作品『ハンガリー舞曲 第5番』。
誰しも一度は耳にする名曲ですね。
この作品はロマの音楽から強い影響を受けた作品で、のちのジプシージャズにも通ずる旋律がいたるところで登場します。
華やかというよりは激情を感じさせるメロディーですが、中盤には柔らかさも感じる華やかなメロディーにまとめられています。
連弾の華やかさはそのままに、独奏用にアレンジされた楽譜も出版されていますので、ぜひチャレンジしてみてください!
舟歌 Op.60 CT6 嬰ヘ長調Frederic Chopin

「舟歌」とは水の都ヴェネツィアのゴンドラをイメージしたピアノ曲であり、もともとは船頭が船に乗って口ずさんでいた歌が由来なのだとか。
数多くの著名な作曲家が「舟歌」を作曲していますが、なかでも特に有名なのがフレデリック・ショパンの作品!
通常「舟歌」はゆったりとした8分の6拍子で構成されていますが、ショパンの『舟歌』は8分の12拍子を用いて雄大な、そして優雅な雰囲気を演出している点が特徴的です。
陽光に照らされた水面にゴンドラが浮かぶ優雅な風景を想像しながら演奏してみてくださいね。






