【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
皆さんは華やかなピアノ曲といえばどんな曲をイメージしますか?
メロディと伴奏を同時に演奏でき、滑らかに旋律をつなげていくだけではなく、打楽器のように勇壮なリズムを生み出すこともできるピアノは、1台でオーケストラを再現できる楽器ともいわれています。
「美しさ」、「切なさ」、「はかなさ」など、さまざまな側面を持つピアノの音色ですが、今回は明るく力強い華やかな一面を、思う存分味わえる中級レベルの作品をピックアップしました!
穏やかな曲や切ない曲がお好きな方にも、この機会にピアノの新たな魅力を発見して弾いてみていただけたら幸いです。
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【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!(41〜50)
ピアノソナタ第11番 イ長調 K. 331 第3楽章「トルコ行進曲」Wolfgang Amadeus Mozart

誰もが一度は耳にしたことのある名曲『トルコ行進曲』。
小学生や中学生のころ、ピアノを習っている同級生が弾いていたなんて経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
そんな『トルコ行進曲』の魅力は、華やかさと力強さを兼ね備えているところにあります。
華やかな作品というのは、ワルツなどを主体とした柔らかい旋律が一般的ですが、この作品にはメフテル軍楽隊のリズムが取り入れられており、力強さも十分に感じられます。
かっちりとした雰囲気とワルツの軽やかさの両方を、うまく表現できるとよいでしょう。
ピアノ曲集『お菓子の世界』 終曲「お菓子の行進曲」湯山昭

日本を代表する偉大な作曲家の1人、湯山昭さん。
旭日小綬章を受賞している偉人ですね。
そんな彼の作品のなかでも、特に華やかな雰囲気にまとめられている作品が、こちらの『ピアノ曲集「お菓子の世界」終曲「お菓子の行進曲」』。
子供から大人まで楽しめるようにというコンセプトのもと、1973年に作曲された作品ですが、非常におしゃれなメロディのため、子供が歌う童謡などとはまったく雰囲気が異なります。
ジャズやフゲッタを主体としたさまざまなジャンルの旋律が入り乱れる様子を、楽しみながら演奏できるとよいですね。
舟歌 Op.60 CT6 嬰ヘ長調Frederic Chopin

「舟歌」とは水の都ヴェネツィアのゴンドラをイメージしたピアノ曲であり、もともとは船頭が船に乗って口ずさんでいた歌が由来なのだとか。
数多くの著名な作曲家が「舟歌」を作曲していますが、なかでも特に有名なのがフレデリック・ショパンの作品!
通常「舟歌」はゆったりとした8分の6拍子で構成されていますが、ショパンの『舟歌』は8分の12拍子を用いて雄大な、そして優雅な雰囲気を演出している点が特徴的です。
陽光に照らされた水面にゴンドラが浮かぶ優雅な風景を想像しながら演奏してみてくださいね。
即興曲 FP176 第15番 ハ短調「エディット・ピアフを讃えて」Francis Poulenc

フランシス・プーランクの名作『即興曲 FP176 第15番 ハ短調「エディット・ピアフを讃えて」』。
フランスを代表するシャンソニエ、エディット・ピアフ。
本作はプーランクが敬愛するエディット・ピアフに対するリスペクトが込められた作品です。
難易度はピアノバースで言うところのDかEの中間あたりでしょうか。
装飾音符を綺麗に弾くことで、楽曲の仕上がりが大きく変わるので、そこを意識しながら練習していくと良いでしょう。
ハンガリー舞曲 第5番Johannes Brahms

連弾の練習曲として発表会などでも頻繁に耳にするヨハネス・ブラームスの作品『ハンガリー舞曲 第5番』。
誰しも一度は耳にする名曲ですね。
この作品はロマの音楽から強い影響を受けた作品で、のちのジプシージャズにも通ずる旋律がいたるところで登場します。
華やかというよりは激情を感じさせるメロディーですが、中盤には柔らかさも感じる華やかなメロディーにまとめられています。
連弾の華やかさはそのままに、独奏用にアレンジされた楽譜も出版されていますので、ぜひチャレンジしてみてください!
愛の挨拶Edward Elgar

ロマンティックな雰囲気に満ちたこの曲は、1888年にエドワード・エルガーが愛妻キャロライン・アリス・ロバーツへ婚約記念として贈られた作品です。
優美で甘美な旋律が特徴で、結婚式や記念日の音楽としても親しまれています。
ヴァイオリンとピアノのために作曲されましたが、ピアノ独奏や管弦楽版などさまざまな編成で楽しめます。
シンコペーションのリズムが印象的で、緩やかに始まり、中間部で転調し、再び主題が戻って高揚しながら終わります。
愛に溢れたこの名曲は、新しい出会いの季節として春の雰囲気にもぴったりです。
シャコンヌJ.S.Bach=Busoni

『シャコンヌ』は、ヨハン・セバスティアン・バッハの『無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ』のなかの最終楽章にあります。
ヴァイオリン曲としても非常に有名ですが、フェルッチョ・ブゾーニがピアノのために編曲しました。
ブゾーニはイタリア出身の作曲家で、バッハの音楽に深い造詣を持ち、その編曲は原曲の精神を尊重しつつ、ピアノならではの豊かな表現を追求しています。
16世紀のスペインの舞曲を元にしたこの曲は、短い主題から始まり、次々と変奏を重ねていきます。
技巧的にも挑戦的で、ピアノの可能性を最大限に引き出す構成となっています。
クラシック音楽の壮大さと繊細さを味わいたい方におすすめの1曲です。
ピアノのための6つの小品 Op.118-3「バラード」Johannes Brahms

ドイツを代表する偉大な作曲家、ヨハネス・ブラームス。
中級レベルの楽曲をいくつも生み出してきたブラームスですが、その中でも特にオススメしたいのがこちらの『ピアノのための6つの小品 Op.118-3「バラード」』。
ブラームスの魅力である重厚な旋律が印象的な1曲です。
本作の難易度はツェルニーでいうところの40~50番あたりでしょうか。
前後が難しいと言われる本作ですが、中間部には重音のレガート奏法が求められるため、激しいパッセージが連発するような作品よりも細部に注意を払って演奏してみてくださいね。
華やかなワルツGlenda Austin

華やかで優雅なワルツのリズムに乗せて、ジャズの要素が巧みに織り込まれた本作は聴く人の心を魅了します。
流麗な旋律の中にも現代的なアレンジが施され、その洗練された曲調は演奏者の表現力を引き出してくれます。
グレンダ・オースティンの作品はピアノ教室や音楽教育の現場で教材として採用されており、発表会やコンクールでの演奏曲として選ばれることも多い作品です。
本作は、ワルツ特有のリズム感を大切にしながらも、技術的な挑戦と音楽的な楽しさを兼ね備えた楽曲として、小学校高学年の学習者にぴったりの1曲といえるでしょう。
楽興の時 Op.16 No.6Sergei Vasil’evich Rachmaninov

ロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフが作曲した『楽興の時』のなかの第6曲。
豊かな和声と複雑なリズムが特徴的で、力強いメロディが印象的です。
1905年に完成されたこの曲は、感情豊かでドラマチックな構造が魅力。
ピアノの技巧的な要素とともに、彼の感情的な表現力が存分に発揮されています。
華麗で情感豊かな音楽性は、ラフマニノフならでは。
広範なダイナミクスと複雑なハーモニーを用いて、感情の波を表現しているのが聴きどころですね。
ピアノの明るく力強い華やかな一面を味わいたい方におすすめの1曲です。



