【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
皆さんは華やかなピアノ曲といえばどんな曲をイメージしますか?
メロディと伴奏を同時に演奏でき、滑らかに旋律をつなげていくだけではなく、打楽器のように勇壮なリズムを生み出すこともできるピアノは、1台でオーケストラを再現できる楽器ともいわれています。
「美しさ」、「切なさ」、「はかなさ」など、さまざまな側面を持つピアノの音色ですが、今回は明るく力強い華やかな一面を、思う存分味わえる中級レベルの作品をピックアップしました!
穏やかな曲や切ない曲がお好きな方にも、この機会にピアノの新たな魅力を発見して弾いてみていただけたら幸いです。
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【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!(31〜40)
渚のアデリーヌRichard Clayderman

フランスのピアニスト、リチャード・クレイダーマンのデビュー曲である『渚のアデリーヌ』。
38カ国で発売されたレコードが、2,200万枚の大ヒットを記録した有名ピアノ作品です。
レコードがテレビやCMのBGMとして、あるいは電子ピアノに内蔵されている自動演奏の楽曲として使用されているため、どこかで耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか?
期待感が膨らむ軽やかな前奏や、爽やかなメロディーに癒やされながら、力を抜いて演奏してみてくださいね!
2つのラプソディー Op.79 第1番Johannes Brahms

中学生や高校生が出場するピアノコンクールにて、頻繁に演奏されるヨハネス・ブラームスの名作『2つのラプソディー』。
今回紹介するのは、その中でも特にポピュラーな『2つのラプソディー Op.79 第1番』です。
声部が多い作品ということもあり、ややぼやけた雰囲気になりがちですが、迫力がある作品です。
和音の配置がフォルテシモになりやすいため、メリハリのある演奏を意識しすぎずに弾くことで良い演奏に仕上げられるでしょう。
6つのワルツ op.83 第1曲Auguste Durand

フランスを代表する偉大なオルガニストの1人、オーギュスト・デュラン。
オルガニストによる作曲は、普段教会で演奏することもあってか、華やかで美しい作品が多い傾向にありますよね。
こちらの『6つのワルツ op.83 第1曲』も例外ではありません。
この作品はとにかくこの世にある幸せをかき集めたようなメロディーで、どのパートを切り取っても華やかに聴こえます。
クセのない1曲なので、発表会やちょっとしたパーティーでの演奏にもオススメですよ!
抒情小曲集 第8集 Op.65 第6曲「トロルドハウゲンの婚礼の日」Edvard Hagerup Grieg

グリーグの名作『抒情小曲集 第8集 Op.65 第6曲「トロルドハウゲンの婚礼の日」』。
グリーグらしさが表れている作品といわれており、演奏家の間でも広く親しまれています。
そんなこの作品の難易度はソナチネ後半と同程度、もしくはやや難易度が高いといった程度でしょうか。
16分音符に5連符が出てくるところはフォルテが3つも表記されているため、相当な迫力を演出しなければなりません。
ここは難易度が高い部分ですので、重点的に練習することをオススメします。
アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章Wolfgang Amadeus Mozart

ウィーンの音楽家モーツァルトが31歳の時に作曲した本作は、彼の代表作の一つです。
父の死後間もない1787年8月に完成させ、軽快で楽しげな雰囲気が特徴的。
4つの楽章からなり、特に第1楽章の印象的なメロディは広く知られています。
今回紹介しているものはピアノ独奏バージョンですが、弦楽合奏や弦楽四重奏で演奏されることが多く、どちらも聴く人を魅了します。
モーツァルトの天才的な才能が光る、美しく洗練された旋律と構成は、クラシック音楽ファンだけでなく、誰もが楽しめる魅力にあふれています。
【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!(41〜50)
幻想曲「さくらさくら」平井康三郎

日本の伝統と西洋音楽の融合を追求した作曲家、平井康三郎。
1971年に発表された本作は、箏曲「さくらさくら」をモチーフに、ロマン派のピアノ技法と和の響きを見事に調和させた幻想曲です。
序奏から始まり、のびやかな「さくら」の旋律が展開。
さまざまな速度変化や太鼓を模したリズムなど、変化に富んだ構成が魅力的です。
日本の風景や文化を象徴する桜をテーマに、ピアノ1台で幻想的な世界を描き出す本作。
和洋折衷の音楽に興味がある方や、日本の四季を音で表現したい方にぴったりの1曲です。
フランスの歌 「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲「きらきら星変奏曲」Wolfgang Amadeus Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの名作『きらきら星変奏曲』。
誰しも一度は耳にする名曲ですね。
この作品のテーマのメロディは、現在では子供の寝かしつけの際に口ずさむ歌などの定番として知られていますが、もととなったフランスの歌曲はなかなかに情熱的な恋の歌なんです。
序盤にはそういった背景は見えませんが、中盤から終盤にかけて演奏難易度が高くなるとともに、もとの作品の色が強くなってくるのが特徴です。
ぜひ、すべてのバリエーションに挑戦してみてください!