【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
皆さんは華やかなピアノ曲といえばどんな曲をイメージしますか?
メロディと伴奏を同時に演奏でき、滑らかに旋律をつなげていくだけではなく、打楽器のように勇壮なリズムを生み出すこともできるピアノは、1台でオーケストラを再現できる楽器ともいわれています。
「美しさ」、「切なさ」、「はかなさ」など、さまざまな側面を持つピアノの音色ですが、今回は明るく力強い華やかな一面を、思う存分味わえる中級レベルの作品をピックアップしました!
穏やかな曲や切ない曲がお好きな方にも、この機会にピアノの新たな魅力を発見して弾いてみていただけたら幸いです。
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【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!(1〜10)
バラード 第1番 Op.23Frederic Chopin

ロマン派を代表する作曲家フレデリック・ショパンが1835年に作曲したピアノ独奏曲です。
4曲あるバラードのなかで1番最初に書かれ、ショパンの短い人生の中でも比較的初期にあたる作品。
そのため後期の作品に比べると、エネルギッシュな若さを感じさせられますが、内容の充実さや感情的な深みも十分に兼ね備えています。
2002年の映画『戦場のピアニスト』で使用されたほか、フィギュアスケーターの浅田真央選手と羽生結弦選手が使用したことでも知られています。
ピアノの魅力を存分に味わいたい方におすすめの1曲です。
ピアノソナタk.545 ハ長調Wolfgang Amadeus Mozart

穏やかで優美な旋律と、軽快なリズムが調和した作品です。
3楽章で構成された本作は、まるでひとつの物語を聴いているかのような魅力に溢れています。
第1楽章は明るく爽やかな旋律が印象的で、第2楽章では柔らかい表情を見せながら、優雅な雰囲気を醸し出します。
第3楽章では遊び心のある明るい旋律が心を弾ませてくれます。
1788年6月に書かれた本作は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの繊細な技巧と豊かな表現力が存分に活かされており、華やかで洗練された響きを楽しめます。
心温まる旋律とピアノならではの魅力が詰まった本作は、気分転換や癒しの時間を求める方におすすめの1曲です。
アラベスク第1番Claude Debussy

ポリリズムを習得するにあたって、頻繁に演奏されるクロード・ドビュッシーの名作『アラベスク第1番』。
名前は知らなくても耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか?
日本では、車のCMなどにも使用されていますね。
この作品をひと言で言い表すなら、音の泉といったところでしょうか。
華やかもありながら、水のような繊細さや柔らかさを持つ、非常に美しい作品です。
ペダリングの違いで雰囲気が大きく変わる作品ですので、複数の演奏者を聴き比べてみるのもおもしろいかもしれません。
【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!(11〜20)
エチュード Op.10 No.1Frederic Chopin

19世紀を代表するロマン派の作曲家、フレデリック・ショパンの『エチュード Op.10』の第1番は、華やかで力強い印象の作品です。
右手による広範囲なアルペッジョが特徴的で、まるで滝のような流れを感じさせます。
『エチュード』とあるように技巧的な練習曲ではありますが、音楽的な表現も重視されており、響きや風景の変化も感じられると良いですね。
また、右手のアルペッジョは4オクターブを超える音域をカバーし、演奏者の技術を存分に引き出します。
ピアノの魅力を存分に味わいたい方や、華やかな旋律が好きな方におすすめの1曲です。
愛の夢 第3番Franz Liszt

ハンガリー出身の作曲家フランツ・リストが手掛けたこの曲は、深い愛の感情を表現しています。
特に本作は、愛する人への思いを穏やかに、そして切なく奏でる珠玉の名曲。
1845年に歌曲として作曲され、1850年にピアノ独奏版に編曲されました。
美しい旋律が印象的な本作は、愛の尊さと儚さを表現しています。
中間部では情熱的な盛り上がりを見せ、しっとりした旋律だけでなく華やかさも兼ね備えているため、おすすめの作品です。
無言歌集 第1巻 第3番 狩人の歌 Op.19Felix Mendelssohn

力強く躍動感のある旋律が印象的なピアノ曲です。
狩りの情景を巧みに表現した本作は、ホルンの響きを思わせる華やかな音色と、繊細なリズムが特徴的。
1832年に出版されたアルバム『無言歌集 第1巻』に収録され、今なお多くのピアニストに愛され続けています。
音楽の中に描かれた狩りの興奮と高揚感は、聴く人の心を瞬く間に魅了するでしょう。
フェリックス・メンデルスゾーンの豊かな表現力が遺憾なく発揮された本作は、華やかで活気に満ちた演奏を楽しみたい方や、ピアノの多彩な表現力に触れたい方にぴったりの1曲です。
幸福 作品292-6Gustav Lange

優雅な旋律とリズミカルな演奏が印象的な本作は、上品さと華やかさを兼ね備えた美しいピアノ曲です。
19世紀のヨーロッパで人気を博したサロン音楽の魅力を存分に味わえる作品で、穏やかで優美な旋律が聴く人の心を癒やしてくれます。
和声の豊かな響きと、シンプルながらも情感が豊かなメロディーラインが絶妙なバランスで織り込まれており、表現力を活かした演奏を楽しめます。
家庭や小規模な集まりでの演奏に最適で、グスタフ・ランゲの代表作品として多くの人々に愛され続けてきました。
音楽を通じて幸福感を共有したい方や、優雅な雰囲気の曲を探している方におすすめの1曲です。






