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【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!

皆さんは華やかなピアノ曲といえばどんな曲をイメージしますか?

メロディと伴奏を同時に演奏でき、滑らかに旋律をつなげていくだけではなく、打楽器のように勇壮なリズムを生み出すこともできるピアノは、1台でオーケストラを再現できる楽器ともいわれています。

「美しさ」、「切なさ」、「はかなさ」など、さまざまな側面を持つピアノの音色ですが、今回は明るく力強い華やかな一面を、思う存分味わえる中級レベルの作品をピックアップしました!

穏やかな曲や切ない曲がお好きな方にも、この機会にピアノの新たな魅力を発見して弾いてみていただけたら幸いです。

【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!(51〜60)

3つの軍隊行進曲 D733 Op.51 第1番Franz Schubert

軍隊行進曲 第1番(シューベルト)Schubert – Military March No.1 in D major – pianomaedaful
3つの軍隊行進曲 D733 Op.51 第1番Franz Schubert

管弦楽や吹奏楽でも頻繁に演奏されるフランツ・シューベルトの名作『3つの軍隊行進曲』。

ファンファーレの音形をともなった、RPGゲームに登場するような華やかなメロディーが印象的な作品集です。

その中でも特にオススメしたい作品が、こちらの『3つの軍隊行進曲 第1番』。

作品集のトップバッターを務める4分の2拍子、ニ長調の作品で、冒険や旅の始まりを感じさせるような高揚感のただよう華やかなメロディーが魅力です。

『蝶々』作品2 第10曲「仮面を脱ぐ」Robert Schumann

Waltz in C major “Vivo” (Papillons, Op.2, No.10) – Robert Schumann
『蝶々』作品2 第10曲「仮面を脱ぐ」Robert Schumann

心躍るような旋律と繊細な表現が魅力のロベルト・シューマンの初期ピアノ組曲。

わずか12の小品から成る本作は、仮面舞踏会の様子を音楽で描いた小さな物語集です。

1831年に書かれたこの曲は、特に第10曲で物語のクライマックスを迎え、仮面を交換する場面を鮮やかに表現しています。

文学からインスピレーションを得た音楽は、初心者でも手が届く難易度でありながら、ロマン派特有の詩情があふれる世界を体験できます。

ピアノを始めたばかりの方や、短い曲で達成感を味わいたい方にぴったり。

技術的に難しくないので、表現力を磨く練習にも最適です。

エチュード第13番変イ長調Op.25-1「エオリアンハープ」Frederic Chopin

ショパン – エチュードOp.25-1「エオリアンハープ」Chopin:Etude Op.25 No.1 “Aeolian Harp” – クラシックピアノ- CANACANA
エチュード第13番変イ長調Op.25-1「エオリアンハープ」Frederic Chopin

春の息吹を感じさせるこの曲は、流麗なアルペジオの連続が特徴的です。

右手が奏でる絶え間ない音の流れは、まるで風に揺れるハープの音色のよう。

その中に左手で紡がれる繊細な旋律が織り込まれ、牧歌的な風景を思い起こさせます。

1836年から1837年にかけて作曲されたこの作品は、技術的な練習曲でありながら、深い音楽的表現を追求しています。

演奏時間は約2分30秒ですが、その短い時間に芸術性と技巧が凝縮されています。

ピアノ学習者はもちろん、美しい音楽に心を癒されたい方にもおすすめの1曲です。

幻想曲 Op.28Alexander Scriabin

谷 昂登/スクリャービン:幻想曲 ロ短調 Op.28(入賞者ガラコンサート)Scriabin: Fantasie in B minor Op.28(2021)
幻想曲 Op.28Alexander Scriabin

ロシアの作曲家アレクサンドル・スクリャービンが1900年に作曲したピアノ独奏曲。

単一楽章のソナタ形式で書かれ、高度な技巧を要求する作品です。

冒頭のロ短調で始まり、その後ニ長調の美しい旋律が登場。

中盤では激しい対位法的な展開があり、両手のアルペジオが印象的。

フィナーレではロ長調での力強い終結部があり、ワーグナーの影響を感じさせるクライマックスを迎えます。

複雑なテクスチャと豊かな感情表現が特徴的な本作。

スクリャービンの中期作品としての重要性が高く、後期の抽象的な作品への橋渡し的役割を果たしています。

華やかで力強い一面を持つピアノ作品をお探しの方におすすめです。

ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」Frederic Chopin

フレデリック・ショパンの名作として知られるこの曲は、恋人ジョルジュ・サンドの愛犬が尻尾を追いかける姿から着想を得て作曲されました。

1846年から1848年にかけて作曲され、軽快なリズムと耳に残るメロディが特徴的。

かわいらしさと勢いのあるテンポ感で、ピアノを習う子供たちからも大人気の1曲です。

粒をそろえて弾くには、練習を重ねることはもちろん、指がスムーズに動く指使いを選ぶことも大切。

譜読みの段階で正しい指使いを徹底することで、テンポを無理なく上げられますよ!

謝肉祭 Op.9Robert Alexandet Schumann

Shio Okui – Schumann Carnaval Op.9 シューマン 謝肉祭 奥井紫麻
謝肉祭 Op.9Robert Alexandet Schumann

ドイツ・ロマン派を代表する作曲家ロベルト・シューマンが1834年から1835年にかけて作曲したピアノ曲集。

21の短い楽章からなり、仮面舞踏会の参加者や友人、イタリア喜劇の登場人物などを描写しています。

各楽章は異なるキャラクターやテーマを持ち、シューマンの内向的な面や情熱的な面を表現。

特徴的なハーモニーやリズムの工夫が見られ、ロマン派音楽の精神を豊かに表現しています。

本作には、シューマンの婚約者への思いや文学的な趣味が反映されており、「A-S-C-H」や「S-C-H-A」という音符の配列に暗号的なメッセージが込められています。

1910年にはバレエ作品としても取り上げられ、他の芸術分野にも影響を与えました。

I am(『報道ステーション』テーマ曲)森田真奈美

【ピアノ】報道ステーションOP/I am/楽譜あり/弾いてみた/Manami Morita/Piano/CANACANA
I am(『報道ステーション』テーマ曲)森田真奈美

日本人なら誰でも一度は耳にするであろう名曲『I am』。

有名なニュース番組『報道ステーション』のテーマソングとして知られている楽曲ですね。

そんな本作の難易度は、中級のなかでも上位のレベルで、ツェルニーでは50番から60番あたりといったところでしょうか。

ジャンルとしてはジャズで、難所は序盤の激しい高音部のパッセージ。

クラシックではなかなか味わえない、ジャズ特有の難しさがある作品ですが、かっこいい曲なのでぜひ挑戦してみてくださいね。

パレードMaurice Ravel

Maurice Ravel – La Parade [w/ score]
パレードMaurice Ravel

壮大な物語の始まりを告げるような、力強くドラマティックなサウンドが聴く人の心を揺さぶる一曲。

広島県で教壇に立ちながら、吹奏楽作品を数多く手掛ける堀内俊男さんの作品です。

静かなパートでの繊細な音の対話から、全合奏が一体となって突き進むクライマックスへの展開は圧巻で、まるで伝説の序章を音楽で体験しているかのような没入感が味わえます。

この楽曲は2006年、全日本吹奏楽コンクールの課題曲として書かれ、参考演奏がアルバム『全日本吹奏楽コンクール課題曲参考演奏集2005‑2008』に収められています。

個々の技術だけでなくバンド全体の表現力が問われる本作は、仲間と一つの壮大な物語を紡ぎたい時にこそ演奏してほしい名曲です。

エチュード Op25 No.11「木枯らし」Frederic Chopin

AIMI KOBAYASHI– Etude in A minor, Op. 25 No. 11 (18th Chopin Competition, first stage)
エチュード Op25 No.11「木枯らし」Frederic Chopin

19世紀を代表するロマン派の作曲家、フレデリック・ショパンが1836年に作曲したこの曲は、『エチュード 作品25』のなかの第11番です。

激しい音の流れと左手の跳躍が特徴的で、冬の嵐を音で表現したかのよう。

イ短調の主題が繰り返される中、時折ハ長調に転調し、感情的な対比を生み出します。

演奏者には高度な技術と持久力が求められますが、単なる技巧的な練習曲ではなく、深い音楽的表現を伴う作品となっています。

ロマン派音楽の特色である感情の深さと技術的な精緻さを兼ね備えた本作は、ピアノの新たな魅力を発見したい方におすすめです。

映画『グリーンブック』の終盤でも使用されており、主人公のピアニストが演奏するシーンに登場します。

ジュ・トゥ・ヴ(あなたが欲しい)Éric Satie

美しく甘美なワルツは、優雅なメロディーとともに心に響きます。

1900年に誕生したこの楽曲は、情熱的な愛の言葉をストレートに表現した官能的な歌詞とともに、パリのカフェやキャバレーで演奏され人々を魅了してきました。

ロマンティックでありながらも、後のアンビエント音楽の先駆けとなった独創的な和声進行は、聴く人に夢のような感覚を与えます。

流れるようなメロディーと3拍子のリズムが印象的な本作は、ピアノの透明感のある音色を存分に楽しめる名曲です。

優雅な雰囲気を味わいたい方や、心に響く美しいメロディーを求めている方にぜひお勧めしたい一曲です。