【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
皆さんは華やかなピアノ曲といえばどんな曲をイメージしますか?
メロディと伴奏を同時に演奏でき、滑らかに旋律をつなげていくだけではなく、打楽器のように勇壮なリズムを生み出すこともできるピアノは、1台でオーケストラを再現できる楽器ともいわれています。
「美しさ」、「切なさ」、「はかなさ」など、さまざまな側面を持つピアノの音色ですが、今回は明るく力強い華やかな一面を、思う存分味わえる中級レベルの作品をピックアップしました!
穏やかな曲や切ない曲がお好きな方にも、この機会にピアノの新たな魅力を発見して弾いてみていただけたら幸いです。
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【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!(41〜50)
ハンガリー舞曲 第5番Johannes Brahms

連弾の練習曲として発表会などでも頻繁に耳にするヨハネス・ブラームスの作品『ハンガリー舞曲 第5番』。
誰しも一度は耳にする名曲ですね。
この作品はロマの音楽から強い影響を受けた作品で、のちのジプシージャズにも通ずる旋律がいたるところで登場します。
華やかというよりは激情を感じさせるメロディーですが、中盤には柔らかさも感じる華やかなメロディーにまとめられています。
連弾の華やかさはそのままに、独奏用にアレンジされた楽譜も出版されていますので、ぜひチャレンジしてみてください!
【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!(51〜60)
ジ・エンターテイナーScott Joplin

ラグタイムの王として多くのアーティストたちに影響を与えた偉大な作曲家、スコット・ジョプリン。
ジャズと同様にラグタイムが人気を集めていた時代に最も活躍したアーティストですね。
そんなスコット・ジョプリンの作品のなかでも、特にオススメしたい華やかな1曲が、こちらの『ジ・エンターテイナー』。
日本でもYouTubeやバラエティ番組などで頻繁に演奏されるため、ご存じの方は多いと思います。
テレビのイメージに引っ張られがちですが、フラットに聴いてみると華やかなで魅力的な旋律であることがおわかりいただけるのではないでしょうか。
ポロネーズ第3番イ長調 Op.40-1「軍隊ポロネーズ」Frederic Chopin

明るく威厳のある曲調から『軍隊ポロネーズ』の愛称で親しまれている『ポロネーズ第3番イ長調 作品40-1』。
堂々たる雰囲気とリズムは、フレデリック・ショパンの祖国ポーランドの雄大さを表現しているともいわれています。
ひねりのないシンプルな構成で作曲されているため、親しみを感じやすいのもこの曲の魅力の一つ。
最初から最後まで力強さを保ったまま演奏するためには、腕や肩の力を抜くことが大切です。
和音の連続で体が固まりやすいので、まずは少し簡単にアレンジされた楽譜から挑戦してみるのもよいかもしれませんね。
組曲「仮面舞踏会」第1曲「ワルツ」Aram Khachaturian

優雅なワルツのリズムが印象的なアラム・ハチャトゥリアンの名曲。
1941年に劇音楽として作られたこの曲は、賭博師の主人公が妻を誤って毒殺してしまう悲劇を描いた戯曲のために書かれました。
華やかで魅力的な旋律は、仮面舞踏会の雰囲気を見事に表現しています。
曲全体にちりばめられた民俗的な要素が、ハチャトゥリアン独特の世界観を作り出しているのも注目ポイント。
明るく華やかな曲調と、豊かな表現力を発揮しやすい構造をあわせ持ち、発表会にもピッタリ。
フィギュアスケートのプログラム曲としても使用され、多くの人に親しまれている人気曲です。
シャコンヌJ.S.Bach=Busoni

『シャコンヌ』は、ヨハン・セバスティアン・バッハの『無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ』のなかの最終楽章にあります。
ヴァイオリン曲としても非常に有名ですが、フェルッチョ・ブゾーニがピアノのために編曲しました。
ブゾーニはイタリア出身の作曲家で、バッハの音楽に深い造詣を持ち、その編曲は原曲の精神を尊重しつつ、ピアノならではの豊かな表現を追求しています。
16世紀のスペインの舞曲を元にしたこの曲は、短い主題から始まり、次々と変奏を重ねていきます。
技巧的にも挑戦的で、ピアノの可能性を最大限に引き出す構成となっています。
クラシック音楽の壮大さと繊細さを味わいたい方におすすめの1曲です。
愛の喜びFritz Kreisler

ウィーンの伝統的なワルツの要素を取り入れた軽やかな舞曲で、明るく陽気な旋律が特徴です。
聴く人に喜びや楽しさを伝える作品となっており、心の底から湧き上がる幸福感を表現しています。
1905年に発表された『3つの古いウィーンの舞曲』の一部として作曲され、当初は19世紀の作曲家の作品として紹介されていました。
ヴァイオリンとピアノのデュオとして演奏されることが多いですが、ピアノソロや他の楽器編成によるアレンジも存在します。
クラシック音楽の名曲として広く親しまれており、映画やテレビ番組、CMなどでも頻繁に使用されています。
明るく華やかな旋律が魅力的な本作は、クラシック音楽初心者の方にもおすすめです。
楽興の時 Op.16 No.6Sergei Vasil’evich Rachmaninov

ロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフが作曲した『楽興の時』のなかの第6曲。
豊かな和声と複雑なリズムが特徴的で、力強いメロディが印象的です。
1905年に完成されたこの曲は、感情豊かでドラマチックな構造が魅力。
ピアノの技巧的な要素とともに、彼の感情的な表現力が存分に発揮されています。
華麗で情感豊かな音楽性は、ラフマニノフならでは。
広範なダイナミクスと複雑なハーモニーを用いて、感情の波を表現しているのが聴きどころですね。
ピアノの明るく力強い華やかな一面を味わいたい方におすすめの1曲です。