【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
皆さんは華やかなピアノ曲といえばどんな曲をイメージしますか?
メロディと伴奏を同時に演奏でき、滑らかに旋律をつなげていくだけではなく、打楽器のように勇壮なリズムを生み出すこともできるピアノは、1台でオーケストラを再現できる楽器ともいわれています。
「美しさ」、「切なさ」、「はかなさ」など、さまざまな側面を持つピアノの音色ですが、今回は明るく力強い華やかな一面を、思う存分味わえる中級レベルの作品をピックアップしました!
穏やかな曲や切ない曲がお好きな方にも、この機会にピアノの新たな魅力を発見して弾いてみていただけたら幸いです。
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【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!(51〜60)
ジ・エンターテイナーScott Joplin

ラグタイムの王として多くのアーティストたちに影響を与えた偉大な作曲家、スコット・ジョプリン。
ジャズと同様にラグタイムが人気を集めていた時代に最も活躍したアーティストですね。
そんなスコット・ジョプリンの作品のなかでも、特にオススメしたい華やかな1曲が、こちらの『ジ・エンターテイナー』。
日本でもYouTubeやバラエティ番組などで頻繁に演奏されるため、ご存じの方は多いと思います。
テレビのイメージに引っ張られがちですが、フラットに聴いてみると華やかなで魅力的な旋律であることがおわかりいただけるのではないでしょうか。
3つの軍隊行進曲 D733 Op.51 第1番Franz Schubert

管弦楽や吹奏楽でも頻繁に演奏されるフランツ・シューベルトの名作『3つの軍隊行進曲』。
ファンファーレの音形をともなった、RPGゲームに登場するような華やかなメロディーが印象的な作品集です。
その中でも特にオススメしたい作品が、こちらの『3つの軍隊行進曲 第1番』。
作品集のトップバッターを務める4分の2拍子、ニ長調の作品で、冒険や旅の始まりを感じさせるような高揚感のただよう華やかなメロディーが魅力です。
愛の喜びFritz Kreisler

ウィーンの伝統的なワルツの要素を取り入れた軽やかな舞曲で、明るく陽気な旋律が特徴です。
聴く人に喜びや楽しさを伝える作品となっており、心の底から湧き上がる幸福感を表現しています。
1905年に発表された『3つの古いウィーンの舞曲』の一部として作曲され、当初は19世紀の作曲家の作品として紹介されていました。
ヴァイオリンとピアノのデュオとして演奏されることが多いですが、ピアノソロや他の楽器編成によるアレンジも存在します。
クラシック音楽の名曲として広く親しまれており、映画やテレビ番組、CMなどでも頻繁に使用されています。
明るく華やかな旋律が魅力的な本作は、クラシック音楽初心者の方にもおすすめです。
即興曲 FP176 第15番 ハ短調「エディット・ピアフを讃えて」Francis Poulenc

フランシス・プーランクの名作『即興曲 FP176 第15番 ハ短調「エディット・ピアフを讃えて」』。
フランスを代表するシャンソニエ、エディット・ピアフ。
本作はプーランクが敬愛するエディット・ピアフに対するリスペクトが込められた作品です。
難易度はピアノバースで言うところのDかEの中間あたりでしょうか。
装飾音符を綺麗に弾くことで、楽曲の仕上がりが大きく変わるので、そこを意識しながら練習していくと良いでしょう。
【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!(61〜70)
エチュード第13番変イ長調Op.25-1「エオリアンハープ」Frederic Chopin

春の息吹を感じさせるこの曲は、流麗なアルペジオの連続が特徴的です。
右手が奏でる絶え間ない音の流れは、まるで風に揺れるハープの音色のよう。
その中に左手で紡がれる繊細な旋律が織り込まれ、牧歌的な風景を思い起こさせます。
1836年から1837年にかけて作曲されたこの作品は、技術的な練習曲でありながら、深い音楽的表現を追求しています。
演奏時間は約2分30秒ですが、その短い時間に芸術性と技巧が凝縮されています。
ピアノ学習者はもちろん、美しい音楽に心を癒されたい方にもおすすめの1曲です。
謝肉祭 Op.9Robert Alexandet Schumann

ドイツ・ロマン派を代表する作曲家ロベルト・シューマンが1834年から1835年にかけて作曲したピアノ曲集。
21の短い楽章からなり、仮面舞踏会の参加者や友人、イタリア喜劇の登場人物などを描写しています。
各楽章は異なるキャラクターやテーマを持ち、シューマンの内向的な面や情熱的な面を表現。
特徴的なハーモニーやリズムの工夫が見られ、ロマン派音楽の精神を豊かに表現しています。
本作には、シューマンの婚約者への思いや文学的な趣味が反映されており、「A-S-C-H」や「S-C-H-A」という音符の配列に暗号的なメッセージが込められています。
1910年にはバレエ作品としても取り上げられ、他の芸術分野にも影響を与えました。
金の粉Erik Satie

音楽界の異端児として有名な作曲家、エリック・サティ。
イージーリスニングのパイオニアといっても過言ではなく、ドビュッシーやラヴェルなどの後世の作曲家に大きな影響を与えた彼。
そんな彼が作曲した華やかなピアノ曲『金の粉』は、彼のこだわりがたっぷりと詰まった1曲です。
華やかさや盛り上がりを見せながらも、全体としてはひかえめな主張にまとめられている点に、サティのこだわりを感じますね。
ぜひチェックしてみてください。