【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
皆さんは華やかなピアノ曲といえばどんな曲をイメージしますか?
メロディと伴奏を同時に演奏でき、滑らかに旋律をつなげていくだけではなく、打楽器のように勇壮なリズムを生み出すこともできるピアノは、1台でオーケストラを再現できる楽器ともいわれています。
「美しさ」、「切なさ」、「はかなさ」など、さまざまな側面を持つピアノの音色ですが、今回は明るく力強い華やかな一面を、思う存分味わえる中級レベルの作品をピックアップしました!
穏やかな曲や切ない曲がお好きな方にも、この機会にピアノの新たな魅力を発見して弾いてみていただけたら幸いです。
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【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!(61〜70)
愛の喜びFritz Kreisler

ウィーンの伝統的なワルツの要素を取り入れた軽やかな舞曲で、明るく陽気な旋律が特徴です。
聴く人に喜びや楽しさを伝える作品となっており、心の底から湧き上がる幸福感を表現しています。
1905年に発表された『3つの古いウィーンの舞曲』の一部として作曲され、当初は19世紀の作曲家の作品として紹介されていました。
ヴァイオリンとピアノのデュオとして演奏されることが多いですが、ピアノソロや他の楽器編成によるアレンジも存在します。
クラシック音楽の名曲として広く親しまれており、映画やテレビ番組、CMなどでも頻繁に使用されています。
明るく華やかな旋律が魅力的な本作は、クラシック音楽初心者の方にもおすすめです。
エチュード Op25 No.11「木枯らし」Frederic Chopin

19世紀を代表するロマン派の作曲家、フレデリック・ショパンが1836年に作曲したこの曲は、『エチュード 作品25』のなかの第11番です。
激しい音の流れと左手の跳躍が特徴的で、冬の嵐を音で表現したかのよう。
イ短調の主題が繰り返される中、時折ハ長調に転調し、感情的な対比を生み出します。
演奏者には高度な技術と持久力が求められますが、単なる技巧的な練習曲ではなく、深い音楽的表現を伴う作品となっています。
ロマン派音楽の特色である感情の深さと技術的な精緻さを兼ね備えた本作は、ピアノの新たな魅力を発見したい方におすすめです。
映画『グリーンブック』の終盤でも使用されており、主人公のピアニストが演奏するシーンに登場します。
エチュード第13番変イ長調Op.25-1「エオリアンハープ」Frederic Chopin

春の息吹を感じさせるこの曲は、流麗なアルペジオの連続が特徴的です。
右手が奏でる絶え間ない音の流れは、まるで風に揺れるハープの音色のよう。
その中に左手で紡がれる繊細な旋律が織り込まれ、牧歌的な風景を思い起こさせます。
1836年から1837年にかけて作曲されたこの作品は、技術的な練習曲でありながら、深い音楽的表現を追求しています。
演奏時間は約2分30秒ですが、その短い時間に芸術性と技巧が凝縮されています。
ピアノ学習者はもちろん、美しい音楽に心を癒されたい方にもおすすめの1曲です。
ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」Frederic Chopin

フレデリック・ショパンの名作として知られるこの曲は、恋人ジョルジュ・サンドの愛犬が尻尾を追いかける姿から着想を得て作曲されました。
1846年から1848年にかけて作曲され、軽快なリズムと耳に残るメロディが特徴的。
かわいらしさと勢いのあるテンポ感で、ピアノを習う子供たちからも大人気の1曲です。
粒をそろえて弾くには、練習を重ねることはもちろん、指がスムーズに動く指使いを選ぶことも大切。
譜読みの段階で正しい指使いを徹底することで、テンポを無理なく上げられますよ!
ワルツ 第6番 変ニ長調「小犬のワルツ」Frederic Chopin

ピアノ独奏のために書かれたこの楽曲は、軽快で華やかなメロディが特徴的です。
右手の速いスケールと左手の安定したワルツリズムが絶妙に組み合わさり、まるで小犬が楽しげに駆け回る様子を描写しているかのようです。
1846年から1848年にかけて作曲され、デルフィナ・ポトツカ伯爵夫人に献呈されました。
演奏時間は約1分半から2分と短めですが、高度な技術と表現力が要求される曲でもあります。
クラシック音楽ファンはもちろん、ピアノ演奏を学ぶ方にもおすすめの一曲です。
映画やアニメのBGMとしても使用され、幅広い層に親しまれています。
おわりに
今回は、華やかな旋律が印象的なピアノの名曲のなかから、中級者向けの作品をジャンル問わずたっぷりご紹介しました。
思わず背筋が伸びてしまうような勇壮な旋律から、明るく華やかなメロディまで、切なく美しいピアノ曲とはまた違った魅力的な側面を持つ作品たちはまだまだたくさんあります。
興味を持っていただけた方は、ぜひ本記事を参考に楽譜を探してみて、ピアノの華やかさを存分に味わえる作品の演奏に挑戦してみてくださいね!






