【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
皆さんは華やかなピアノ曲といえばどんな曲をイメージしますか?
メロディと伴奏を同時に演奏でき、滑らかに旋律をつなげていくだけではなく、打楽器のように勇壮なリズムを生み出すこともできるピアノは、1台でオーケストラを再現できる楽器ともいわれています。
「美しさ」、「切なさ」、「はかなさ」など、さまざまな側面を持つピアノの音色ですが、今回は明るく力強い華やかな一面を、思う存分味わえる中級レベルの作品をピックアップしました!
穏やかな曲や切ない曲がお好きな方にも、この機会にピアノの新たな魅力を発見して弾いてみていただけたら幸いです。
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【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!(11〜20)
Summer久石譲

映画『菊次郎の夏』のために作られたピアノ曲が、夏の爽やかな陽気とあたたかな出会いを表現した名曲として親しまれています。
清々しいリズムにのせて、純真な少年の旅路と心の成長が綴られていき、人生のドラマを見事に音色で描き出しています。
映画公開後は多くのCMでも使用され、トヨタ・カローラのCMでは「変われるって、ドキドキ。」というキャッチコピーとともに放映されました。
シンプルながらも奥深いメロディーは、聴く人の心に響く魅力を持っています。
少年の視点から見る夏の風景を音楽で表現した本作は、温かみのある音色と絶妙な和音の使い方により、懐かしさや切なさも感じられる一曲です。
優しい雰囲気と爽やかな余韻を楽しみたい方におすすめです。
ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄ポロネーズ」Frederic Chopin

『英雄ポロネーズ』として親しまれている、フレデリック・ショパンのピアノ作品のなかでも非常に人気に高い『ポロネーズ第6番変イ長調 作品53』。
半音階的な上昇進行や、力強いリズムが印象的な楽曲です。
そしてなんといっても特徴的なのは、中間部のオクターブの連続!
このパッセージはプロでも完璧に弾きこなすのが難しいため、決して簡単とはいえません。
まずは、オクターブ奏法が省略されたアレンジの楽譜で曲の雰囲気を楽しみ、テクニックがついてきたらオリジナルバージョンに挑戦してみるというのもオススメです!
ジ・エンターテイナーScott Joplin

ラグタイムの王として多くのアーティストたちに影響を与えた偉大な作曲家、スコット・ジョプリン。
ジャズと同様にラグタイムが人気を集めていた時代に最も活躍したアーティストですね。
そんなスコット・ジョプリンの作品のなかでも、特にオススメしたい華やかな1曲が、こちらの『ジ・エンターテイナー』。
日本でもYouTubeやバラエティ番組などで頻繁に演奏されるため、ご存じの方は多いと思います。
テレビのイメージに引っ張られがちですが、フラットに聴いてみると華やかなで魅力的な旋律であることがおわかりいただけるのではないでしょうか。
風の即興曲中田喜直

アルバム『こどものゆめ』に収録された一曲は、まるで風が吹き抜けていくような爽やかな旋律が印象的です。
軽やかで流れるような自由なメロディが心地よく、グリッサンドの技法を取り入れた仕上がりは発表会でも魅力的な要素となっています。
本作は、流麗なフレーズと繊細なタッチが溶け合い、ピアノならではの表現力を存分に引き出した1分20秒の小品。
2011年のピティナ・ピアノコンペティションでC級の課題曲に選ばれた本作は、音楽の楽しさを感じながら技術を磨きたい方におすすめの一曲です。
手の大きさを考慮した自然な運指で、誰もが楽しく演奏できる工夫が施されています。
ソナチネ 第7番 第1楽章Muzio Clementi

優美で軽快な旋律が光る華やかなピアノ作品です。
生き生きとした明るい雰囲気の曲調に、1781年にウィーンで行われたモーツァルトとの演奏対決を思わせるような技巧的な要素も随所に感じられます。
右手で奏でる滑らかなメロディーと左手の伴奏が見事に調和し、まるでオーケストラの響きを1台のピアノで表現しているかのような豊かな音楽性が魅力です。
アレグロのテンポで始まり、2つの対照的なテーマの掛け合いを通じて、音楽の多彩な表情を描き出しています。
本作は、華やかなステージでの演奏にも適しており、ピアノの表現力を存分に活かしたい方におすすめです。
また、心躍るような明るい曲調に癒やしを求める音楽ファンにもぴったりの1曲といえるでしょう。
TAKUMI/匠松谷卓

建築ドキュメンタリー番組『大改造!!劇的ビフォーアフター』のテーマを彩る壮大なピアノ曲が、2002年4月に生まれました。
ピアノを主体とした印象的なメロディーは、人々の心に深く響き、番組の感動的なシーンを一層引き立てています。
本作は、力強いリズムと情感が豊かな旋律が調和した、まさに「職人の技」を表現するインストゥルメンタル作品となっています。
アルバム『Before After』に収録されたこの楽曲は、ピアノの持つ表現力を最大限に生かした美しい音色で、視聴者を魅了しました。
華やかながらも繊細な表現力を備えたピアノの魅力を堪能したい方や、心に響く情感が豊かなメロディーを求める方にぜひお勧めしたい一曲です。
【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!(21〜30)
組曲「仮面舞踏会」第1曲「ワルツ」Aram Khachaturian

優雅なワルツのリズムが印象的なアラム・ハチャトゥリアンの名曲。
1941年に劇音楽として作られたこの曲は、賭博師の主人公が妻を誤って毒殺してしまう悲劇を描いた戯曲のために書かれました。
華やかで魅力的な旋律は、仮面舞踏会の雰囲気を見事に表現しています。
曲全体にちりばめられた民俗的な要素が、ハチャトゥリアン独特の世界観を作り出しているのも注目ポイント。
明るく華やかな曲調と、豊かな表現力を発揮しやすい構造をあわせ持ち、発表会にもピッタリ。
フィギュアスケートのプログラム曲としても使用され、多くの人に親しまれている人気曲です。






