【平成】演歌のヒット曲まとめ
今も愛されている演歌の名曲といえば、昭和の時代に夜に送り出された曲が多いですが、平成の時代にもたくさんのヒット曲が生み出されました。
この記事では、そんな平成の演歌のヒット曲を一挙に紹介していきますね!
性別や世代を問わずに幅広い歌手の楽曲を集めました。
どれも大ヒットした楽曲ばかりですので、演歌に詳しい方はもちろん、そうでない方でも一度は耳にしたことがある曲がたくさんあると思います。
それではさっそく平成演歌の名曲を聴いていきましょう!
【平成】演歌のヒット曲まとめ(11〜20)
ふたり花NEW!藤あや子

2000年8月に公開された、藤あや子さんのシングルです。
愛する人のために尽くし、つらい時でも笑顔で支えようとする女性のひたむきな姿に、心を打たれた方も多いのでは?
この楽曲は、作詞家の三浦康照さんと作曲家の水森英夫さんという、演歌界を代表するコンビが手がけた王道の1曲。
その年の第51回NHK紅白歌合戦では、紅組の8番手として山本譲二さんとのデュエットで歌唱し、華やかなステージを飾りました。
長年連れ添ったパートナーと、二人で歩んできた道のりを静かに振り返りながら聴くと、お互いへの感謝の気持ちがこみ上げてくるかもしれませんね。
日常に潜む幸福と、揺るぎない絆の温かさを再認識させてくれる名曲です。
最北航路NEW!香西かおり

失恋の痛みを乗り越え、北への船旅で再起を誓う女性の心が歌われた、香西かおりさんを代表する名曲です。
本作は、恋心が恨みに変わるほどの深い悲しみと、過去を振り捨て二度と戻らないという決意の塊。
香西かおりさんの情感豊かな歌声と合わさることで、絶望の淵から立ち上がろうとする女性の強さが感じられるのがなんとも不思議です。
2006年3月に発売された記念すべき20周年シングルは、オリコンチャートに52週もとどまるロングヒットを記録し、同年のNHK紅白歌合戦でも披露されました。
後にアルバム『二十周年記念 香西かおり シングル・コレクション』にも収録。
人生の再出発を決意した人の心に、深く染み渡るでしょう。
心凍らせて高山厳
高山厳さんが1992年にリリースした『心凍らせて』は、平成の演歌シーンにおいて大きな足跡を残しました。
この楽曲は、日本テレビ系朝の連続ドラマ『珠玉の女』の主題歌に起用され、幅広い世代に愛されるヒットとなりました。
本作の魅力は、愛すべき人との複雑な関係を描いた深みのある歌詞にあります。
愛情の中に潜む痛みや葛藤、それにもかかわらず愛を保持しようとする強い意志が、リスナーの心に深く響くのです。
また、高山さんの力強い歌声が、楽曲の感動をいっそう高めています。
『心凍らせて』は、失恋や愛の複雑さを乗り越えようとしている方にとって、共感と励ましを与える1曲です。
感動的な物語を愛する方や、心にしみる楽曲を求める方にはぜひオススメします。
孫大泉逸郎

大泉逸郎さんは、その深い愛情を孫へ向けた歌『孫』でたくさんの人々の心をつかみました。
1999年にリリースされたこの曲は、男の子版と女の子版があり、祖父母と孫の絆をテーマにしています。
歌詞の中には祖父目線で孫への思いが描かれています。
とくに感動的なのは、成長する孫への無償の愛と支援を描写した部分で、これが聴く人の心に響きます。
オススメしたいのは、家族の大切さを再認識したいときや、世代を超えて愛を感じたいとき。
大泉さんの温かい歌声と優しいメロディが、聴く者に深い感動を与えてくれるはずです。
川の流れのように美空ひばり

美空ひばりさんの『川の流れのように』は、日本の歌謡界における不朽の名作です。
1989年1月11日にリリースされて以来、多くの人々の心に残るメッセージと美しいメロディで、長年愛され続けています。
この楽曲は、人生の旅を川の流れにたとえた壮大なテーマを持ち、リスナーに深く考えさせる力を持っています。
美空ひばりさんが表現する、「流れに身を任せて生きていく」という穏やかな人生観は、聴く人の心に平安をもたらします。
どんな人にもオススメできるこの楽曲は、とくに人生の節目や変化を迎えたときに、新たなる希望や慰めを与えてくれることでしょう。
おしどり五木ひろし

五木ひろしさんの『おしどり』は、1991年にリリースされた心温まる1曲です。
石坂まさをさん作詞の繊細な歌詞と弦哲也さん作曲の美しいメロディが、夫婦の深い絆と愛情を見事に描き出しています。
この曲は、人生の浮き沈みをともに乗り越えてきた夫婦の物語を歌っており、聴く人の心に温かい光を灯します。
とくに、困難を乗り越えてきた夫婦や、真の愛を信じるすべての人にオススメします。
五木ひろしさんの力強い歌声が、それぞれの瞬間に安らぎと勇気をもたらしてくれるでしょう。
【平成】演歌のヒット曲まとめ(21〜30)
海雪ジェロ

2008年にデビューしたジェロさんがリリースしたシングル『海雪』は、演歌の伝統を守りつつ、新しい息吹を吹き込んだ作品です。
アメリカ出身ながらも日本の演歌をこよなく愛し、その情熱と才能で数々の賞を受賞しました。
『海雪』は、冬の日本海を舞台にした切ない恋の物語を描いており、その歌詞には愛する人への強い願いと届かない愛の象徴として消えゆく海雪が描かれています。
ジェロさんのやわらかながらも力強い声が、曲の雰囲気と見事に調和し、聴く人の心を深く捉えますね。
切なくも美しい冬の情景を思い浮かべながら聴きたい曲であり、寒い季節にピッタリです。
また、海外のファンにも日本の美しさを伝える素晴らしい作品と言えるでしょう。