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【平成】演歌のヒット曲まとめ

今も愛されている演歌の名曲といえば、昭和の時代に夜に送り出された曲が多いですが、平成の時代にもたくさんのヒット曲が生み出されました。

この記事では、そんな平成の演歌のヒット曲を一挙に紹介していきますね!

性別や世代を問わずに幅広い歌手の楽曲を集めました。

どれも大ヒットした楽曲ばかりですので、演歌に詳しい方はもちろん、そうでない方でも一度は耳にしたことがある曲がたくさんあると思います。

それではさっそく平成演歌の名曲を聴いていきましょう!

【平成】演歌のヒット曲まとめ(21〜30)

うりずんの頃坂本冬美

沖縄の初夏を意味する言葉が心に響く、坂本冬美さんの名曲です。

恋や夢に破れ、都会の暮らしに疲れた主人公が、故郷の温かい南風や美しい海を思い出す切ない心情が歌われています。

本作は、三線の音色に乗せて届けられる坂本冬美さんの艶やかな歌声が、聴く人の心に優しく染み渡るようです。

もともとは2001年発売のアルバム『冬美ルネッサンス』収録曲で、ファン投票1位を受けて沖縄復帰30年を意識した2002年9月にシングルカットされました。

沖縄テレビで天気予報の主題歌にも起用され、広く親しまれたことがうかがえますね。

故郷を離れて頑張る人の心に寄り添ってくれる、そんな温かさを持った1曲です。

また君に恋してる坂本冬美

長年連れ添ったパートナーへの愛情が、時を経てさらに深く、そして新しく芽生える様子を描いた坂本冬美さんの名曲です。

若気の至りでできた傷さえも、二人で重ねた時間の中で愛おしい記憶に変わっていく。

そんな温かな感情が、穏やかなメロディに乗って胸に染み渡ります。

本作は2009年1月にシングル『アジアの海賊』のカップリングとして発表され、のちに名盤『Love Songs~また君に恋してる~』にも収録されました。

三和酒類の麦焼酎「いいちこ」のCMソングとしても広く浸透し、2010年にはオリコン週間チャートで最高3位を記録しています。

大切な人と過ごす日々の尊さを、改めてかみしめたい時に聴いてみてはいかがでしょうか。

紀ノ川坂本冬美

坂本冬美さんの故郷・和歌山を流れる川を舞台に、母から娘、そして孫へと受け継がれる三世代の絆を描いた壮大な物語性のある1曲です。

2008年3月に発売されたこの楽曲は、有吉佐和子の小説を題材にした「名作シリーズ」の完結編にあたり、TBS系『開運音楽堂』のエンディングテーマにも採用されました。

我が子の幸せをひたすらに祈る母親の深い愛情が、悠久の川の流れと重なり合う普遍的なテーマは、聴く人の心を強く打ちます。

同年11月に和歌山県の「ふるさと大使」へ任命されたエピソードからも、本作に込められた故郷への思いが伝わってくるようです。

家族の絆を改めて感じたい時や、故郷に思いをはせたい時に聴くと、その温かい歌声が心に染み渡るのでしょう。

のろま大将大江裕

大江裕 「のろま大将~大阪 里帰り編~」
のろま大将大江裕

不器用でもひたむきに夢を追う姿が胸を熱くする、2000年代を代表する応援歌。

大江裕さんのデビュー曲として2009年2月に発売されたシングルです。

TBSのバラエティ番組『さんまのスーパーからくりTV』のエンディングテーマに起用され、彼の個性的なキャラクターと相まってお茶の間に広く親しまれました。

周りに笑われても、いつか大物になるという強い決意を胸に、一歩ずつ歩む主人公の物語。

師である北島三郎さんが原譲二名義で手がけた本作は、初アルバム『演歌大将・大江裕〜日本列島 歌飛脚I〜』にも収録されています。

大江裕さんの熱のこもった歌声が、その純粋な思いを真っすぐに伝え、聴く者の背中をそっと押してくれるようです。

いのちの限り天童よしみ

【MV】天童よしみ/いのちの限り(full.ver)
いのちの限り天童よしみ

人生の喜びや苦しみを乗り越える強さを歌い上げた、まさに“人生演歌”の真骨頂といえる作品です。

天童よしみさんが2006年1月にリリースしたこの楽曲は、オリコンチャートに38週にわたって登場し、多くの人々の心をつかみました。

愛する人のために生きる決意や、母の言葉を支えに夢を追いかけるひたむきな姿が、まるで一編の壮大な物語のように描かれています。

天童よしみさんの深く、そして温かく包み込むような歌声が、歌詞の世界観をドラマティックに彩ります。

人生の岐路に立った時や、もう一度前を向く力がほしいと感じた時に、本作がそっと背中を押してくれるのではないでしょうか。

おんなの一生~汗の花~川中美幸

【MV】川中美幸 / おんなの一生~汗の花~
おんなの一生~汗の花~川中美幸

ひたむきに生きる母への感謝と、娘からの深い愛情を歌い上げた、心温まる人生応援歌です。

作詞家・吉岡治氏が描く、日々の暮らしの中で汗を流し、どんな苦労も笑顔で乗り越えてきた母の姿。

その情景が川中美幸さんの慈愛に満ちた歌声と重なり、聴く人の胸に深く染み渡りますよね。

この楽曲は2003年5月、母の日シーズンに合わせて発売されたシングルです。

後に名盤『川中美幸大全集』といったベスト盤にも収められ、今も多くの人に愛されています。

懸命に生きる人の美しさに、明日を生きる力をもらえるような気がしませんか?

大切な人へ、普段は言えない感謝の気持ちを伝えるきっかけにしてみてくださいね。

白雲の城氷川きよし

氷川きよし / 白雲の城【公式】
白雲の城氷川きよし

過ぎ去った栄光と時の流れが織りなす、壮大な歴史物語のような1曲です。

氷川きよしさんが2003年に発表した作品で、アルバム『氷川きよし・演歌名曲コレクション3~白雲の城~』に収録されています。

朽ち果てた城を舞台に、人の世のはかなさと自然の悠久さを対比させた詩的な世界観が印象的。

歌詞で描かれる、かつての若武者の勇ましい姿をしのぶ情景は、聴く者の胸に深く迫りますね。

演歌の枠にとどまらないクラシカルなオーケストレーションと、氷川きよしさんの情熱的な歌声が見事に融合し、圧倒的なスケール感で心を揺さぶります。

歴史のロマンに思いをはせたい夜に、じっくりと味わいたい名曲ではないでしょうか。