邦楽の聴く人の涙を誘う、号泣ソングの中から、よりすぐりの隠れた名曲を集めたソングリストです。
バラードを中心にセレクトしていますが、ドラマチックなもの、素朴なもの、重厚な音だったり、シンプルな構成だったり、アプローチはそれぞれです。
どれも歌詞が良いので、ぜひチェックしてみてください。
号泣ソングの隠れた名曲。おすすめの人気曲(1〜10)
月のしずくRUI
RUIの「月のしずく」は柴咲コウさんの別名義でのシングル曲で、映画「黄泉がえり」の劇中歌や主題歌として使われた感動曲です。
死んでしまった人へ会いたいという切ない気持ちを歌った曲で、映画館で見て泣いてしまった人が続出したそうです。
ノンフィクション平井堅

「ノンフィクション」は平井堅さんの代表曲で、TBSの日曜ドラマ「小さな巨人」の主題歌でもあった一曲です。
切ない歌詞は、それもそのはずで、自ら命を絶ってしまった平井さんのご友人のことを思って作られたそうです。
クリスマスソングback number

back numberの「クリスマスソング」は月9ドラマ「5→9〜私に恋したお坊さん〜」の主題歌でした。
石原さとみさんや山下智久さん主演の胸キュン切ないドラマは、少女漫画原作だけあって、ときめきで涙が出てしまうと話題になりました。
新しい恋人達にback number

心の奥底にある切ない感情を繊細に描いた楽曲です。
2024年に発売されたback numberの作品で、フジテレビ系月9ドラマ『海のはじまり』の主題歌として書き下ろされました。
大人になれない自分の弱さや、子供たちが見せる無邪気な姿への羨望(せんぼう)、次世代への願いが心に響くメロディに乗せて表現されています。
光と影のコントラストのような歌詞と、透明感のある歌声が見事に調和した本作は、誰かへの切ない思いを抱える人の心に寄り添います。
生きる中で感じる喪失感や後悔、そして未来への希望を感じたい方におすすめの1曲です。
雨の遊園地サスケ

二人の遊園地デートの思い出と決別が切なく描かれたバラードです。
雨に濡れながらメリーゴーランドに乗った過去の場面と、短くなった髪で幸せそうな元恋人を見かける今、対照的な情景が織り込まれています。
主人公の中に残る未練と、前を向いて生きようとする覚悟が静かに心に迫ります。
アコースティックギターとピアノを基調とした優しいサウンドが、物語性豊かな歌詞を引き立てています。
サスケのアルバム『Smile』に収録された本作は、2004年10月に発売され、オリコンチャートで3位を記録。
45万枚以上を売り上げ、プラチナディスクに認定されました。
失恋の痛みを癒やしたい時、雨の日に聴きたい一曲です。