【2025】素晴らしきアイリッシュ~アイルランド出身の人気バンド
歴史ある国、アイルランドから生まれる音楽はとても魅力的で、アイリッシュという単語を目にしただけで興味を持つ音楽好きな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
日本人も含めて、アイルランド人ではないミュージシャンが鳴らすアイリッシュ・フォークやアイリッシュ・パンクなどもあるほどです。
今回の記事では、そんなアイルランドが輩出した素晴らしいロック・バンドや音楽グループをピックアップ。
世界的な人気バンドから最近の若手注目株まで、幅広いラインアップで紹介します!
洋楽がお好きな方でも、実はアイルランド人のバンドとは知らなかった、なんて発見があるかも?
ぜひご覧ください!
- ケルト音楽の名曲。おすすめのアイリッシュ音楽
- 【2025】イギリスのおすすめバンドまとめ。若手も多数登場!
- フィンランドのおすすめバンド。海外の人気バンド
- 【アイルランド民謡】意外と身近な民族音楽の名曲・定番曲
- 【2025】かっこいい!ツインボーカルの洋楽バンドまとめ
- 【2025】美しきアンビエントの世界。一度は聴きたいおすすめの名盤まとめ
- 「なんかいい」チルアウトミュージック。BGMや癒しタイムにもおすすめなチルい曲
- 【洋楽】ブルーグラスの名曲。おススメの人気曲・代表曲
- 人気の洋楽バンドランキング【2025】
- 【2025】ワールドミュージックの今。多様な音楽文化を楽しめる名曲を紹介
- アンビエントミュージックの名曲。おすすめの人気曲
- 【世界の音楽】民族音楽のススメ・海外の民謡まとめ
- 魅惑のノルウェーバンド&アーティスト。北欧音楽の新たな扉
【2025】素晴らしきアイリッシュ~アイルランド出身の人気バンド(1〜10)
AngelNewDad

アイルランドのゴールウェイで2020年に結成されたニューダッドは、エーテリアルなサウンドと幽霊のようなボーカルが特徴的な4人組バンドです。
1980年代から90年代のオルタナティブ・ロックにインスパイアされた彼らの音楽は、ザ・キュアやピクシーズの影響を色濃く受けています。
2021年7月にEP『Waves』でデビューを果たし、翌年には2枚目のEP『Banshee』をリリース。
2024年1月には待望のデビュー・アルバム『Madra』を発表し、シューゲイズの復活を担う最もエキサイティングな若手バンドとして注目を集めています。
ドリーミーでアトモスフェリックなサウンドを求めるリスナーにおすすめのバンドです。
My LoveWestlife

1990年代にデビューして大成功を収めたイギリス及びアイルランド出身といえば、テイク・ザットやボーイゾーン、そして今回紹介するウエストライフの名前が真っ先に挙げられるのではないでしょうか。
1998年にアイルランドで結成されたウエストライフは、ヨーロッパを中心として絶大な人気を誇る男性ボーカル・グループです。
同じアイルランドの先輩、ボーイゾーンのメンバーがマネジャーを務め、1999年にリリースしたデビュー曲『愛の誓い〜スウェアー・イット・アゲイン』がいきなり全英チャート1位を奪取。
同年に発表されたセルフタイトルのデビュー・アルバムは世界中で600万枚もの売上を記録して、一躍トップ・グループの仲間入りを果たします。
日本ではバックストリート・ボーイズなどの人気グループと比べてやや知名度という点で劣る面はありましたが、その実力と曲の良さは折り紙付き。
7曲連続で全英チャート1位を記録するなど、いくつかの世界記録を保持しているグループでもあります。
2012年に惜しくも解散してしまいますが、結成20周年を迎えた2018年に再結成を果たし、翌年には復帰作『Spectrum』をリリースして健在ぶりをアピールしました。
BreathlessThe Corrs

トラディッショナルなアイリッシュ・フォークを現代的なポップスへと進化させ、世界中で圧倒的な成功を収めたバンドが、3人の姉妹と兄が結成したザ・コア―ズです。
『遙かなる想い』という邦題でも知られている、1995年のデビュー・アルバム『Forgiven, Not Forgotten』は、あの名匠デヴィッド・フォスターさんがプロデュースを務め、いきなり世界的なヒットを記録。
続く1997年の『Talk on Corners』、2000年の『In Blue』も大ヒットを飛ばしてアイルランドが世界に誇るバンドへと成長しました。
彼女たちの音楽はアイルランド出身ならではの透明感や清涼感があり、フォーキーな旋律を生み出すバイオリンやティン・ホイッスルの響き、姉妹ならではの素晴らしいコーラス・ワークが織り成すメロディの美しさとキャッチーさ、90年代ポップスらしいデジタル・サウンドとが高次元で融合した独自のスタイルはまさに彼女たちならではのもの。
晴れた日の朝、ザ・コア―ズの音楽をBGMとしてゆったりとした時間を過ごしたら最高に幸せな気分を味わえることは保証します!
【2025】素晴らしきアイリッシュ~アイルランド出身の人気バンド(11〜20)
LawmanGilla Band

2011年に結成されたアイルランドの首都ダブリン出身のギラ・バンドは、ポストパンクとノイズロックを融合させた独特のサウンドで注目を集めるグループです。
2015年3月にデビュー・アルバム『Holding Hands with Jamie』をリリース。
アイルランドとイギリスのチャートで成功を収めました。
ダラ・キリーさんの劇的なボーカル、歪んだギターリフ、激しいリズムが特徴的で、音楽の境界線を押し広げる彼らの姿勢は高く評価されています。
2022年発表のアルバム『Most Normal』では、さらに音楽的冒険心を発揮。
ライブパフォーマンスの迫力も魅力の一つです。
挑戦的な音楽を求める方にぴったりのバンドといえるでしょう。
Teenage KicksThe Undertones

アイルランドは多くの偉大なパンク・バンドも輩出しており、伝統的なアイリッシュ・フォークとパンクを融合させたアイリッシュ・パンクと呼ばれるジャンルがあるほどですが、今回紹介しているアンダートーンズは、ストレートかつキャッチーなパンク~パワーポップ・バンドです。
70年代パンクをお好きな方にはよく知られたバンドで、初代ボーカリストのファーガル・シャーキーさんは後にソロ・アーティストとしても成功を収めて英国ロックの重鎮のような存在となっておりますね。
1999年には新たなボーカリストを迎えて再結成を果たしているアンダートーンズといえば、何と言っても永遠のアンセム『Teenage Kicks』を生み出したという功績は外せません。
BBC Radio1の伝説的なDJのジョン・ピールさんが生涯で最も愛した楽曲として知られ、グリーン・デイが変名バンドでカバー、キラーズやまさかのワン・ダイレクションまでもがこの曲をライブで取り上げていることだけでも、その偉大さが分かるというものでしょう。
日本でも、あのザ・ミッシェル・ガン・エレファントがカバーしていましたね。
この曲を聴けば、いつでも誰でも10代に戻れてしまう、魔法のような名曲です。
もちろん、他の楽曲もシンプルでキャッチーなメロディのナンバーが多くありますよ!
WHAT YOU KNOWTwo Door Cinema Club

トゥー・ドア・シネマ・クラブは、今や各国のロック・フェスティバルのメイン・ステージの常連であり、トップ・クラスの人気を誇るアイルランド出身のドラムレスのトリオです。
2007年に結成された彼らは、2000年代の音楽カルチャーをリードしたフランスのレーベル、KITSUNEと契約を果たして注目を集め、アルバム・デビュー前の2009年には早くもイベントで初来日を果たしています。
その時点で新人離れした演奏能力と楽曲の素晴らしさに驚かされたものですが、翌年の2010年にリリースされたデビュー・アルバム『Tourist History』は、こちらの予想をこえて見事な作品に仕上がっており、絶賛を浴びました。
続く2012年の『Beacon』は全英チャート1位をマーク、名実ともにトップ・バンドの仲間入りを果たしました。
彼らの音楽性はインディー・ロックやダンス・ポップ、00年代エモなどの要素を良質な部分だけ抽出したようなハイブリッドなもので、ナイーブなボーカルと切ないメロディはまさに日本人好みといったところ。
表現力豊かなギター・フレーズ、ダンサンブルかつメロディックなベース・ラインも聴きどころですね。
初めて彼らの音楽を聴くのであれば、やはり名盤1STから聴くことをオススメします!
HEAVYSprints

パンクやグランジを基調としたサウンドで注目を集める、アイルランドの首都ダブリンから届いた新鋭スプリンツ。
2019年結成の4人組で、2024年1月にデビュー・アルバム『Letter to Self』をリリースし、批評家から高い評価を得ています。
Metacriticでは84点という驚異的なスコアを獲得。
アイルランドのチャートで11位、イギリスでも20位にランクインするなど、早くも注目株の座を手にしました。
ライブパフォーマンスにも定評があり、2023年のツアーでは「電撃的」と称賛の声が。
パティ・スミスやPJハーヴェイなどの影響を感じさせる激しくも繊細な音楽性は、パンクロックファンの心を掴んで離しません。





