【2025】素晴らしきアイリッシュ~アイルランド出身の人気バンド
歴史ある国、アイルランドから生まれる音楽はとても魅力的で、アイリッシュという単語を目にしただけで興味を持つ音楽好きな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
日本人も含めて、アイルランド人ではないミュージシャンが鳴らすアイリッシュ・フォークやアイリッシュ・パンクなどもあるほどです。
今回の記事では、そんなアイルランドが輩出した素晴らしいロック・バンドや音楽グループをピックアップ。
世界的な人気バンドから最近の若手注目株まで、幅広いラインアップで紹介します!
洋楽がお好きな方でも、実はアイルランド人のバンドとは知らなかった、なんて発見があるかも?
ぜひご覧ください!
【2025】素晴らしきアイリッシュ~アイルランド出身の人気バンド(1〜20)
LawmanGilla Band

2011年に結成されたアイルランドの首都ダブリン出身のギラ・バンドは、ポストパンクとノイズロックを融合させた独特のサウンドで注目を集めるグループです。
2015年3月にデビュー・アルバム『Holding Hands with Jamie』をリリース。
アイルランドとイギリスのチャートで成功を収めました。
ダラ・キリーさんの劇的なボーカル、歪んだギターリフ、激しいリズムが特徴的で、音楽の境界線を押し広げる彼らの姿勢は高く評価されています。
2022年発表のアルバム『Most Normal』では、さらに音楽的冒険心を発揮。
ライブパフォーマンスの迫力も魅力の一つです。
挑戦的な音楽を求める方にぴったりのバンドといえるでしょう。
HEAVYSprints

パンクやグランジを基調としたサウンドで注目を集める、アイルランドの首都ダブリンから届いた新鋭スプリンツ。
2019年結成の4人組で、2024年1月にデビュー・アルバム『Letter to Self』をリリースし、批評家から高い評価を得ています。
Metacriticでは84点という驚異的なスコアを獲得。
アイルランドのチャートで11位、イギリスでも20位にランクインするなど、早くも注目株の座を手にしました。
ライブパフォーマンスにも定評があり、2023年のツアーでは「電撃的」と称賛の声が。
パティ・スミスやPJハーヴェイなどの影響を感じさせる激しくも繊細な音楽性は、パンクロックファンの心を掴んで離しません。
WHAT YOU KNOWTwo Door Cinema Club

トゥー・ドア・シネマ・クラブは、今や各国のロック・フェスティバルのメイン・ステージの常連であり、トップ・クラスの人気を誇るアイルランド出身のドラムレスのトリオです。
2007年に結成された彼らは、2000年代の音楽カルチャーをリードしたフランスのレーベル、KITSUNEと契約を果たして注目を集め、アルバム・デビュー前の2009年には早くもイベントで初来日を果たしています。
その時点で新人離れした演奏能力と楽曲の素晴らしさに驚かされたものですが、翌年の2010年にリリースされたデビュー・アルバム『Tourist History』は、こちらの予想をこえて見事な作品に仕上がっており、絶賛を浴びました。
続く2012年の『Beacon』は全英チャート1位をマーク、名実ともにトップ・バンドの仲間入りを果たしました。
彼らの音楽性はインディー・ロックやダンス・ポップ、00年代エモなどの要素を良質な部分だけ抽出したようなハイブリッドなもので、ナイーブなボーカルと切ないメロディはまさに日本人好みといったところ。
表現力豊かなギター・フレーズ、ダンサンブルかつメロディックなベース・ラインも聴きどころですね。
初めて彼らの音楽を聴くのであれば、やはり名盤1STから聴くことをオススメします!
Not Your SummerThe Academic

ジ・アカデミックはアイルランド出身のインディーロック・バンドで、2013年に結成された4人組です。
2018年1月にデビュー・アルバム『Tales from the Backseat』をリリースし、アイルランドのアルバムチャートで1位を獲得しました。
2000年代のレトロロックにインスパイアされた彼らの音楽は、The Strokesの影響を強く受けています。
2020年にはキャピトルレコードと契約し、2023年には2枚目のアルバム『Sitting Pretty』も発表。
革新的なアイデアを取り入れつつ、ファンとの強い結びつきを築いています。
ライブパフォーマンスを重視する彼らは、Louis Tomlinsonの北米ツアーのオープニングアクトを務めるなど、国際的にも活躍の場を広げています。
若年期の経験や成長を歌詞に織り交ぜた彼らの音楽は、共感を呼ぶこと間違いなしです。
Teenage KicksThe Undertones

アイルランドは多くの偉大なパンク・バンドも輩出しており、伝統的なアイリッシュ・フォークとパンクを融合させたアイリッシュ・パンクと呼ばれるジャンルがあるほどですが、今回紹介しているアンダートーンズは、ストレートかつキャッチーなパンク~パワーポップ・バンドです。
70年代パンクをお好きな方にはよく知られたバンドで、初代ボーカリストのファーガル・シャーキーさんは後にソロ・アーティストとしても成功を収めて英国ロックの重鎮のような存在となっておりますね。
1999年には新たなボーカリストを迎えて再結成を果たしているアンダートーンズといえば、何と言っても永遠のアンセム『Teenage Kicks』を生み出したという功績は外せません。
BBC Radio1の伝説的なDJのジョン・ピールさんが生涯で最も愛した楽曲として知られ、グリーン・デイが変名バンドでカバー、キラーズやまさかのワン・ダイレクションまでもがこの曲をライブで取り上げていることだけでも、その偉大さが分かるというものでしょう。
日本でも、あのザ・ミッシェル・ガン・エレファントがカバーしていましたね。
この曲を聴けば、いつでも誰でも10代に戻れてしまう、魔法のような名曲です。
もちろん、他の楽曲もシンプルでキャッチーなメロディのナンバーが多くありますよ!