【わらべうた】歌い継がれる懐かしの名曲たち
昔から日本で歌い継がれてきた「わらべうた」。
わらべうたには、絵描き歌や数え歌、遊びの歌など、さまざまな種類があります。
『かごめかごめ』や『はないちもんめ』などは、みなさんも子供の頃に一度は歌って遊んだことがあるのではないでしょうか?
この記事では、人気のわらべうたをご紹介します。
「子供のころに歌っていたわらべうたを思い出したい」「わらべうたを子供と楽しみたい」という方は、ぜひ一度聴いてみてくださいね!
- 【懐かしい童謡・民謡・わらべうた】歌い継がれる日本のこころ
- 日本の数え歌。懐かしの手まり歌・わらべ歌
- 【手遊び】子どもに人気!流行の手遊び歌&懐かしのわらべうた集
- 子守唄の童謡・民謡・わらべうた。なつかしい寝かしつけの歌
- 【ヘビの歌】童謡・わらべうた・手遊びうた
- お手玉の歌。遊べるわらべうた
- 冬の童謡・民謡・わらべうたまとめ。たのしい冬の手遊び歌も
- 童謡の人気曲ランキング【2025】
- 実は怖い童謡。聴くとゾッとする子どもの歌
- 【みんなのうた】時代を越えて愛され続ける懐かしの名曲・人気曲
- 動物を歌った童謡・民謡・わらべうた
- 熊本の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
- 【2月の歌】節分や冬にまつわる童謡・民謡・わらべうた・手遊び歌を紹介!
【わらべうた】歌い継がれる懐かしの名曲たち(11〜20)
あんたがたどこさ

九州は肥後国、熊本を舞台にしたわらべうたの『あんたがたどこさ』。
いろいろなレクで今も使われる遊び系わらべうたの定番曲です。
遊び方は歌詞の中にでてくる「さ」の文字でアクションを起こしたりすることが多いですね。
とくに横にはねながら「さ」で前に飛ぶ遊びは『伊東家の食卓』でも取り上げられたほど。
大人が遊んでもおもしろいかもしれませんよ。
ずくぼんじょわらべうた

佐賀県に伝わるわらべうたは、春の訪れを告げるつくしがテーマ。
土から顔を出すつくしに呼びかけるような歌詞が印象的ですよね。
親子で体を揺らしたり、布を使って遊んだりと、楽しみ方はさまざま。
地域の文化を反映し、世代を超えて受け継がれてきた大切な伝統です。
春の自然とふれあい、リズム感や言葉の発達を促す効果も期待できそうですね。
子供たちの健やかな成長を願う、ステキなわらべ歌です。
いちじくにんじん

数え歌として広く親しまれている、日本の伝統的なわらべうたの一つ。
食材や植物の名前を数字に対応させて歌う形式が特徴で、地域によって歌詞やメロディに違いがあるのも魅力です。
子どもたちが楽しみながら言葉や数字を覚えられるため、昔から教育現場でも活用されてきました。
また、手遊びとしても人気があり、リズム感や手指の運動能力を養うのにも役立ちます。
歌い継がれてきたこの曲は、懐かしさを感じる大人の方にも、新鮮な気持ちで楽しめる子供たちにもオススメの1曲です。
たけのこいっぽんわらべうた

春の季節にぴったりのこの曲は、子供たちの間で長く愛され続けているわらべうたです。
シンプルな歌詞と、鬼役とたけのこ役に分かれて遊ぶ形式が魅力的です。
歌いながら体を動かすので、リズム感や協調性を養うのにピッタリ。
保育の現場でも活用されており、遊び方を紹介する動画も公開されています。
家族や友達と外で元気いっぱい歌って遊べば、春の陽気を一層楽しめること間違いなしですよ。
みんなで声を合わせて、春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。
とんび作詞:葛原しげる/作曲:梁田貞

秋の高い空を、鳥が気持ちよさそうに輪を描いて飛んでいるのを見かけると、なんだか心がすっとしますよね。
作詞家の葛原しげるさんと作曲家の梁田貞さんによるこの楽曲は、そんな空を舞う鳥の様子を歌った、とても伸びやかな童謡です。
鳥の鳴き声をまねした楽しいフレーズが印象的で、子どもたちが声を上げて喜んで歌えるように、という作者のやさしい思いが伝わってきます。
本作は1918年5月に楽集『大正少年唱歌』で公開された作品で、今もアルバム『いっしょに歌いたい 日本の唱歌 ベスト』などで聴けます。
秋晴れの日に、親子で両手を広げて鳥のまねをしながら歌うと、もっと楽しくなりますよ。
いちわのからす

縄跳びの遊び歌としても知られる、日本の伝統的な遊び歌です。
シンプルなメロディと動物たちの鳴き声を取り入れた歌詞が特徴的で、子どもたちの遊びや教育の場で親しまれています。
本作は、縄跳びをしながら歌うことで、リズム感や数の概念を楽しく学べる教育的な側面も持っています。
家族で楽しむのはもちろん、幼児教育の現場でも重宝される曲として、今後も長く愛され続けることでしょう。
【わらべうた】歌い継がれる懐かしの名曲たち(21〜30)
七草ばやしわらべうた

立春の季節におなじみの、七草がゆについて歌ったわらべ歌です。
歌詞に出てくる「唐土の鳥」は、人の住む家に落ちると災いの暗示となるといわれた「鬼鳥」を指しているようです。
昔の人にとっては鳥は畑を荒らす害悪な存在でもあったことが分かりますね。