【わらべうた】歌い継がれる懐かしの名曲たち
昔から日本で歌い継がれてきた「わらべうた」。
わらべうたには、絵描き歌や数え歌、遊びの歌など、さまざまな種類があります。
『かごめかごめ』や『はないちもんめ』などは、みなさんも子供の頃に一度は歌って遊んだことがあるのではないでしょうか?
この記事では、人気のわらべうたをご紹介します。
「子供のころに歌っていたわらべうたを思い出したい」「わらべうたを子供と楽しみたい」という方は、ぜひ一度聴いてみてくださいね!
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【わらべうた】歌い継がれる懐かしの名曲たち(1〜10)
つくしはつんつん

自然の息吹を感じさせるわらべうたの傑作。
単純な言葉遊びのなかに、植物が芽吹く瞬間の描写が見事に織り込まれていて、まるで春の野山を散策しているような楽しさを味わえます。
音楽としての高い芸術性よりも、気軽に口ずさめる親しみやすさが、長年にわたり愛され続けている理由でしょう。
手遊びとしても親しまれ、保育の現場で幅広く取り入れられています。
日本人の持つ季節感と、自然をいつくしむ心が見事に表現された本作は、子供から大人まで世代を超えて楽しめます。
自然豊かな春の訪れを感じながら、家族や友人と声を合わせて歌ってみませんか?
ちゅーりっぷしゃーりっぷわらべうた

シンプルながら奥深いわらべうた。
輪になって名前を呼び合うところは、コミュニケーション能力や社会性を育むのにピッタリですね。
リズミカルな歌詞とメロディが楽しく、すぐに覚えられますよ。
保育園や幼稚園では、新入園児の緊張をほぐす曲として用いられることも多いのだそうです。
家庭でも親子で歌って遊べば、乳児期から楽しい時間を過ごせること間違いなし!
春の陽気に誘われて外へ出かけたら、みんなで輪になって歌ってみませんか?
あんたがたどこさ

九州は肥後国、熊本を舞台にしたわらべうたの『あんたがたどこさ』。
いろいろなレクで今も使われる遊び系わらべうたの定番曲です。
遊び方は歌詞の中にでてくる「さ」の文字でアクションを起こしたりすることが多いですね。
とくに横にはねながら「さ」で前に飛ぶ遊びは『伊東家の食卓』でも取り上げられたほど。
大人が遊んでもおもしろいかもしれませんよ。
【わらべうた】歌い継がれる懐かしの名曲たち(11〜20)
おうま作詞:林 柳波/作曲:松島 つね

母馬に寄り添いながらぽっくりぽっくりと歩む子馬の姿を、やさしいリズムに乗せて描いた作品です。
作詞の林柳波さんは千葉の御料牧場で実際に目にした親子馬の情景をもとに詞を書いたそうで、動物の母子の情愛が素朴なことばで紡がれています。
作曲の松島つねさんは低学年でも歌いやすい音域と節回しを心がけ、鍵盤やハーモニカでも演奏しやすい伴奏に仕上げました。
1941年2月に国民学校の教科書『ウタノホン 上』へ収められたのち、戦後も継続して各社の教科書に採用され、2007年には「日本の歌百選」にも選ばれています。
幼稚園や保育園での合唱はもちろん、手遊びや器楽合奏にも取り入れやすく、親子で一緒に歌えば蹄の音をまねしながら楽しめますよ。
いちじくにんじん

数え歌として広く親しまれている、日本の伝統的なわらべうたの一つ。
食材や植物の名前を数字に対応させて歌う形式が特徴で、地域によって歌詞やメロディに違いがあるのも魅力です。
子どもたちが楽しみながら言葉や数字を覚えられるため、昔から教育現場でも活用されてきました。
また、手遊びとしても人気があり、リズム感や手指の運動能力を養うのにも役立ちます。
歌い継がれてきたこの曲は、懐かしさを感じる大人の方にも、新鮮な気持ちで楽しめる子供たちにもオススメの1曲です。
なべなべそこぬけ

手をつないで遊ぶわらべ歌です。
歌に合わせて手を離さないよう半回転や、背中合わせになります。
そして、歌に合わせて最後は元の状態に。
2人1組でももちろん楽しめますが、大人数になるほど複雑に絡まりやすくなるので、子供たちのテンションもさらに上がるのではないでしょうか。
メロディが『かごめかごめ』とそっくりなことに気づかれた方も多いはず。
実は、『かごめかごめ』と『なべなべそこぬけ』は同じ歌を元に作られたのではないか、とも言われているんです。
こどもとこどもがけんかしてわらべうた

子供たちに大人気のわらべうた『こどもとこどもがけんかして』は、子供同士のけんかをテーマにしており、コミカルで親しみやすい歌詞が印象的な1曲。
薬屋さんが止めようとするけれど、なかなか止まらないけんかの様子が歌われていて、子供たちの日常を楽しく表現しています。
遊び方としては、指を順番に合わせる動作が特徴で、赤ちゃんから幼児さんまで楽しめますよ。
保育園や幼稚園の先生方はもちろん、保護者の方との触れ合いの時間にもピッタリ。
親子で一緒に歌って遊ぶことで、楽しい思い出作りにもなりますね。






