【わらべうた】歌い継がれる懐かしの名曲たち
昔から日本で歌い継がれてきた「わらべうた」。
わらべうたには、絵描き歌や数え歌、遊びの歌など、さまざまな種類があります。
『かごめかごめ』や『はないちもんめ』などは、みなさんも子供の頃に一度は歌って遊んだことがあるのではないでしょうか?
この記事では、人気のわらべうたをご紹介します。
「子供のころに歌っていたわらべうたを思い出したい」「わらべうたを子供と楽しみたい」という方は、ぜひ一度聴いてみてくださいね!
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【わらべうた】歌い継がれる懐かしの名曲たち(21〜30)
七草ばやしわらべうた

立春の季節におなじみの、七草がゆについて歌ったわらべ歌です。
歌詞に出てくる「唐土の鳥」は、人の住む家に落ちると災いの暗示となるといわれた「鬼鳥」を指しているようです。
昔の人にとっては鳥は畑を荒らす害悪な存在でもあったことが分かりますね。
とんび作詞:葛原しげる/作曲:梁田貞

秋の高い空を、鳥が気持ちよさそうに輪を描いて飛んでいるのを見かけると、なんだか心がすっとしますよね。
作詞家の葛原しげるさんと作曲家の梁田貞さんによるこの楽曲は、そんな空を舞う鳥の様子を歌った、とても伸びやかな童謡です。
鳥の鳴き声をまねした楽しいフレーズが印象的で、子どもたちが声を上げて喜んで歌えるように、という作者のやさしい思いが伝わってきます。
本作は1918年5月に楽集『大正少年唱歌』で公開された作品で、今もアルバム『いっしょに歌いたい 日本の唱歌 ベスト』などで聴けます。
秋晴れの日に、親子で両手を広げて鳥のまねをしながら歌うと、もっと楽しくなりますよ。
かごめかごめ

小さい頃、誰しも一度はやったことのあるでしょう遊び『かごめかごめ』。
曲に合わせて輪になって回り、真ん中の人が後ろにいる人を当てるゲームですね。
リズムカルなメロディと、独特な歌詞で今でも覚えている方も多いでしょう。
歌詞の解釈が多く、かなり怖いものもありますが信じるか信じないかはあなた次第です。
あなたはどの説を信じますか?
あぶくたった

幼稚園や保育園、小学校で遊べるわらべうたといえば『あぶくたった』です。
円になって一人を囲み、この歌を歌います。
みんなで遊べる曲なので子供たちの仲を深めるにはぴったりの歌です。
話したことがない子でも遊びを通して仲が良くなることってありますよね。
この歌を通してぜひ仲を深めてみてください。
この歌は長くないので、遊び時間やちょっとした隙間の時間に遊ぶのに適しています。
またこの歌で昔遊んだことがあるという大人もいるのではないでしょうか?
懐かしさにひたってこの歌を聴くのもいいかもしれませんね。
ちゃつぼ

1分にも満たない、短い時間の手遊び歌です。
曲に合わせて手を動かすだけなので比較的簡単に見えますが、実際にやってみると結構難しいですよ。
手元を見ずにできるのはなかなかの上級者!
独特な雰囲気の曲なので、小さな子は少しこわいかもしれませんが、長い間人気のあるわらべうたの一つです。
歌詞はちゃつぼのフタがないという内容ですね。
まつぼっくり作詞:広田孝夫/作曲:小林つや江

高い山にころんと落ちたまつぼっくりを、おさるさんが拾って食べてしまうかわいらしい情景を歌った秋の童謡です。
1936年に当時小学1年生だった広田孝夫さんが書いた詩に、音楽教師だった小林つや江さんが曲をつけて完成しました。
昭和30年代から40年代にかけてキングレコードのアルバム『幼稚園のうた』に収録された本作は、1番のみのシンプルで覚えやすい歌詞なので、保育園や幼稚園での季節の歌としても親しまれています。
振り付けを加えて手遊び歌として楽しむのもオススメ!
体を動かしながら歌えば、秋の自然のなかで遊んだ子供の頃の楽しい思い出がよみがえってくるでしょう。
ずいずいずっころばし

日本人なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
『ずいずいずっころばし』は、歌詞の中に「ごま味噌」というフレーズが出てきます。
何かの聞き間違いかと思う方もいるでしょうが正解です。
江戸時代の偉い人たちが道を通るから、庶民は家の中にいなければならないという状況を歌っています。
手遊びにもなっているので、興味がある方はやってみてくださいね。






