日本の人気ラッパー。おすすめの邦楽ラッパー
今やJ-POPのチャートにも登場するほどに市民権を得ている邦楽のヒップホップ。
これまでシーンを作り上げてきた大御所ラッパーから、近年頭角を現した若手アーティストまで、さまざまなラッパーが活躍していますね。
この記事ではそうしたラッパーたちを世代を問わずに一挙に紹介していきますね!
ヒップホップが大好きなヘッズはもちろん、これからヒップホップを聴き始めたいと思っている方まで注目のラインナップです!
それではさっそく見ていきましょう!
日本の人気ラッパー。おすすめの邦楽ラッパー(1〜10)
GOOD VIBES ONLY feat. JP THE WAVY, EXILE SHOKICHISALU

北海道出身のラッパー、SALUさん。
現在のラップ・ブームにはフリースタイル・ブームの前に、ヒップホップ・ブームがありました。
時代でいうと2010年代前半なのですが、その火付け役となったラッパーがSALUさんです。
そんな彼のラップを一言で言い表すなら、チル。
2010年代前半、日本語ラップはまだまだオールドスクールなラップが主流だったのですが、彼はUSからチルなサウンドを持ってきて、シーンの流れを変えました。
そんなSALUさんは、これからますます人気を集めるラッパーですので、今後は世界的な活躍も期待できるのではないでしょうか?
春に微熱NEW!クボタカイ

フリースタイルラップの世界で頭角を現し、シーンに登場したシンガーソングライター/ラッパー、クボタカイさん。
ヒップホップを基盤にR&Bやロックを溶け込ませたスタイルで、文学的な言葉選びが光ります。
2019年にEP『明星』で本格的な活動をスタートさせると、YouTubeで公開された楽曲が300万回再生を超えるなど注目を集め、2021年にはアルバム『来光』を完成させました。
ラップ歴わずか3カ月でNHKの番組企画で優勝したという逸話も有名ですね。
映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』の主題歌『隣』やドラマ『ハコビヤ』のオープニングテーマ『gear5』などタイアップも多く、言葉と音が織りなすメロウなグルーヴは唯一無二。
感情豊かな音楽に身を委ねたい方にぴったりのアーティストです。
Let me feat. CHICO CARLITO唾奇

沖縄をレペゼンする新世代ラッパー唾奇さん。
時間、金、女、その他もろもろにだらしない路地裏ストリートヘッズ感あふれるリリックが格好いい、まさにヒップホップ的なラッパーです。
柔らかなフローは音楽として優れており、ジャジーなトラックと絡む下品なリリックはヒップホッププレイヤーとしての魅力にあふれています。
品行方正な音楽やラッパーに飽きた方であれば、唾奇さんのルーズで危険な魅力に反応してしまうのではないでしょうか。
家庭の事情ZORN

東京都葛飾区新小岩出身のラッパー、ZORNさん。
2013年に昭和レコードに加入したことで知名度が上がり、ストリートでの経験や自身の思想を複雑な韻で表現するスタイルが特徴です。
等身大の自分を表現する楽曲が多く、ファンの心に響きます。
2019年7月に昭和レコードを脱退し、独立した道を歩み始めました。
脱退後は地元新小岩や親しい友人たちのことを歌う楽曲が増え、より親密な雰囲気が感じられます。
プライベートでは3人の娘を持つ父親であり、家族への愛情を楽曲に込めています。
等身大のメッセージが込められた楽曲は、切なくエモーショナルな雰囲気が特徴で、ありのままの姿が感じられます。
やっちゃった般若

東京三軒茶屋の元暴走族という特異な経歴を持つラッパー般若さん。
犯罪行為に明け暮れたキャリア初期の妄走族から、現在はソロアクトとしてのプロップスを得て、俳優活動も順調な異色のラッパーといえるでしょう。
ストーリーテラーとして非常におもしろいリリックに注目されがちですが、それだけではなく、ストイックにビルドアップされた肉体のようなハードコアな存在感は、ジャパニーズヒップホップかいわいでも頭一つ抜き出た魅力を持っています。
City LightT-Pablow

BAD HOPのメンバーとして、ヒップホップシーンで大きな注目を集めているのがT-Pablowさん。
彼がシーンに名を響かせたのは2012年のBAZOOKA!!! 高校生RAP選手権での優勝がキッカケで、当時はK-九名義で出演していました。
その後はT-Pablow名義での活動を続け、2015年にフリースタイルダンジョンでモンスターとして出演、彼の切れ味鋭いラップが印象に残っているというファンも多いと思います。
2014年から活動を続けているBAD HOPでの作品リリースも幅広いリスナーから注目されており、今後の活動もますます楽しみなアーティストですね!
愛のままにBASI

大阪出身のラッパーBASIさんは、1998年にヒップホップバンド「韻シスト」を結成し音楽活動をスタートさせました。
メロウでゆったりとした空気感が特徴的で、日常生活の出来事をつづったリリックが多くのリスナーの心に響きます。
代表曲は、ソウルミュージックのようなリズム感と日常をつづったリリックが魅力の楽曲です。
アルバムには唾奇さんやSIRUPさんなど豪華ゲストも参加し、新しい風を感じさせる作品になっています。
プライベートでは2010年頃に結婚し、家庭を大切にする一面も。
ファッションはストリート系や古着がお好みだそう。
日常を題材にしたメロウなラップが好きな方にぴったりのアーティストです。