ジャズボーカルの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
ジャズの世界には数えきれないほど多くの名盤が存在しますが、中でもボーカルジャズのアルバムには素晴らしいものがたくさんあります。
ピアノとボーカルだけのシンプルなものから、ビッグバンドを従えたものまで。
また、ポップスにも通じるキャッチーなアレンジが魅力的な作品や、伝説のボーカル2人がタッグを組んだ名盤など、幅広くセレクトしましたので、ぜひチェックしてみてください。
きっとお気に入りの一枚が見つかるはず!
ジャズボーカルの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(1〜20)
Angel EyesCarmen McRae

カーメン・マクレエが1958年にリリースした、バラードばかりを集めたアルバムがこちら。
彼女の比較的若いころの美しい声質と語るような歌い口が、聴く人の心にしみわたるようです。
アレンジャー、フランク・ハンターのアレンジとピアニスト、ドン・アブニーの演奏も聴きどころのひとつ。
Tea For TwoAnita O’Day

シカゴのジャズ・クラブ、Mister Kelly’sでのアニタ・オデイのライブ録音がこちら。
彼女のライブを目の前で聴いているような臨場感を味わえるのではないでしょうか。
こちらの『Tea for two』はジャズのスタンダードナンバーですが、超高速で、彼女のテクニックや遊び心が楽しめます。
Love is the ThingNat King Cole

1957年にリリースされたアルバムで、アレンジャーはゴードン・ジェンキンスです。
タイトル曲は日本ではそれほど知名度のある曲ではありませんが、ナット・キング・コールの代表的な録音といわれているスターダストもこちらのアルバムに含まれており、珠玉のジャズボーカルアルバムのひとつです。
The Girl From IpanemaJoão Gilberto, Astrud Gilberto

1964年にリリースされたアルバムで、スタン・ゲッツがボサノバ音楽の名手ジョアン・ジルベルトとコラボしたことや、ジョアンの妻であったアストラッド・ジルベルトが歌で参加したことでよく知られています。
ピアノはアントニオ・カルロス・ジョビンが担当しています。
Lover Come Back To MeDinah Washington

クリフォード・ブラウンの名盤、「Study In Brown」と同じメンバーとダイナ・ワシントンが録音したアルバムがこちらです。
スタジオライブ形式で録音されており、美しくアレンジされたアルバムとは違った、ライブ録音ならではの熱い演奏を楽しむことができます。