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ジャズボーカルの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム

ジャズの世界には数えきれないほど多くの名盤が存在しますが、中でもボーカルジャズのアルバムには素晴らしいものがたくさんあります。

ピアノとボーカルだけのシンプルなものから、ビッグバンドを従えたものまで。

また、ポップスにも通じるキャッチーなアレンジが魅力的な作品や、伝説のボーカル2人がタッグを組んだ名盤など、幅広くセレクトしましたので、ぜひチェックしてみてください。

きっとお気に入りの一枚が見つかるはず!

もくじ

ジャズボーカルの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(41〜60)

Embraceable YouJudy Garland

Embraceable You (From “Girl Crazy”)
Embraceable YouJudy Garland

アメリカの偉大な作曲家であるジョージ・ガーシュウィンは、のちにジャズのスタンダード・ナンバーとなった曲を数多く作曲しました。

「Embraceable You」も、その中の代表的なナンバーで、ジュディ・ガーランドの歌唱は特に有名です。

Left AloneAbbey Lincoln

アビー・リンカーンは、ビリー・ホリデイを敬愛した女性シンガーです。

晩年のビリー・ホリデイが愛唱していた名曲「レフト・アローン」は、ホリデイによる録音が残っていません。

リンカーンは、「独りで行ってしまった」という詩を持つこの曲を、ホリデイに捧げて録音しています。

Sings & PlaysSammy Davis Jr.

ジャズボーカルの世界に新たな息吹をもたらした名盤『Sings & Plays』。

サミー・デイヴィスJr.さんの甘く独特な歌声は、聴く者を魅了せずにはおきません。

ローリンド・アルメイダのギター演奏も、控えめながら魅力的です。

シンプルな編成からビッグバンドまで、さまざまなスタイルを楽しめるのも本作の魅力。

ポップスに通じるキャッチーなアレンジも秀逸で、ジャズ初心者の方にもおすすめできる一枚です。

ジャズ好きの方はもちろん、新しい音楽との出会いを求めている方にも、ぜひ一度耳を傾けてほしい名盤です。

StardustRoberta Gambarini

Latvian Radio Big Band ft. Roberta Gambarini – Stardust
StardustRoberta Gambarini

イタリア出身のジャズシンガー、ロバータ・ガンバリーニさんの歌声は、まるで星屑のように輝きを放ちます。

失われた愛を美しく描写した本作は、ピアニストのハンク・ジョーンズさんとの絶妙なコラボレーションが光ります。

2006年にリリースされたデビューアルバム『Easy to Love』でグラミー賞にノミネートされた彼女の歌唱力は、エラ・フィッツジェラルドやサラ・ボーンと比較されるほど。

夕暮れ時の紫色の空を思わせる情感豊かな歌声は、ジャズファンだけでなく、ポップス好きの方にもおすすめです。

Paris SessionsTierney Sutton

心に沁みるジャズボーカルの名盤として注目を集めているのが、ティアニー・サットンさんのアルバム『Paris Sessions』です。

シンプルなピアノとボーカルのアレンジが際立つ本作は、力強さと繊細さが同居する表現力に引き込まれること間違いありません。

2022年5月にリリースされたこの作品は、落ち着いた雰囲気の中にも、キャッチーな魅力が感じられます。

静かな夜に一人で聴くのもいいですし、大切な人と一緒に楽しむのもおすすめです。

ジャズボーカルの魅力を存分に味わいたい方は、ぜひ一度耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

おわりに

男女問わず、ジャズボーカルの必聴名盤をご紹介しました。

ジャズボーカルというと夜のバーでムーディに歌っているようなイメージもあるかもしれませんが、シンガーによって千差万別のボーカルスタイルがあるのはポップスの歌手と同じ。

もしお気に入りのジャズシンガーが見つかったら、ぜひ他のアルバムもチェックしてみてくださいね。