雄大な桜島、青く輝く錦江湾、そして豊かな大地に根付いた伝統文化。
鹿児島には、その魅力を歌に込めた珠玉の名曲が多数存在します。
本記事では、情熱的な薩摩隼人の誇りを歌う楽曲から、島々に響く優しい唄の調べまで、鹿児島への深い愛情を感じる作品を紹介します。
今は遠く離れた場所にいる方や、実際に現地を訪れたことがない方も、ぜひ美しき鹿児島の地に思いをはせながらお聴きください。
【鹿児島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|鹿児島を感じる名曲を厳選(1〜5)
鹿児島ハンヤ節民謡

薩摩の情緒あふれる旋律と、心に響く独特なリズムで親しまれてきた民謡です。
鹿児島の自然や風土、人々の暮らしを映し出す歌詞と、三味線や太鼓の和楽器が織りなす音色が絶妙に調和しています。
もともとは農作業や祭りで歌われていた労働歌であり、今でも地元の祭りやイベントで頻繁に演奏されています。
聴く人々に活力と喜びを与える力を持つ本作は、故郷を離れた鹿児島出身者に懐かしさと温かさを感じさせる、心の支えとなる楽曲です。
維新dancin’鹿児島市かごしま市観光ナビ

鹿児島市の魅力を音楽とダンスで表現した観光プロモーション作品です。
2018年1月に第1弾が公開され、鹿児島実業高等学校男子新体操部が西郷隆盛にふんしたユニークな映像が話題となりました。
第2弾は2019年1月に公開され、世界遺産や鹿児島弁など地域の魅力を深堀り。
第3弾では西郷隆盛が宇宙から戻り、市民とともに鹿児島市をPRする内容となっています。
アップテンポで明るいポップス調の音楽にのせて、コミカルな演技と鹿児島の豊かな風景や食文化が融合した本作。
郷土の歴史や文化に触れたい方にピッタリの作品です。
西郷どん —メインテーマ—里アンナ

雄大な桜島を臨む鹿児島の魂が込められた、大河ドラマメインテーマ。
里アンナさんの張りのある歌声には、故郷、奄美大島のシマ唄の伝統が見事に宿っています。
壮大なオーケストラと和楽器の絶妙な組み合わせが薩摩の風土を感じさせ、心を揺さぶる力強い旋律に思わず聴き入ってしまうでしょう。
2018年1月からスタートしたNHK大河ドラマの世界観を音楽で表現した本作は、同年3月にサウンドトラックアルバム『NHK大河ドラマ「西郷どん」オリジナル・サウンドトラック Vol.1』に収録されています。
雄大な大自然と豊かな文化に触れたい方に心からオススメしたい1曲です。
ゆめ~KIBAIYANSE~ダンス燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会

鹿児島の方言と明るい調べが織りなす、燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会のイメージソングです。
「頑張りなさい」を意味する「キバイヤンセ」「リラックスしていこうよ」を意味する「テゲテゲ」など、鹿児島弁の温かみが感じられる歌詞と、ラテン調の軽快なリズムが特徴的。
辛島美登里さんの手による本作は、2022年10月1日、かごしま国体の開会式と同日にリリースされました。
大会公式テーマソングとして開会式では大規模なダンスパフォーマンスが披露され、観客に感動を与えた一幕も。
鹿児島の文化や歴史に触れたい方、元気をもらいたい方にオススメです。
COME ON!PARTY!かのやカンパチ!ガヴァメントワーカー

鹿児島県鹿屋市の特産品「カンパチ」を楽しく紹介するポップチューン。
陽気な歌声と、カンパチの美味しさや漁師たちの情熱を独創的に表現した地元愛あふれる歌詞が心を明るくします。
2015年に公開されたこの楽曲は、地域振興プロジェクトの一環として制作され、JR博多駅前広場の「博多カンパチジャック」などさまざまなイベントでも披露されています。
鹿児島の風土や文化に触れたい方、地域の特産品に興味がある方、元気をもらいたい方にオススメの1曲です。