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【鹿児島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|鹿児島を感じる名曲を厳選

雄大な桜島と青い錦江湾が織りなす鹿児島の風景は、多くのアーティストの心を魅了してきました。

中田喜直さんの市民歌から元ちとせさんの透明な歌声まで、その土地に根付いた歌の数々は、故郷への想いと薩摩の誇りを優しく響かせています。

シマ唄の伝統が息づく奄美の調べや、西郷どんの魂を歌い上げる力強い旋律が、鹿児島の豊かな自然と文化の魅力を今に伝えています。

もくじ

【鹿児島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|鹿児島を感じる名曲を厳選(1〜20)

ひとり薩摩路水森かおり

水森かおり【ひとり薩摩路】(歌詞付き) 下地亜記子(作詞)/弦哲也(作曲)…鹿児島編
ひとり薩摩路水森かおり

雄大な桜島や青く輝く錦江湾を臨みながら、一人で旅する女性の心情が繊細に描かれた、「ご当地ソングの女王」水森かおりさんの楽曲です。

鹿児島の風土や歴史が色濃く反映された叙情的なメロディと、心の整理をつけるように一歩ずつ前に進む強さを感じさせる歌詞が見事に調和しています。

2007年4月に徳間ジャパンコミュニケーションズからリリースされたこの楽曲は、第49回日本レコード大賞で金賞を受賞し、第58回NHK紅白歌合戦でも披露されるなど、多くの人々の心をつかみました。

故郷を離れて暮らす方や、人生の新たな一歩を踏み出そうとしている方の心に響く1曲です。

ぐりぶーダンス鹿児島県公式キャラクター「ぐりぶー」テーマソング

鹿児島県の公式キャラクター「ぐりぶー」のテーマソングは、地元の文化や風土を反映した歌詞と親しみやすいメロディが魅力です。

鹿児島弁を取り入れた言葉遣いや、地域の名所、特産品を紹介する内容が盛り込まれており、聴くたびに郷土愛が深まる1曲となっています。

2023年4月に発売された本作は、鹿児島県内のイベントや学校行事で広く活用され、2024年には「地域振興音楽賞」で特別賞を受賞。

地元テレビ局やラジオ局の番組テーマソングとしても採用され、観光キャンペーンや特産品PRにも使用されています。

鹿児島出身の方や、鹿児島への旅行を計画している方、日本の地方文化に興味がある方にピッタリの作品です。

種子島カモネ音頭天童よしみ

鹿児島県の離島、種子島を愛情たっぷりに描き出した天童よしみさんの名曲です。

伝統的な音頭のリズムに乗せて、大隈海峡の青さや、ロケット基地のある緑豊かな大地、そして鉄砲伝来の歴史を持つ門倉岬など、島の魅力が次々と紹介されていきます。

本作は、アルバム『天童よしみシングルコレクション1985-1991』、2024年6月に発売されたアルバム『天童よしみ コンサートセレクション』に収録され、多くのファンを喜ばせました。

鹿児島の魅力を感じたい方や、ご当地ソングが好きな方に、ぜひ聴いていただきたい楽曲です。

ヘルシー音頭勝手に観光協会

鹿児島県ご当地ソング「ヘルシー音頭」/勝手に観光協会
ヘルシー音頭勝手に観光協会

勝手に観光協会とはみうらじゅんさんと安齋肇さんが1997年に結成し、日本全国を回って勝手にご当地ソングなどで盛り上げている「大きなお世話」ユニットによる楽曲。

鹿児島でも、桜島、指宿の他食べ物などいろいろ紹介しています。

おもしろい発想ですよね。

茶わん虫の歌谷口架音

鹿児島俗謡【茶碗蒸しの歌】茶わん虫の歌
茶わん虫の歌谷口架音

大正末期に小学校の先生が学芸会の劇中歌として作曲した作品で、戦後広く知られることとなりました。

「茶わん蒸し」を「茶わん虫」と勘違いするというコミカルな内容で、鹿児島県民のなかでも印象的な俗謡として根付いているのだそうです。

鹿児島出身の方にとっては、故郷を思い出す懐かしい歌に感じられるのではないでしょうか。

さらば桜島彩青

彩青(りゅうせい) / さらば桜島
さらば桜島彩青

鹿児島の象徴・桜島を舞台に、故郷を離れる青春の別れを歌った楽曲です。

晴れ晴れとした曲調が印象的で、若者の決意と未来への希望が描かれています。

本作はBSテレ東の番組『THE名門校 日本全国すごい学校名鑑』のテーマソングにも採用されました。

鹿児島に思いをはせたい方にはもちろん、新生活を始める方や、人生の岐路に立つ人にもピッタリの1曲。

聴くたびに前を向いて進んでいく勇気をもらえるでしょう。