【鹿児島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|鹿児島を感じる名曲を厳選
雄大な桜島、青く輝く錦江湾、そして豊かな大地に根付いた伝統文化。
鹿児島には、その魅力を歌に込めた珠玉の名曲が多数存在します。
本記事では、情熱的な薩摩隼人の誇りを歌う楽曲から、島々に響く優しい唄の調べまで、鹿児島への深い愛情を感じる作品を紹介します。
今は遠く離れた場所にいる方や、実際に現地を訪れたことがない方も、ぜひ美しき鹿児島の地に思いをはせながらお聴きください。
【鹿児島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|鹿児島を感じる名曲を厳選(41〜50)
永良部百合の花嶺陽子

沖永良部島民謡です。
島ではアメリカを対象に外貨を稼ぐために鉄砲百合の栽培をしました。
その後商社に買い占められたことから、そんな荒波に負けずに島の宝を守ろうという士気高揚の歌ともいえるようです。
のどかな曲調でそんな思いが込められているとは思いませんでした。
【鹿児島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|鹿児島を感じる名曲を厳選(51〜60)
知覧の桜日野美歌

特攻隊として知覧から飛び立った隊員達を歌ったものです。
若くして散った隊員達への思いを桜に込めています。
しっとりと母親のようにさえ見える日野さんの歌唱が胸に沁みます。
今の不気味な世相に静かに警告してくれているようです。
島かげ朝丘雪路

昭和21年に奄美が日本から切り離されアメリカの統治になった時、日本に戻りたいという思いでできた曲だそうです。
朝丘さんはジャズの印象がありましたので、こういうゆったりとした島唄は意外でした。
落ち着いた歌唱に静かに復帰を待つ思いを感じます。
屋久島細川たかし

世界遺産に登録された縄文杉のようにあらんことを歌っています。
屋久島は小さな島ながら逞しくも神秘的でいろんな要素を持っています。
男らしく凛々しくあろうとする思いが集結されたような島です。
こうありたいと願う気持ちがわかるような気がします。
離島戦隊タネガシマンの歌TAKUYA

1996年から種子島を中心に活動している地域密着型ヒーローで三人の戦士です。
高齢化など離島の課題などに取り組んでいます。
子供たちに大人気だそうです。
イベントに出演していますがすべてボランティアだそうです。
カッコよく飛び回っています。
火山灰柏木由紀

鹿児島市出身の柏木さんが故郷を離れ、時にはくじけそうになりながらも夢に向かって頑張ろうとする気持ちを歌っています。
「火山灰」は桜島の火山灰のことで、小さい頃から生活の中で馴染んできたものとして故郷への惜別、夢への強い思いを感じます。
おわりに
鹿児島を舞台にした名曲を紹介しました。
郷土の誇りと情熱が込められた楽曲を聴くと、鹿児島の魅力が一層深く感じられたのではないでしょうか。
ぜひ珠玉の音楽とともに、豊かな自然に囲まれた鹿児島の旅を楽しんでください。