関西弁の歌|関西人ライターが魅力を徹底解説!
日本にはさまざまな方言が存在しますが、その中でも関西弁は特にインパクトが強い言語ですよね。
そのため、関西弁をベースとした楽曲も多く、これまでにいくつもの名曲が生まれてきました。
今回はそんな関西弁の名曲たちを紹介。
生粋の関西人である筆者による、楽曲内のオススメ関西弁ポイントも解説しているので、関西圏内の方でも楽しめる選曲になっております!
新旧の関西弁ソングからピックアップしているので、若い世代の方も必見です。
関西弁の歌|関西人ライターが魅力を徹底解説!(41〜50)
俺の借金全部でなんぼや有山じゅんじと上田正樹

なかなかセンセーショナルなタイトルです(笑)。
関西弁で誰にいくら借りたかを延々と歌っている、お小遣い帳のような歌です。
聴いていると頭の中で、いや、書き出してでも計算したくなってしまう、なんだか楽しい曲です。
おばちゃんのブルース笑福亭仁鶴

1969年に発売された笑福亭仁鶴の曲です。
シングル盤のB面曲でありながら、A面の曲よりもこちらのほうがヒットしてしまったそうです。
少年がおばちゃんに話しかけているセリフに、時代を感じます。
昔を思い出してしまいますね。
やっぱ好きやねんやしきたかじん

大阪の歌、関西弁の歌といえばこれを思い出す人が多いのではないでしょうか?
1986年にリリースされた13枚目のシングル、そしてやしきたかじんの代表曲でもあります。
いろんなミュージシャンが歌っているのを、テレビ番組でよく見かけますよね。
道頓堀人情天童よしみ

「道頓堀人情」は、若山かほるが作詞、山田年秋が作曲した楽曲で、1984年に鏡五郎のオリジナルアルバムに収録されたのが最初だそうです。
その後1985年から1986年にかけ、天童よしみ、姿憲子など、たくさんの歌手がカバーしました。
天童よしみのバージョンが一番ポピュラーかもしれません。
大阪ビッグ・リバー・ブルース憂歌団

1988年に大阪出身のブルースバンド、憂歌団が発表した曲がこちらです。
アメリカイリノイ州シカゴのシカゴ・ブルーズ・フェスティバルに日本人として初めて出演する際、プロデューサーに康珍化を迎えたアルバム「BLUE\’S」を発売しましたが、その中の1曲です。
大阪出身で大阪弁の曲をリリースしているバンドは、実はけっこう少ないです。
なめとんかやしきたかじん

「やっぱ好きやねん」と同様、関西弁、特に大阪を代表する歌であるこの曲。
1990年にリリースされた、やしきたかじん18作目のシングルです。
ダメな男性を諦められない女性目線で歌われている、悲しい恋愛ソングです。
浪花恋しぐれ都はるみ・岡千秋

この曲は1983年に発売された都はるみと岡千秋によるデュエットソングで、戦前の上方落語界のスーパースターである初代桂春団治の破天荒な生きざまとそれを影で支えた妻、お浜との夫婦愛を描いた曲です。
途中で出てくるセリフはすべて大阪弁で、日本の昔の夫婦の雰囲気が感じられます。