日本のヒップホップ史上に残る傑作をいくつも世に送り出し、幅広い世代のリスナーを魅了し続けているケツメイシ。
夏のビーチ、海辺のドライブ、友達や大切な人との別れのとき、新たな旅立ちの瞬間。
あらゆる思い出がケツメイシの名曲とともにある、という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、大ヒットソングからファンの間で語り継がれる隠れた名曲まで、ケツメイシの人気曲を集めました。
いつのまにか心をつかまれている……そんな不思議な魅力を放つケツメイシの世界をお楽しみください!
ケツメイシ|エモーショナルな名曲からパーティーチューンまで一挙紹介!(1〜10)
子供たちの未来へケツメイシ

子供たちへの深い愛情と、その輝かしい未来への願いが込められた楽曲です。
本作で描かれているのは、親として、また社会の一員として、次の世代に何を残せるのかという問いかけ。
そして、自分たちの想像を超えるほど幸せな未来が訪れるようにという、壮大な祈りでもあります。
この楽曲は2008年6月に公開され、みずほフィナンシャルグループの企業CMソングに起用されたほか、名盤『ケツノポリス6』にも収録されました。
未来をになう若者に届けたい、そんな1曲といえるでしょう。
海岸線サイダーケツメイシ

目を閉じれば始まるのは、大切な「君」を探す思い出の旅。
寄せては返す波のように繰り返し心に浮かぶあの夏の光景と、ひとりたたずむ防波堤の情景が、甘くもほろ苦い感情を誘います。
この楽曲は、アルバム『ケツノポリス13』を経て2025年6月にリリースされた作品で、ABC-MARTのCMソングにもなりました。
切ない記憶を抱きしめながらも前を向く主人公の姿が、聴く人の背中をそっと押してくれます。
夏の終わりのドライブで聴けば、思わずうるっとしてしまうかもしれませんね。
We GOケツメイシ

ベテランの働きぶりに触発され、新人職員が自らを見つめ直して一歩踏み出す。
そんなみずみずしい成長のドラマを描いた応援歌。
誰かと自分を比べて落ち込んだり、立ち止まりそうになったりする瞬間に心を奮い立たせ、背中を力強く押してくれるような温かさに満ちています。
2024年1月に先行配信されたこの楽曲は、アルバム『ケツノポリス13』に収められました。
何か新しい挑戦を前にして、少しだけ足がすくんでいる人のスタートラインにピッタリの1曲ではないでしょうか?
さくらケツメイシ

舞い散る花びらとともに、忘れていたはずの記憶がよみがえってくる、そんな切ない情景から始まるケツメイシの1曲です。
同じ景色を見ても、隣に大切な人がいない現実との対比に胸が締め付けられます。
2005年2月に発売され、ベストアルバム『ケツノパラダイス』にも収録。
別れの切なさと、それでも前を向ける温かさが同居する歌詞は、多くの人々の心を捉えました。
過ぎ去った恋を、春の訪れとともに美しい思い出として振り返りたい、そんなときに聴きたくなるのかもしれませんね。
願いケツメイシ

普段は陽気なパーティーチューンで楽しませてくれるケツメイシが、社会へしんしな眼差しを向けたシリアスな一面をみせる楽曲です。
この楽曲は、2005年6月にリリースされ、第47回日本レコード大賞ベストアルバム賞にも輝いた名盤『ケツノポリス4』に収録されています。
重厚なストリングスともの悲しい三線の音色が織りなすサウンドにのせて歌われるのは、平和への切実な祈り。
「なぜ人は争うのか」という根源的な問いを、聴く者の心にまっすぐ投げかけます。