【幼児~小学生の子供向け】ピアノの難しい曲|コンクール課題曲から厳選
速いテンポで音が細かいから難しい、表現力が問われるから難しい、譜読みが難しい……どんなピアノ曲を子供たちが難しいと感じるかは、どこに基準を置くかで随分異なります。
これらの要素が比較的バランスよく含まれているのが、ピアノコンクールの課題曲!
子供たちの演奏技術や表現力を図ったり向上させたりするのに最適な曲が並んべられているため、「普段より少し難易度の高い曲に挑戦させてあげたい」と考えた際に、選曲の参考にしていただけるのではないかと思います。
今回は、そんなコンクール課題にたびたび選ばれている子供向けのピアノ作品をピックアップしました。
練習曲や発表会曲の選曲にお悩みの先生や保護者の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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高学年(1〜10)
即興曲 第4番 嬰ハ短調 Op.66「幻想即興曲」Frederic Chopin

『即興曲 第1番 変イ長調 Op.29』と並んで多くの初心者が取り組むショパンの名作『即興曲 第4番 嬰ハ短調 Op.66「幻想即興曲」』。
楽譜にもよりますが、初心者向けの作品として知られている本作。
初心者向けではあるものの、難しいポイントがいくつか存在します。
その一つが、左の序奏の後の右手の速いメロディー。
まだ歴の浅い小学生にとっては、この部分が難所になってくるかと思いますが、しっかりと右と左を分けて練習すれば必ず演奏できるようになるでしょう。
20の小練習曲 Op.91 第7番Moritz Moszkowski

典型的な練習曲に取り組みたいという幼児や小学生にオススメしたいのが、こちらの『20の小練習曲 Op.91 第7番』。
本作のポイントは速く演奏することを主体としながらも、レガートとノン・レガート、カンタービレ、レジェーロといった表現にもフォーカスが当てられている点にあるでしょう。
基礎的な技術が詰まっているため、幼児や小学生にとっては大きな経験となるでしょう。
また、古典的な練習曲よりも動きが多彩である点も評価できるポイントです。
ぜひピアノ発表会の課題曲として参考にしてみてください。
おわりに
今回は、ピアノ作品のなかから、幼稚園・保育園から小学校高学年までの子供たちが参加するコンクールの課題曲にたびたび取り上げられている難しい曲をご紹介しました。
コンクールのレベルによって課題曲の難易度は異なりますが、いずれにおいても子供たちの技術や表現力を図るのに最適な曲が選ばれているのは確か。
ピアノ演奏の上達のために、ぜひ取り組んでみてくださいね。