K-POPの心に染みる切ない曲。いろいろな心情に寄りそうセツナソング
韓国の曲やK-POPはせつない気持ちに寄りそってくれる曲がたくさんあります。
しっとりと歌い上げるメロディーだったり、じっくりと情感があふれるような歌い方も、より曲の世界観に入り込ませてくれるのではないでしょうか。
聴いていると本当に胸が締めつけられてキュッとくるバラードも多いですよね。
ただ「悲しい」という気持ちのみでなく、懐かしかったり、戻らない日々を思い浮かべたり、あたたかい雰囲気の中の切なさだったり、さまざまな心を描いたセツナソングをピックアップしました。
ぜひご自身の境遇と重ね合わせてお聞きくださいね。
K-POPの心に染みる切ない曲。いろいろな心情に寄りそうセツナソング(1〜10)
Perfect CrimeFIFTY FIFTY

80年代のシンセポップを想起させる、FIFTY FIFTYの切ないR&Bが心に染みわたります。
相手を思う気持ちをすれ違いとともに、ドリーミーなメロディとハーモニーを絡ませ、手の届かない思いの痛みを繊細に描き上げています。
アルバム『Day & Night』の収録曲で2025年4月に先行配信されました。
大人の女性像と相まって、甘く切ない恋心が引き立ちます。
夜のドライブや、心が揺れ動くときに聴きたくなる1曲。
穏やかな雨の日にも似合うでしょう。
Where Are We NowMAMAMOO

全曲バラードで構成されているアルバム『WAW』のタイトルを飾った、MAMAMOOにとって初のバラード表題曲。
切なくも感動的で、美しく輝く思い出が浮かぶような壮大な1曲です。
4人が紡いできた音楽が多くの人をとりこにし色鮮やかな世界へ連れていってくれたように、人生の岐路にたたずんだとき、きっと支えになってくれると思います。
まだまだ道の途中。
いつか終わりを迎える瞬間が来るのはとても切ないですが、それだけではない明るい未来を信じられるステキな名曲です。
愛が通り過ぎた跡NEW!SEVENTEEN

トップグループのSEVENTEENが手掛けた日本オリジナル楽曲です。
この楽曲は、TBS火曜ドラマ『初恋DOGs』の主題歌として2025年7月から公開された作品で、メンバーのウジさんがドラマの世界観に寄り添い書き下ろしました。
愛が通り過ぎた後も日常に残る面影と、それに伴う切なくも温かい感情が見事に描き出されています。
ピアノとギターが織りなす優しい旋律は、まるで美しい思い出のようで、聴いていると過ぎ去った恋の記憶がよみがえり、思わず景色がにじんでしまうかもしれません。
ドラマの登場人物たちの恋模様に自分を重ねながら、その感動に浸ってみるのもすてきですね。
K-POPの心に染みる切ない曲。いろいろな心情に寄りそうセツナソング(11〜20)
消費期限SEVENTEEN

人気グループSEVENTEENの日本4枚目のシングルは、映画などの主題歌になりそうなスケール感と歌詞で、変わらぬ思いをこめたバラードです。
2024年11月にリリースされたこの楽曲は、NHK夜ドラ『未来の私にブッかまされる!?』の主題歌に起用されました。
CARATへのメッセージが響く本作、SEVENTEENの繊細な感情表現も相まってとても心に響きます。
切なくも温かいメッセージにぜひ耳を傾けてみてくださいね。
Don’t Go, Don’t Go (가지마, 가지마)Brown Eyes

ワールドカップの開会式で国家を歌ったことでも知られるブラウン・アイズ。
彼らの曲の中でもとくに切ない1曲が、『Don’t Go, Don’t Go (가지마, 가지마)』です。
こちらは既に会えなくなった愛する人のことを、忘れようとするけれど忘れられないというかっとうを描いた作品。
一見すると失恋ソングなのですが、MVを見ると違った解釈も生まれてきそうです。
ぜひチェックして、いろいろと考察してみてほしいと思います。
달 (Moon)楽童ミュージシャン

兄妹ポップスデュオ、AKMUの2019年リリースアルバム『SAILING』に収録されているナンバー。
別れた恋人への思いを月に重ねていて、季節感や情景と思いが交わる歌詞表現が本当に美しくてとても切なくなります。
と同時にどこかほっと癒やされるような雰囲気も魅力的。
香りだったり、部屋で一緒に過ごした時間を思い出してはさまざまな気持ちがこみ上げてきそうですね。
人恋しいとき、夜にじっくり聴きたいそんな1曲です。
Through the NightIU

しとやかなアコースティックサウンドに乗せて歌うラブソング。
IUさんが2017年にリリースした名盤『Palette』に収録されています。
手紙のようにしたためられた歌詞。
愛しているからこそ苦しい、恋しい気持ちが描かれていて、夜のおだやかな時間に聴くと温かみを感じると同時にちょっぴり切なくなります。
好きな人への思いをすべて言葉にはできないけど、たしかにあるこの気持ち。
遠距離恋愛をしている最中はとくに響くのではないでしょうか。
「いい夢見てね」と声をかけたくなるような1曲です。