K-POPの心に染みる切ない曲。いろいろな心情に寄りそうセツナソング
韓国の曲やK-POPはせつない気持ちに寄りそってくれる曲がたくさんあります。
しっとりと歌い上げるメロディーだったり、じっくりと情感があふれるような歌い方も、より曲の世界観に入り込ませてくれるのではないでしょうか。
聴いていると本当に胸が締めつけられてキュッとくるバラードも多いですよね。
ただ「悲しい」という気持ちのみでなく、懐かしかったり、戻らない日々を思い浮かべたり、あたたかい雰囲気の中の切なさだったり、さまざまな心を描いたセツナソングをピックアップしました。
ぜひご自身の境遇と重ね合わせてお聞きくださいね。
K-POPの心に染みる切ない曲。いろいろな心情に寄りそうセツナソング(11〜20)
EpisodeLEE MU JIN

ときめきと切なさが共存する、冬の恋の物語。
シンガーソングライター、イ・ムジンさんによる2023年12月の楽曲です。
雪の夜の思い出を詰め込んだようなセンチメンタルな歌詞が心に染みます。
イ・ムジンさんの優しい歌声が、恋する気持ちを優しく包み込んでくれるよう。
サビで広がる美しいメロディに乗せて、甘く切ない恋心が描かれています。
別れを経験した人の心に寄り添う1曲。
恋愛の余韻に浸りたいときにぴったりです。
그리워서 (Because I miss you)정용화 (ジョン・ヨンファ)

CNBLUEのボーカル・ギター、ジョン・ヨンファさんのソロ曲でご本人の作詞・作曲です。
2011年の1曲でドラマ『オレのことスキでしょ』の挿入歌でしたね。
邦題にすると『恋しくて』。
たいせつな人が恋しくて狂おしいくらいの思いが伝わってきますね。
切なくてキュッと胸が締めつけられます。
でもどこかあったかい。
ヨンファさんの情感豊かなボーカルがステキすぎてどっぷり浸りたくなるバラードです。
自身のたいせつな人を思い浮かべながら聴いてみてください。
헤픈엔딩(HAPPEN ENDING)Epik High

2014にリリースされた『신발장 SHOEBOX』に収録された1曲。
悲しげな雰囲気のトラックに、しっとりしたラップが乗ってセンチメンタルな気持ちになります。
振られたり、別れることは誰しもつらいものですよね。
ズーンとした気持ちになるほどの曲ですが、恋愛体質である人とそうでない人、軽さと重さの対比も暗示しているようである意味深いような感じもします。
愛しては別れ、愛しては別れる繰り返し……そうなってしまったらもう何も信じられなくなりますよね。
歌詞の意味がわかりやすい日本語版もぜひ聴いてみてください。
왜왜왜 (Why Why Why)iKON

iKONが2021年にリリースしたデジタルシングルの失恋ソング。
前向きさも感じられる『LOVE SCENARIO』と少し変わって、こちらは胸を締めつけられる雰囲気だったり、美しい花がいつか終わりを迎えるようなはかなさを感じます。
サビを中心とした叙情的なメロディーに乗って歌詞が染みわたるこの曲。
どんな思いが浮かんでくるでしょうか。
幸せな日常は永遠をも信じられるけれど、ふとしたことでなくなってしまうのって悲しいですよね。
愛し続けたいのに何もできない無力……。
切ないです。
ラストの一節はとくに共感が止まらなくなるはずです。
Hate YouJung Kook

BTSのメンバーであるジョングクさん。
彼のソロアルバム『Golden』から『Hate You』を紹介しましょう。
アルバムにはアメリカンな雰囲気のポップソングが多く収録されていますが、本作はウェットなバラードに仕上がっています。
相手を愛するがゆえに憎んでしまうという複雑な心境が、繊細に歌いあげられていますよ。
静かなメロディが歌声を引き立てているのもいいですね。
ちなみにMVは日本で撮影されたことでも話題です。
보고싶다 (会いたい)김범수(キム・ボムス)

チェ・ジウさんとクォン・サンウさんが主演したドラマ『天国の階段』のOSTとしてご存じの方も多いのではないでしょうか?
余韻がものすごいラブバラードです。
キム・ボムスさんの美しいハイトーン・ボイスが心地よく、サビの「会いたい」という部分は一度聴いただけでもとても印象に残ると思います。
終始ていねいに歌っているのですが、最後の最後に感情が爆発するような歌い方をされていて思わず涙腺が崩壊してしまいますよ。
切ない男心が描かれた名曲です。
K-POPの心に染みる切ない曲。いろいろな心情に寄りそうセツナソング(21〜30)
Cry For LoveBAEKHYUN

愛が離れてしまう切なさに締めつけられる『Cry For Love』。
ソロアーティストとしても評価の高いEXOのベクヒョンさんが、2021年にリリースしたサード・ミニアルバム『Bambi』に収録されています。
アコギの音色とともに叙情的なメロディーが美しいですね。
器用でいられないがゆえにチャンスを手放してしまったり、思いが強すぎて空回りしてしまったり……。
失恋した直後はとくに共感が止まらないはずですし、いろいろな恋に重なると思います。
どこまでも伸びやかでクリアなベクヒョンさんの超絶ハイトーンボイスに切ない感情が爆発させられます。
泣きたいときは泣きましょう。