京都の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
日本でも有数の観光地であり、数多くの史跡を有する京都府の民謡・わらべうた特集です。
古くから歴史の舞台となってきた京都にはさまざまな文化があり、一口に「民謡」と言っても作られた年代が幅広く、土地や風習をなぞった色んなジャンルの曲が存在します。
地元の方ならぴんと来るもの、たくさんあるかもしれません。
また関西圏にお住まいなら、歌詞は違うけどメロディーは一緒な歌にも出会えるかも。
京都の歴史を歌からひも解いてみませんか?
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もくじ
京都の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(1〜20)
大さむこさむ

冬の寒さを歌ったわらべうたです。
地方によって歌詞に若干の差があるようですが、内容としては「おおさむ」「こさむ」という木枯らしを擬人化した兄弟が冬前になると山から降りてくるというもの。
発祥地は定かではありませんが、京都でも昔から愛されているわらべ歌です。
ひとめふため

京都で羽根つきの時に歌われるわらべうたです。
歌いながら、何回続けてつけたかを確認できる仕組みの便利な曲ですなのですが、羽根つきが続かないと歌の後半まではなかなか進みません。
滋賀県でも同じ羽根つき歌が使われているとのことで、滋賀、京都あたりではやった歌だったのかもしれませんね。
宮津節

日本三景の天橋立がある京都府宮津市で、江戸時代から歌われている『宮津節』。
無形民俗文化財である「宮津おどり」でも踊られており、宮津市では盆踊りの定番曲でもあります。
宮津港に集まってきた船乗りたちが遊郭で遊びまくり散財してしまったことで、もう絶対宮津には行かない!と思ったという様子が歌詞にはつづられています。
ですが曲の後半では、宮津には天橋立をはじめとしたステキな名所や名物があるからぜひきてねというポジティブな思いも歌われているんです。
坊さん頭は丸太町

京都市の東西の通りを覚える歌として歌われている『坊さん頭は丸太町』。
この曲と同じように東西の通りを覚える歌といえば『丸竹夷』が有名ですよね!
『坊さん頭は丸太町』も『丸竹夷』と同じようなリズム感で、通りの名前を歌っていきます。
前半は略さずにしっかり通りの名前が歌われていますが、姉小路や三条通りあたりからは『丸竹夷』と同じようにテンポよく、言葉遊びのように名前が読み上げられていきます。
2種類の歌があれば、京都市の東西の通りの名前は完璧に覚えられそうですね!
にらみっこ・にらめっこ

ほっぺをふくらませて歌うわらべうたです。
お互いが変顔を披露しあって、笑ってしまったら負け。
小さいお子さんと一緒に遊ぶときに良いですね。
このように対面で遊ぶのは、今時はなかなか貴重なのかも。
でもやってみると楽しいですよ。