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【初心者向け】LAメタルの名曲。定番の人気曲まとめ

1980年代のアメリカでは、ヘビーメタルにグラマラスな要素を加えた独特のサウンドと、華やかなルックスを兼ね備えたバンドが多く登場して、そういったバンドたちはグラムメタルやヘアメタルなどと呼ばれました。

日本ではそれらのバンドの中でも特にロサンゼルス出身のバンドたちに対する独自の呼称として「LAメタル」と呼び、日本のメタルシーンにも大きな影響を与えたのですね。

パワフルなギターリフ、叙情的なメロディライン、そしてハイトーンボーカルが織りなす音の世界は、今なお多くのリスナーを魅了し続けています。

今回は、そんなLAメタルの歴史と魅力を知るのにぴったりな名曲をご紹介します。

【初心者向け】LAメタルの名曲。定番の人気曲まとめ(1〜10)

To Hell With The DevilStryper

黄色と黒の鮮烈なビジュアルが印象的なアメリカのバンド、ストライパー。

彼らの信念を体現するこの曲は、あらゆる誘惑を退け、正しい道を進むという力強いメッセージが込められています。

歌詞の世界観だけでなく、マイケル・スウィートの突き抜けるようなハイトーンボーカルと、重厚なギターサウンドが織りなすドラマティックな展開も魅力的!

1986年10月にリリースされた名盤『To Hell with the Devil』の表題作で、アルバムは1988年1月にクリスチャン・メタルとして初のプラチナ認定を受ける快挙を成し遂げました。

何かを成し遂げたい時や、自分を奮い立たせたい時に聴くと、大きな勇気をもらえるのではないでしょうか?

18 And LifeSkid Row

Skid Row – 18 And Life (Official Music Video)
18 And LifeSkid Row

Skid Rowによって1989年にシングル・リリースされた曲。

ギタリストのDave “Snake” Saboが読んだ、友人を射殺した18歳の少年についての新聞記事からインスパイアされています。

1989年のMTVで、最もオンエアされたミュージック・ビデオのひとつとなっています。

Dr. FeelgoodMötley Crüe

Mötley Crüe – Dr. Feelgood (Official Music Video)
Dr. FeelgoodMötley Crüe

80年代のLAメタルシーンを象徴するバンド、モトリー・クルー。

彼らが1989年に発売した名盤『Dr. Feelgood』のタイトルチューンは、バンド初の全米アルバムチャート1位の原動力となった代表曲です。

メンバーがドラッグとアルコールを断って制作したことでも知られるこの楽曲には、「ドクター」と呼ばれる存在がもたらす快楽と破滅的な依存の物語が描かれています。

ファンキーなリズムと重厚なギターリフが織りなすサウンドに乗せて、主人公が危険な世界にのめり込んでいく様子が目に浮かぶよう!

LAメタルの持つパワフルさとグルーヴ感を体感しながら、80年代ロックの熱気に浸ってみてはいかがでしょうか?

【初心者向け】LAメタルの名曲。定番の人気曲まとめ(11〜20)

I Wanna Be SomebodyW.A.S.P.

W.A.S.P. I Wanna Be Somebody 1984 Official Music Video
I Wanna Be SomebodyW.A.S.P.

アメリカ・ロサンゼルス出身で、過激なステージングでも知られるヘヴィメタル・バンド、ワスプ。

彼らの名を世界に知らしめたデビュー曲は「何者かになりたい」という普遍的な渇望を歌ったロックナンバーです。

本作を収録した1984年発表のデビューアルバム『W.A.S.P.』は、RIAAゴールド認定を獲得した名盤としても知られています。

パワフルなギターとキャッチーなメロディは、聴く者の心を奮い立たせるのではないでしょうか?

現状を打破したい、大きな夢を掴みたいと感じた時に聴けば、きっと勇気がもらえますよ。

VH1の「100 Greatest Hard Rock Songs」第84位に選ばれたという事実も、その魅力を物語っています。

Rock MeGreat White

ブルースを基盤にしたハードロックでLAメタルシーンを駆け抜けた、アメリカのバンド、グレイト・ホワイト。

彼らの代表作は、1987年6月にアルバム『Once Bitten』からシングルカットされた楽曲です。

骨太なギターリフとジャック・ラッセルの情熱的なハイトーンボーカルが絡み合うサウンドが魅力的で、心を丸ごと委ねたいと願うような、抗えない衝動とひたむきな想いが伝わってきます。

ビルボードHot 100で最高60位を記録した本作は、LAメタルの華やかさとブルースの哀愁を兼ね備えており、ドライブや気分を上げたい時にピッタリ!

熱いロックサウンドに身を委ねれば、爽快感に包まれること間違いなし!

High EnoughDamn Yankees

Damn Yankees – High Enough (Official Music Video)
High EnoughDamn Yankees

Night RangerのJack Blades、StyxのTommy Shaw、The Amboy DukesのTed Nugentによって結成されたスーパー・グループのDamn Yankeesの曲。

1990年にリリースされた、彼らの最初のシングルです。

アメリカのチャートでNo.2を記録し、ポーランドやカナダ、ニュージーランドなどでもヒットしました。

Give ‘Em the AxeLizzy Borden

Lizzy Borden – Give ‘Em the Axe (OFFICIAL VIDEO)
Give 'Em the AxeLizzy Borden

脳天を叩き割るような衝撃的なイントロで幕を開ける、アメリカのバンド、リジー・ボーデン。

1984年5月に世に出たデビューEPの表題曲で、バンドの代名詞的な一曲です!

斧を振り下ろすかのような鋭利なツインギターと、全てを切り裂くハイトーンボーカルが強烈!

社会の理不尽へ怒りの鉄槌を下すような攻撃的な世界観は、一度聴けばとりこになること間違いなし!

本作は、後の名盤『Visual Lies』などを生み出すバンドの出発点となりました。

日々の鬱憤を吹き飛ばしたい時に聴けば、爽快感に包まれるはずです。

理不尽と戦うエネルギーが欲しい方に、ぜひ聴いてみてほしいですね。