同性愛・LGBTをテーマにした歌・恋愛ソング
かつてはマイノリティだったLGBT、今となってはアイコンとなる存在のアーティストたちが勇敢に訴え、誤解や偏見を社会からなくし、道を切りましたよね。
そこには、少なからず音楽の力があったのは確かです。
さまざまなミュージシャンからも支持されるようになり、同性愛歌ったラブソングやLGBTをテーマにした曲も年々増えているような気がします。
そもそもアーティスト、ミュージシャンやダンサー、デザイナーなどトップの人たちを見ていてもLGBTは芸術性においてセンスが高いと思います。
人間性も豊かで優しいです。
今回は少し複雑ながらも確かな課題としてあるLGBTをテーマにした楽曲を紹介していきます。
同性愛・LGBTをテーマにした歌・恋愛ソング(1〜10)
Sweet MemoryMACO

同性愛とも解釈できるこの曲は、かなわない恋を歌った切ないラブバラードです。
大好きな相手がいるのにその恋がかなわないことってありますよね。
相手に理解がなかったり、偏見があったりすることってまだまだたくさんあると思います。
そんな時にこの曲を聴いて勇気をもらってください。
優しいメロディも心地良いです。
夜になってにしな

にしなさんの楽曲『夜になって』は、多様な愛の表現がちりばめられ、聴く者の心に深い共感を呼びます。
この歌は2021年10月13日に配信リリースされ、Miss Beanさんが手掛けたミュージックビデオは、香港と日本で撮影された映像が組み合わされた美しい作品です。
それぞれ異なる道を歩む人々の生き方と愛を描写し、LGBTQの理解を深める一助となるでしょう。
現代社会における多様性を受け入れる上で、音楽の持つ力は計り知れないものがあります。
そんな変化を肌で感じながら、にしなさんはきっと多くの人々にエールを送り続けていくのです。
ヴィランflower・てにをは

心と体の性が違う、トランスジェンダーである楽曲の登場人物が抱える、苦しい思いを歌った『ヴィラン』。
2020年にリリースされたこの曲は、音楽家や小説家として活動するてにをはさんが制作し、VOCALOIDのv_flowerが使われています。
人とは違った感覚を持った自分は、他の人から見ればきっと悪者なんだと歌い、つらく苦しい自分の気持ちを叫んでいます。
軽快なリズムが、より胸の中にあふれる混沌(こんとん)とした思いを表しているようですね。
同じように、つらい気持ちを抱えている方の思いを理解してくれる1曲です。
ともだち宇多田ヒカル

友情と恋愛の境界線を繊細に描いた楽曲です。
2016年9月にリリースされたアルバム『Fantôme』に収録された1曲で、宇多田ヒカルさんが小袋成彬さんとコラボレーションし制作されました。
ピアノとストリングスを基調にしたシンプルでミニマルなサウンドが特徴的で、宇多田さんの内面的な葛藤が歌詞に表れています。
友情以上の感情を抱えながらも、それを表に出せない切なさが伝わってくる曲です。
これは同性愛について歌ったものだと、本人が明言していました。
あなたに出会わなければ~夏雪冬花~Aimer

普通に聴けば、普通の異性のラブソングに聴こえますが、歌詞を見ながらじっと聴くと、Aimerの歌声と歌い方で本質的にかなわない愛情を歌っていることに気付かされます。
まだまだジェンダーレスに理解のないこの国ですが、いつかきっと、こんな、はかないラブソングが流れないような国になっていてほしいと願います。
ステキな曲でオススメの1曲です。