同性愛・LGBTをテーマにした歌・恋愛ソング
かつてはマイノリティだったLGBT、今となってはアイコンとなる存在のアーティストたちが勇敢に訴え、誤解や偏見を社会からなくし、道を切りましたよね。
そこには、少なからず音楽の力があったのは確かです。
さまざまなミュージシャンからも支持されるようになり、同性愛歌ったラブソングやLGBTをテーマにした曲も年々増えているような気がします。
そもそもアーティスト、ミュージシャンやダンサー、デザイナーなどトップの人たちを見ていてもLGBTは芸術性においてセンスが高いと思います。
人間性も豊かで優しいです。
今回は少し複雑ながらも確かな課題としてあるLGBTをテーマにした楽曲を紹介していきます。
同性愛・LGBTをテーマにした歌・恋愛ソング(21〜30)
Bitterロス

恋心が大きくなっていく未知の感覚への戸惑いや不安が伝わってくる、ロスさんによる楽曲です。
さまざまな楽器がさわがしく鳴り響くサウンドが、感情の揺れ動きや心が不安定な様子を強くイメージさせます。
矛盾を抱えつつも抑えきれない恋心の表現から、傷つきながらも突き進んでいこうとする決意のような感情も伝わってきますね。
恋の詳細については言及されていませんが、恋にまつわるさまざまな不安の感情をまっすぐにぶつけてくるような印象です。
今夜フィジカルRATS&STAR

大胆な歌詞が魅力的な楽曲です。
ラッツ&スターさんが1983年12月にリリースしたこの曲は、同性愛をテーマにした挑戦的な内容で注目を集めました。
R&Bを基調としたリズム感あふれる楽曲で、当時の流行を反映しつつも独自のサウンドが融合しています。
オリコンのシングルチャートで週間35位を記録し、約4.7万枚を売り上げる商業的な成功も収めました。
80年代のディスコ・ブームを背景に生まれたこの曲は、ダンスフロアで盛り上がりたい方にぴったりです。
The holeKing Gnu

一般的には「イケボ」と聞くと低い声をイメージしますが、King Gnuの常田大希さんが放つ高くて艶のある歌声は、イケてるボーカルという意味を「イケボ」に加えたと言っても過言ではありません。
歴史的な視点から見れば、ゲイであることが御法度になったのはキリスト教の普及以降です。
紀元前において、妻子がありながら少年愛に励んだソクラテスのことを考えると、それはむしろ自然なことと解釈できるのではないでしょうか。
ヌーの大群の先頭を意味するKing Gnuが、この曲を通して悩める男性たちにとってひとつの道しるべとなることを願います。
君にキスして向井太一

中性的って言う言葉はもう死語になったのかもしれません。
ジャジーなサウンドにきらびやかな声で、もはや性別などとびこえた世界観は心地がよく、『君にキスして』そこにどんな関係であっても、ふたりの先に光が見えるような世界になっていけば、こんなサウンドがかけめぐり、平和になるような気がします。
オススメの1曲です。
Family Song星野源

人々の幸せを願ったこの曲は、すべての人が平等に幸せになるような思いがこめられていると思います。
少数派で苦しんでいるLGBTの方にぜひ聴いてほしい1曲です。
この世に生を受けた私たちはみんな幸せになる権利があるのでさまざまなバッシングに負けずに生きていきましょう。
星野源の優しい歌声にも注目です。