同性愛・LGBTをテーマにした歌・恋愛ソング
かつてはマイノリティだったLGBT、今となってはアイコンとなる存在のアーティストたちが勇敢に訴え、誤解や偏見を社会からなくし、道を切りましたよね。
そこには、少なからず音楽の力があったのは確かです。
さまざまなミュージシャンからも支持されるようになり、同性愛歌ったラブソングやLGBTをテーマにした曲も年々増えているような気がします。
そもそもアーティスト、ミュージシャンやダンサー、デザイナーなどトップの人たちを見ていてもLGBTは芸術性においてセンスが高いと思います。
人間性も豊かで優しいです。
今回は少し複雑ながらも確かな課題としてあるLGBTをテーマにした楽曲を紹介していきます。
同性愛・LGBTをテーマにした歌・恋愛ソング(11〜20)
同性同愛たかやん

性別を超えた愛を描いた楽曲です。
2023年3月にリリースされた楽曲で、たかやんさんが同性愛をテーマに制作された1曲です。
YouTubeやTikTokでの音楽配信もされていて、ポップでエネルギッシュな曲調がSNSでも人気が高いです。
性別に関係なく愛し合うことの大切さを歌った歌詞が特徴的で、LGBTQ+コミュニティに向けたメッセージが込められています。
愛の普遍性や多様性を感じたい方にぜひ聴いてほしい楽曲です。
はじめての気持ちスガシカオ

温かな感情と繊細な言葉で紡がれた珠玉の1曲です。
2003年5月にリリースされたアルバム『SMILE』に収録されており、スガシカオさんの音楽性が遺憾なく発揮された作品となっています。
初めて芽生えた恋心や、その感情に戸惑う様子が優しいメロディに乗せて描かれており、聴く人の心に深く響きます。
歌詞に登場する「ぼく」が同性愛に目覚める歌なんだそうです。
ファンクビートを基調としたクールなサウンドと内省的な歌詞が見事に融合しており、スガシカオさんの音楽的探求心が感じられる1曲です。
恋愛に悩む方や、新しい感情に戸惑う方におすすめの楽曲ですよ。
Ain’t Nobody Know星野源

星野源さんの新たな音楽的挑戦が詰まった楽曲です。
2019年10月にリリースされた配信限定EP『Same Thing』に収録されているこの曲は、イギリスの若手アーティスト、トム・ミッシュさんとのコラボレーション作品として注目を集めました。
淡々としたビートとメロディが連なる中で、星野さんの声の美しさが際立ちます。
歌詞には、自由で情熱的な愛の表現が強調されており、社会の目を気にせず、互いに深く引き寄せられた関係性が描かれています。
本作のリリックビデオには俳優の松重豊さんが、ミュージックビデオには小松菜奈さんが出演し、楽曲の世界観をより豊かに表現しています。
愛する人との大切な時間を過ごしたい時におすすめの1曲です。
ミュージックビデオでは、同性愛のカップルも出演していることから、愛の形の多様さを表しています。
産声Omoinotake

自分の中に芽生えた恋心に向き合う様子が歌われた、Omoinotakeの『産声』。
2020年にリリースされたミニアルバム『Long for』に収録されたこの曲は、同性同士の恋愛を描いたドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』のオープニングテーマに起用されました。
好きな人ができたときに、相手が異性でも同性でも、まずはいったん心に秘めておきたいという人は多いのではないでしょうか。
でも心に隠したまま生きるのではなく、ちゃんと向き合う方が好きな人と楽しい時間を過ごせるかもしれない!
そうした前向きな気持ちで恋愛する様子が描かれています。
爽やかなメロディにのせて、同性の方への恋愛に悩みを抱える方に希望を与えてくれますよ。
友達の詩中村中

読み方は「なかむらあたる」さんです。
デビュー時には性別を明言していなかった中村さん。
大きなパラダイムシフトの真っただ中で、ありのままの自分を歌い続けた歌姫の声に耳を傾けてください。
子音がまろやかに響く独特な歌声のために、ずっと古い時代の民謡のようにも聴こえます。
どうやら時代の方が彼女より少し遅れて変わりはじめたようです。
友達でいい、というのは性愛の対象にかかわらず使われる表現ですが、この曲のメロディを聴くと、心の底からそれで納得しているようにはとても思えません。