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声の低い女性が魅力を発揮できる女性ボーカル曲

「声が高い=良い」とされている日本ですが、その理由はもともと農耕民族だったことにあります。

遠くの農民に声でコミュニケーションを取るには、より聞き取りやすい高い声の方が都合が良かったため、日本を始めとする農耕民族であるアジア諸国では声が高い人が好まれてきたのです。

しかし、歌においては決して高ければ良いというわけではありません!

むしろ、低い方が倍音や響きなど、圧倒的なアドバンテージがあります。

そこで今回は声の低い女性の魅力を最大限まで引き出すような楽曲をピックアップいたしました!

もちろん、カラオケでのウケも考えながら選曲しているので、近々飲み会や合コンを控えている女性は必見です。

もくじ

声の低い女性が魅力を発揮できる女性ボーカル曲(61〜80)

プレイバックPart 2山口百恵

昭和の大スター、山口百恵さんの22枚目のシングルで1978年5月リリース。

50万枚以上のセールスと記録した大ヒット曲です。

百恵さんの低域に魅力のある歌声が最大限に活きるようなメロディ作りがされており、これなら高音が苦手で低音が得意な女性ならカッコよく歌いこなせるのではないでしょうか。

休符の位置をしっかりと理解して、フレーズとフレーズの空間を上手く使いこなして歌うことが重要になってくる楽曲だと思います。

また、発声する時は、声を下顎の両奥歯の内側辺りに当てて、胸腔を響かせる感じで歌うと、よりクールな低音ボイスになると思います。

今の耳で聞くと、アレンジでのシンセサイザーの使い方など、時代を感じさせるところも少なくないですが、そこもまた興味深いところですね。

ぜひカッコよく、クールに歌ってみてください!

Gold ~また逢う日まで~宇多田ヒカル

宇多田ヒカル「Gold ~また逢う日まで~」Music Video
Gold ~また逢う日まで~宇多田ヒカル

宇多田ヒカルさんの15作目の配信シングルで、2023年7月リリース。

映画『キングダム 運命の炎』主題歌に採用されています。

これを歌う宇多田ヒカルさんは、とてもしっとりとした落ち着いた歌声が魅力のシンガーさんで、特に中低域のメロディを歌うときの歌声はとても魅力的だと思います。

特に今回ここでご紹介しているこの楽曲は、ボーカルメロディも中低音を中心に構成されており、高音が必要な箇所もほとんど見当たらないので、声の低い女性がカラオケでセレクトするものとしては、最適なものの一つになると思います。

楽曲全体を通して、歌詞の一言一言を大切に、丁寧に歌うことを重視して歌ってみてください。

声の低い女性が魅力を発揮できる女性ボーカル曲(81〜100)

ResonantiaAimer

Aimer 「Resonantia」 MUSIC VIDEO
ResonantiaAimer

Aimerさんの通算7作目のアルバム『Open α Door』収録楽曲で、同アルバムは、2023年7月リリース。

今回ここでご紹介する、この『Resonantia』は、アルバムのリードトラックとなっています。

ちょっとオシャレな雰囲気の漂うアレンジが魅力的な、アップテンポのカッコいい楽曲に仕上げられていますね!

その素敵なアレンジの上で、Aimerさんのちょっとハスキーな歌声が存分に楽しめます。

これもまたご本人のような、少しハスキーな低音ボイスをお持ちの方にとっては、カラオケでのベストセレクトのひとつになるでしょう。

バックトラックのビートの横の流れを強く意識して、決して、いわゆる「縦ノリ」にならないように、また力強く歌うところでも、極力、ソフトなアタックの発声を心がけるようにして歌うといい感じなると思いますので、ぜひお試しください!

愛の花あいみょん

あいみょんさんの通算14作目のシングルで、2023年6月リリース。

ほのぼのとしたミディアムテンポの曲調にあいみょんさんの少しハスキーな歌声がとても映える楽曲に仕上げられていますね。

女性ボーカル曲としては、Aメロパート等を中心に比較的低い音が多用されているので、この曲なら声の低い女性が、その歌声の魅力の本領を発揮できるのではないでしょうか。

低音パートでも喉が直接鳴ってしまうと響きが美しくないので、しっかりとチェストボイスを使って歌えるように練習してみてください。

サビ等ではミックスボイス~ファルセットを使って歌う必要がある箇所も多いので、少し上級者向けのセレクトになるかもしれませんが、声の低い女性にはぜひチャレンジしていただきたい一曲です。

双葉あいみょん

あいみょん – 双葉【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
双葉あいみょん

あいみょんさんの通算4作目の配信限定シングルで、2022年3月24日リリース。

NHK『あいみょん18祭』テーマソングとしてリリースされました。

あいみょんさんは、少しハスキーな歌声もとても魅力的なシンガーさんですが、その歌声はこの楽曲の中でも健在。

とくに低音中心で構成されているAメロパートなどで聴ける、少し脱力したような歌唱表現は、張りのある歌声で歌われるBメロ後半〜サビとのコントラストを明瞭にして、楽曲のメリハリをつけるのに一役買っていると思います。

少女A中森明菜

中森明菜さんの2作目のシングルで1982年7月リリース。

いわゆる「昭和歌謡」の傑作のひとつですね。

この楽曲のリリース当時の明菜さんはまだ17歳ですが、今に至るまでこの方の持ち合わせておられる、低音成分の多い少々ドスの効いた歌声を最大限に活かしながらも、実際の歌唱には、まだデビュー2作目、そして17歳という「幼さ」の影も見え隠れしているところが独特の魅力を発揮していますね。

ボーカルメロディ的にも、いわゆるハイトーンボイスが必要なところは皆無だと思いますので、そういう意味で、低音が得意な方、高音が苦手な方がカラオケでセレクトする楽曲としてベストなもののひとつなのではないかと思います。

ただ、そういうボーカルメロディの楽曲だけに、ボソボソと歌ってしまうと非常に締まらない歌になるリスクが高いので、実際に歌われるときには曲のパーツごとのメリハリをしっかりとつけて、単調にならないようにご注意くださいね。