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声の低い女性が魅力を発揮できる女性ボーカル曲

「声が高い=良い」とされている日本ですが、その理由はもともと農耕民族だったことにあります。

遠くの農民に声でコミュニケーションを取るには、より聞き取りやすい高い声の方が都合が良かったため、日本を始めとする農耕民族であるアジア諸国では声が高い人が好まれてきたのです。

しかし、歌においては決して高ければ良いというわけではありません!

むしろ、低い方が倍音や響きなど、圧倒的なアドバンテージがあります。

そこで今回は声の低い女性の魅力を最大限まで引き出すような楽曲をピックアップいたしました!

もちろん、カラオケでのウケも考えながら選曲しているので、近々飲み会や合コンを控えている女性は必見です。

声の低い女性が魅力を発揮できる女性ボーカル曲(41〜50)

向日葵Ado

Adoさんの通算21作目の配信限定シングルで、2023年11月リリース。

TBS系火曜ドラマ『18/40〜ふたりなら夢も恋も〜』主題歌に採用されています。

これを歌うAdoさん、すごく深みのある魅力的な低音ボイスが魅力のシンガーさんなので、声の低い女性の方がカラオケでセレクトして、その魅力を披露するには最適なもののひとつな気がします。

曲中、少し高音になるところはファルセットボイス(裏声)で歌われていますので、発声の切り替えがスムーズにできるように練習してくださいね。

それと、力強く歌われるサビパート等でも、決して歌そのものが乱暴にならないようにご注意ください。

はがゆい唇高橋真梨子

高橋真梨子、18枚目のシングルで1992年5月リリース。

その落ち着いた、とても「大人っぽい」歌声と歌唱が高く評価されている高橋真梨子ですが、この曲でもその魅力は存分に発揮されています。

カラオケネタとしても、高音が苦手な方はもちろん。

大人な女性を演出したい方にも強くオススメしたい曲ですね。

そういえば、僕は過去に何度か、この曲の男性シンガーによるカバーをディレクションしてレコーディングしたことがありますが、女性ボーカルとはまた違う楽曲の魅力が引き出されて、男性が歌う女性曲としてもオススメしたいところですね。

ダイヤモンドPRINCESS PRINCESS

プリンセス プリンセス 『Diamonds <ダイアモンド>』
ダイヤモンドPRINCESS PRINCESS

プリンセス・プリンセス(以下、プリプリ)の7枚目のシングルで1989年4月リリース。

オリコントップになる大ヒット曲になりました。

もともとデビュー当時から少々ハスキーな要素も持っていた奥居香(Vo)の声ですが、この前作の『Let’s Get Crazy』あたりからバンドのロック色も強くなり、それに伴い、奥井のボーカルのハスキーなところも存分に生かされた楽曲作りになっていたような気がします。

ある意味でプリプリサウンドを完成させた曲と言ってもいいのではないでしょうか。

カラオケネタとしてもとても歌いやすい曲だと思いますし、もちろん極端なハイトーンも出てこないので、高音を出すのが苦手な女性の方にもオススメです!

アルデバランAI

AI – 「アルデバラン」 (official video)
アルデバランAI

NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の主題歌にも起用された、AIさんによる楽曲です。

森山直太朗さんが作詞と作曲を担当しており、すべてを包み込むようなやさしい力強さを感じられます。

R&Bやソウルを得意とするAIさんの魅力が発揮されているような歌唱も特徴で、ハスキーな歌声だからこそ歌詞のやさしさと力強さがまっすぐに伝わってくるようにも思えます。

遠くへと願いを届けるようなパワフルな歌唱が聞いている側にも力を与えてくれる楽曲です。

慟哭工藤静香

工藤静香 / 慟哭[Official Video]
慟哭工藤静香

工藤静香さんの名曲『慟哭』。

楽曲によっては激しい歌い方を見せる工藤静香さんですが、実は音域が非常に狭いアーティストでもあります。

本作はそんな工藤静香さんの楽曲のなかでも、特に音域の狭い作品です。

一番高いところでも中音域と中高音域の間くらいで、しかも一瞬しか登場しません。

加えて、音程の上下も非常にゆるやかなので、声が低い女性にとっては、むしろ歌いやすい楽曲と言えるでしょう。

カラオケでのウケもバツグンなので、ぜひレパートリーに加えてみてください。

ReceiptVIDA Hollywood

VIDA Hollywood – Receipt(Lyric Video)
ReceiptVIDA Hollywood

4人組の音楽ユニット、VIDA Hollywood。

アメリカの音楽大学出身のメンバーによって結成されたユニットというだけあって、洋楽に近い洗練されたスタイルが特徴です。

そんな彼女たちの楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『Receipt』。

R&Bテイストの作品で、一部でファルセットに近いハイノートが登場するものの、全体的には中低音~中音域で構成されているので、声が低い女性でも難なく歌えます。

カプセルaiko

aiko-『カプセル』music video
カプセルaiko

aikoさんの新曲『カプセル』。

aikoさんというとファルセットをはじめとした高音のフレーズが印象深いかと思いますが、実は低音域にも魅力を持ったアーティストでもあります。

本作はそんなaikoさんの低音域を味わえる作品です。

音域はやや広めなのですが、それはBメロが高いだけであって、サビでは低音を主体としたボーカルラインに仕上げられています。

声量が落ちがちなサビなので、しっかりと倍音を意識して、音の小ささを音の広がりでカバーしましょう。

全体的にはクセのない歌いやすいボーカルラインなので、ぜひレパートリーに加えてみてください。