声の低い女性が魅力を発揮できる女性ボーカル曲
「声が高い=良い」とされている日本ですが、その理由はもともと農耕民族だったことにあります。
遠くの農民に声でコミュニケーションを取るには、より聞き取りやすい高い声の方が都合が良かったため、日本を始めとする農耕民族であるアジア諸国では声が高い人が好まれてきたのです。
しかし、歌においては決して高ければ良いというわけではありません!
むしろ、低い方が倍音や響きなど、圧倒的なアドバンテージがあります。
そこで今回は声の低い女性の魅力を最大限まで引き出すような楽曲をピックアップいたしました!
もちろん、カラオケでのウケも考えながら選曲しているので、近々飲み会や合コンを控えている女性は必見です。
声の低い女性が魅力を発揮できる女性ボーカル曲(41〜60)
はがゆい唇高橋真梨子

高橋真梨子、18枚目のシングルで1992年5月リリース。
その落ち着いた、とても「大人っぽい」歌声と歌唱が高く評価されている高橋真梨子ですが、この曲でもその魅力は存分に発揮されています。
カラオケネタとしても、高音が苦手な方はもちろん。
大人な女性を演出したい方にも強くオススメしたい曲ですね。
そういえば、僕は過去に何度か、この曲の男性シンガーによるカバーをディレクションしてレコーディングしたことがありますが、女性ボーカルとはまた違う楽曲の魅力が引き出されて、男性が歌う女性曲としてもオススメしたいところですね。
アルデバランAI

NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の主題歌にも起用された、AIさんによる楽曲です。
森山直太朗さんが作詞と作曲を担当しており、すべてを包み込むようなやさしい力強さを感じられます。
R&Bやソウルを得意とするAIさんの魅力が発揮されているような歌唱も特徴で、ハスキーな歌声だからこそ歌詞のやさしさと力強さがまっすぐに伝わってくるようにも思えます。
遠くへと願いを届けるようなパワフルな歌唱が聞いている側にも力を与えてくれる楽曲です。
異邦人久保田早紀

久保田早紀のデビューシングルで1979年10月リリース。
この曲のリリース当時、久保田は21歳だったようですが、その若さにしてこの大人っぽい声と堂々とした歌唱は驚愕的と言えるかもしれませんね。
途中、メジャー展開するところの高音もいいですが、とても深みのある低音の効いた声はとても魅力的です。
楽曲は『シルクロードのテーマ』というサブタイトルからも伺えるような、少々オリエンタル風味のある大陸的なメロディとアレンジで構成されていて、楽曲の「絵的」な表現も秀逸な一曲だと思います。
Mermaid由薫

洋楽からインスパイアを受けたハイセンスな音楽性で人気を集める女性シンガーソングライター、由薫さん。
キャッチーな楽曲も多いのですが、最近は特に音楽性に磨きがかかってきましたよね。
そんな彼女の新曲『Mermaid』は、低音ボイスをお持ちの女性にオススメしたい作品です。
ミックスボイスで歌われている本作ですが、声を張らないミックスボイスなので、声が低い女性でも案外歌えてしまいます。
音域も狭いので、ミックスボイスが難しい方はキーを思い切って下げてみましょう。
Oneway Generation本田美奈子

アイドル歌手からミュージカル界のスターへと華麗な変身を遂げた本田美奈子.さん。
1985年のデビュー以来、アイドルシーンで輝きながら、クラシックやミュージカルにも挑戦し、ジャンルを超えた活躍を見せました。
日本武道館でのファーストコンサートを成功させ、1988年には女性ロックバンドMINAKO with WILD CATSを結成。
デビュー年には日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得し、その実力は高く評価されました。
12,000人の中から選ばれたミュージカル『ミス・サイゴン』のキム役では、卓越した歌唱力と表現力で観客を魅了。
パワフルな歌声と優美な立ち振る舞いを併せ持つ歌姫として、クオリティの高い音楽を求める方にオススメの存在です。