低音が魅力の男性アーティストの曲。邦楽の名曲、おすすめの人気曲
ここ最近はハイトーンボイスを持つ男性ボーカルの人気が高く、低音の効いた渋い声で歌われる楽曲を耳にする機会が少なくなった気もします。
でも、やはり心の奥底まで響き渡る低音は男性にとって憧れですし、女性のなかでも「渋い歌声にしびれる!」という方が多いのではないでしょうか。
低音が印象的な男性アーティストが女性目線の曲を歌ったときなどは、かえって女性の色気が強調され魅力的に響く気がします。
今回は、そんな渋い低音がたまらない男性アーティストによる名曲を集めました。
ぜひおしゃれでムーディーな低音ボイスに酔いしれてみてください。
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低音が魅力の男性アーティストの曲。邦楽の名曲、おすすめの人気曲(41〜50)
umbrellaSEKAI NO OWARI

SEKAI NO OWARIのメジャー13作目のシングルで2020年6月リリース。
一曲を通して中低域中心にボーカルメロディがまとめられており、しっとりとしたアレンジとともに、すごくムードのある楽曲ですね。
ボーカルは、どこか中性的な印象で、いわゆる「低音ボイス」というワードから連想されるような声ではありませんが、この一曲を通して感じられる落ち着いたしっとり感が非常に心地よく響く声質で、すごく魅力的に感じられます。
中性的な声と低音中心のメロディ、この対比が独特の世界観を演出しているように思います。
カラオケなどで男性が歌っても女性が歌ってもサマになる曲かもしれません。
満ちてゆく藤井風

藤井風さんの楽曲『満ちてゆく』。
最近は低音ボイスを出せる男性アーティストが極端に減ってしまいましたが、藤井風さんはそんな数少ない低音ボイスを使いこなせるアーティストですね。
本作はそんな彼の低音ボイスがいたるところで味わえます。
楽曲としてはR&Bを貴重としながらも、終始穏やかな曲調にまとめられているので、チルな雰囲気がただよっています。
その雰囲気がさらに低音ボイスの心地よさを引き立てているので、ぜひチェックしてみてください。
まつり藤井風

藤井風さんの通算10作目のデジタルシングルで、2022年3月20日リリース。
恥ずかしながら筆者は、これを歌う藤井風さんの楽曲をあまり聴いたことがなかったのですが、少ししんみりとした心に染み入るような低音の声質を基本としつつも、そこにしっかりと輝きのある高次倍音成分まで含んだ優しさも感じさせてくれる、ある意味でとても不思議な魅力の歌声の持ち主ですね!
個人的には、Aメロ部分で聴けるささやくように歌われている部分の低音ボイスを「とても素敵だな」と感じました。
何も言えなくて…夏(何も言えなくて…夏 JAYWALK ORIGINAL EDITION 1 Al Version)THE JAYWALK

1991年7月リリースのTHE JAYWALK(当時はJ-WALK)の18枚目のシングル。
ミリオンに迫る売り上げを記録したことからもJAYWALKの代表曲ですね。
ミドルテンポの心地いいポップソングですが、さほどボーカルはハイトーンでもなく中高域をうまく使ったメロディ展開と歌唱に仕上げられているのは、カラオケ市場で多くの人に歌われることを強く意識した曲作りが主流だった、90年代初頭当時の特徴かもしれませんね。
とは言え、柔らかいミックスボイス(ミドルボイス)を巧みに使った歌唱は、この曲のリリース当時でデビュー10年を迎えていたベテランの余裕というところでしょうか。
千の風になって秋川雅史

秋川雅史さんの1作目のシングルで2006年5月リリース。
出自がテノール歌手で、クラシックの声楽を学んだという秋川さんですが、やはりクラシックを正式に学んだ方の歌声は特別ですね!
しっかりとした響きと深みのある低音から、決して細くなったりしない高音まで、楽曲全般に渡って見事な歌声を響かせてくれています。
彼の歌声を楽しむのに難しい理屈は不要でしょう!
全域に渡ってクリアに響く歌声を存分にお楽しみください!
ダイアローグASIAN KUNG-FU GENERATION

ASIAN KUNG-FU GENERATION(通称アジカン)の通算27作目のシングルで2020年10月リリース。
筆者の勝手な印象ですが、このアジカンのボーカル、後藤さんの声って、いい意味でとても親しみ感の強い声質だと思います。
極端なハイトーンでの歌唱があるわけでも、昭和の低音シンガーの方のようなよく響く声でもありませんが、その低音中心のメロディで歌われる歌唱にとても魅力を感じます。
この曲もそんな後藤さんの魅力が十二分に伝わる作りになっているように感じますね。
Workin’ Hard藤井風

藤井風さんの通算13作目の配信限定シングルで、2023年8月リリース。
バスケットボールのワールドカップテーマソングとして書き下ろされたそうです。
楽曲前半の大部分が押し殺したような低音で歌われていますが、終盤に近い部分からはそれが一転、見事なハイトーン中心の歌唱に変化させているコントラストの付け方がこの楽曲の聞きどころの一つでしょう。
藤井風さんの歌唱表現力の高さを実感させてくれる楽曲です!
もちろん、本稿のテーマでもある低音ボイスは、前半部分で存分に楽しめます!






