低音が魅力の男性アーティストの曲。邦楽の名曲、おすすめの人気曲
ここ最近はハイトーンボイスを持つ男性ボーカルの人気が高く、低音の効いた渋い声で歌われる楽曲を耳にする機会が少なくなった気もします。
でも、やはり心の奥底まで響き渡る低音は男性にとって憧れですし、女性のなかでも「渋い歌声にしびれる!」という方が多いのではないでしょうか。
低音が印象的な男性アーティストが女性目線の曲を歌ったときなどは、かえって女性の色気が強調され魅力的に響く気がします。
今回は、そんな渋い低音がたまらない男性アーティストによる名曲を集めました。
ぜひおしゃれでムーディーな低音ボイスに酔いしれてみてください。
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低音が魅力の男性アーティストの曲。邦楽の名曲、おすすめの人気曲(41〜50)
TRUE LOVE藤井フミヤ

藤井フミヤさんのセカンドシングルで、チェッカーズ解散後初のシングルでもあります。
リリースは1993年11月。
初のご本人が作曲を手掛けられた曲でもあります。
そんなせいもあるのか、藤井さん自身の低音の効いた甘い声を最大限に活かすメロディ作りがされており、彼の声や歌が存分に楽しめる楽曲になっています。
そんな低音ボイスの中、サビなどで部分的に出てくるファルセットボイスや声を張り上げるハイトーンの部分とのコントラストも絶妙な一曲でもありますね。
島唄THE BOOM

日本のロックバンド、THE BOOMのヒット曲で最初のリリースは、1992年1月。
その後、多数のバージョン違いが制作されている。
THE BOOMの出身県である沖縄の伝統音階(琉球音階)や伝統楽器の三線(さんしん)が積極的に取り入れられており、曲全体が「琉球モード」に染められています。
一聴してシンガー宮沢さんに本格的な民謡を歌った経験があるようには思えませんが、たとえば少し唸るように歌われる低音部であるとか、高音の節回しなどには、沖縄民謡(島唄)の要素からの影響は色濃く反映されています。
本格的な民謡の人が聞けばどう感じるのかが興味深いところではありますが、あくまでポップソングとして聞く限りにおいては、この「唸るような低音」はなかなか迫力がありますね!
小さな恋のうたMONGOL800

MONGOL800の代表曲で、2001年9月リリース。
これまでに一度もシングルカットされたことはありませんが、さまざまなアーティストにもカバーされて、すっかり代表曲になっているところが興味深いです。
さて、この曲で聴ける「低い声」ですが、これはバンドの方向性なども大きく関連しているのだろうと思いますが、いわゆる、訓練されたよく響く低音ボイスではなく、曲冒頭から、はき捨てるように低音で、ある意味つぶやくような歌が続きます。
これ、「歌としての完成度」という観点から聴くと、決して褒められたアプローチではありませんが、曲全体の中で捉えると、サビで一転して張り上げる系の高い音域の歌唱でポップになる展開の中、とてもうまくシンガーの個性がプロデュースされていると思います。
決して教科書通りではない魅力をたくさん感じられるのもこの曲の人気の理由なのでしょうね!
ルビーの指環寺尾聰

寺尾聡さん、6枚目のシングルで1981年2月リリース。
もともと俳優として活躍していた寺尾さんですが、この曲の大ヒットをきっかけに歌手としての認知度も大きくアップしました。
寺尾さんご本人の作曲による作品で、当時、本人が「(当時大ヒットしていた)アリスを意識して作った」と何かのテレビ番組で語っていたのを覚えています。
たしかに70年代末期から80年代初頭にブームだったニューミュージックと言われるジャンルの香りの強い曲ですね。
本作で聴ける寺尾の声は、まさに絵に描いたような「渋い声」で、低音魅力の男性ボーカルの見本のような楽曲だと思います。
ただ、この声、個人的には歌唱力や鍛錬の賜物というよりは、寺尾さんご本人の天性の声の魅力によるところが大きい気がするので、同じような雰囲気でカラオケで歌うのは、もしかするとなかなか難しいかもしれません。
低域に自身のある方はぜひチャレンジしてみてください!
FOR YOUR LOVE松崎しげる

世界のトップアーティストでも受賞するのが難しい、本物のボーカル大会「マジョルカ音楽祭」で日本人として唯一、優勝したアーティスト、松崎しげるさん。
日本では知られていませんが、とんでもない実績を持っているんですよね。
そんな彼の名曲としてオススメしたいのが、こちらの『FOR YOUR LOVE』。
90年代のR&Bバラード調に仕上げられた楽曲で、松崎しげるさんの貴重なフェイクが味わえます。
もちろん、低音も非常に魅力的なので、ぜひチェックしてみてください。
ばらの花くるり

くるり、7枚目のシングルで2001年1月リリースの作品。
TBSドラマ「オレンジデイズ」の挿入歌としても使われた。
本稿のテーマは「低音が魅力の〜」ということになってますが、決して響き渡るような伸びやかな低音ではなく、低めの音程が多い、脱力したようなメロディをこれまたちょっと「ゆる〜い」感じの歌唱でこなしているところが魅力の作品になっていると思います。
この歌い方、簡単そうに聞こえるかもしれないですが、やってみると意外に難しいものですよ!?
まつり藤井風

藤井風さんの通算10作目のデジタルシングルで、2022年3月20日リリース。
恥ずかしながら筆者は、これを歌う藤井風さんの楽曲をあまり聴いたことがなかったのですが、少ししんみりとした心に染み入るような低音の声質を基本としつつも、そこにしっかりと輝きのある高次倍音成分まで含んだ優しさも感じさせてくれる、ある意味でとても不思議な魅力の歌声の持ち主ですね!
個人的には、Aメロ部分で聴けるささやくように歌われている部分の低音ボイスを「とても素敵だな」と感じました。