転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲
曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。
転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。
その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。
今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。
この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。
曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!
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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(91〜100)
QUINCYBoA

BoAさんの14枚目のシングルとして2004年に発売されました。
コーセー「Fasio」CMソングに起用された曲で、タイトルはBoAさんの尊敬するクインシー・ジョーンズさんから取られたと言われています。
この曲で第46回日本レコード大賞にて金賞を受賞しました。
I’m proud華原朋美

華原朋美さんの3作目のシングルで、1996年3月6日リリース。
プロデュースは言わずと知れた小室哲哉さん。
鹿原さんご本人出演のTBC「the レディ・エステティック」のCMソングにも抜てきされミリオンセラーを記録した、90年代の代表するヒット曲のひとつになりました。
サビ以外の部分はマイナーキーで構成されサビでメジャー展開、そしてラストのサビの転調でキーが上がるという、いわゆる王道的な転調の手法を使った楽曲ですが、それだけに曲のパートごとの場面展開が明快で、聴く人にインパクトを与えることに成功しています。
Stand By YouOfficial髭男dism

大人気Official髭男dismが2018年にリリースした楽曲『STAND BY YOU』。
巧みなリズムワークで、リスナーを彼らのグルーヴに引き込んでしまいます。
また、ボーカル、藤原さんのクリアな歌声が歯切れよく、スタイリッシュな印象を与えますね。
ブリッジでのハイトーンはとくに必聴です。
そこから大サビへ入りますが、ここで転調が起こります。
半音上がり、楽曲がよりオープンで大規模になりますね。
ガツンと盛り上がりたい時に聴きたくなる1曲です!
鳥の詩Lia

淡々と同じ進行がくり返されているようでその実、かなり高度な転調が登場しているこの曲。
最初はPCゲームとして発売され、その人気ぶりからメディアミックス展開された『AIR』シリーズ。
そのアニメ版主題歌などに起用されたのがこの、Liaさんの歌う『鳥の詩』です。
ストリングスの美しい音色が響くダンスミュージックで、Liaさんの幻想的なボーカルワークが映えた仕上がり。
『AIR』が「泣きゲー」と称されるその理由の一つを生み出している楽曲です。
何度も転調するのに曲全体の一体感が全くそこなわれていないのが、すごいんですよね……。
ハッピーサマーウェディングモーニング娘。

モーニング娘。
の9枚目のシングルとして2000年に発売されました。
歌詞は結婚に際しての両親に対する心情について歌われていて、結婚式の際の余興でよく使用されている曲です。
オリエンタルなアレンジがされている曲で、オリコン週間シングルチャートでは1位を獲得し、ミリオンセラーを記録しました。
会いたくて 会いたくて西野カナ

西野カナさん、10作目のシングルで2010年5月リリース。
この曲の転調ポイントは4分4秒あたり。
バックの演奏が静かになる、曲中で1回だけ出てくるCメロの後に転調してキーが上がります。
歌がロングトーンで伸ばしているところで演奏がブレイクして、その直後にキーが上がることで曲をドラマティックに演出するアレンジになっています。
よくある手法と言ってしまえばそれまでですが、ドラマティックに曲を盛り上げるには最適な手法の一つでしょう。
作曲などされている方はぜひ参考にしてみてくださいね!
セブンティーンYOASOBI

YOASOBIと宮部みゆきさんのコラボという点からも注目を集めているのが『セブンティーン』です。
こちらは17歳の少女を主人公にしたサスペンス小説『色違いのトランプ』を元にした作品。
その濃密な物語を疾走感のあるサウンドに乗せて描いています。
そして主人公が事件に巻き込まれるシーンで転調が使われています。
これは混とんとした世界に足を踏み入れたのを表しているのかもしれませんね。
またラストのサビの直前にも転調が用意されています。





