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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲

曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。

転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。

その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。

今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。

この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。

曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!

転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(41〜50)

My Revolution渡辺美里

渡辺美里「My Revolution」(taken from『Live EPIC 25 -20th Anniversary Edition-』)
My Revolution渡辺美里

1986年にリリースされた渡辺美里さんの代表曲。

ときめくイントロからしてもうグッときますよね。

自分らしく強く生きていく姿を歌った歌詞。

高いBメロからサビへキーが下がる歌いやすさを考慮した転調、当時としては珍しいサビで3回低くなる転調を織り交ぜた構成でリスナーに新しいインパクトを残しました。

この曲の誕生がJ-POPの転調が多くなるきっかけだったとも言われているようです。

そんな転調の魅力はもちろんのこと大村さんの素晴らしいアレンジも聴きどころ。

美しい音色と伸びやかな美里さんのボーカルに、切なくも晴れやかな印象を感じさせる名曲です。

転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(51〜60)

メリッサポルノグラフィティ

ポルノグラフィティ『メリッサ』(ROMANCE PORNO’08 ~10 YEARS GIFT~)/ PORNOGRAFFITTI『Melissa (Live Ver.)』
メリッサポルノグラフィティ

ポルノグラフィティの12作目のシングルとして2003年に発売されました。

アニメ『鋼の錬金術師』のオープニングテーマに起用された曲で、イントロはベースから始まり、切なさと激しさが同居する楽曲です。

「自己犠牲」をテーマに制作された曲です。

サビからメロに切り替わる時の転調が自然に行われていて気持ちい1曲です。

イエスタデイOfficial髭男dism

Official髭男dism – イエスタデイ[Official Video]
イエスタデイOfficial髭男dism

2019年9月リリースのOfficial髭男dismの楽曲で、映画『HELLO WORLD』主題歌にも採用されています。

非常にオシャレなアレンジの曲が多いOfficial髭男dismですが、この曲でもBメロでF#メジャーキーからFmキーへと同主調転調することで、とてもセンスのいい「オシャレ感」を曲に持たせることに成功しています。

あまりにスムーズに転調しているので、転調に気づかない人もおられるかもしれませんね。

本稿のテーマの趣旨とはちょっと外れてしまうかもしれませんが、ハッとさせるような方向ばかりが転調の使用法ではないということをご理解いただけるように選曲してみました。

こんな転調もおもしろいですね。

うっせぇわAdo

強烈な歌詞と歌声で聴く人を圧倒するAdoさんの楽曲です。

社会の不条理やルールへの怒りを代弁する激しいロックナンバーですが、ラストサビで半音上に転調することで、その感情が一気に最高潮へと達します。

この転調が、内に秘めた鬱憤を解放するスイッチのような役割を果たしているんですよね。

syudouさんが手がけたメジャーデビューシングルで2020年10月リリース。

2021年の新語・流行語大賞でトップテン入りするなど話題となり、明星食品「中華三昧」のCMソングとしても起用されました。

アルバム『狂言』にも収録されています。

日々の生活でたまったモヤモヤを吹き飛ばしたい時、大音量で聴いてすっきりしてみてはいかがでしょうか。

かたちあるもの柴咲コウ

女優としてはもちろんのこと、映画『黄泉がえり』での歌手役をきっかけに、アーティストとしても活動を始めた柴咲コウさん。

女優出身のアーティストとして大成功を収めた筆頭格と言えるのではないでしょうか?

そんな彼女の作品から、転調が気持ち良い楽曲としてオススメしたいのが、こちらの『かたちあるもの』。

サビ前で転調する楽曲で、Bメロからサビに移る直前で転調するということもあって、つながりが非常にスムーズです。

ぜひチェックしてみてください。

AnarchyOfficial髭男dism

Official髭男dism – Anarchy[Official Video]
AnarchyOfficial髭男dism

Official髭男dismの6作目のデジタルダウンロードシングルで2022年1月7日リリース。

東宝系映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』の主題歌として書き下ろされました。

この楽曲の転調は、リスナーにハッとしてもらうための転調というよりは、印象的なフレーズをよりスムーズにつなげるためのものという気がします。

おかげで1曲通してすべての歌パートがサビに聞こえるような印象を与えることに成功しているのではないでしょうか。

この曲に限らず、いわゆる「オシャレ感」満載の楽曲の多いOfficial髭男dism。

まさにその面目躍如といったところでしょう。

サイレントマジョリティー欅坂46

欅坂46 『サイレントマジョリティー』
サイレントマジョリティー欅坂46

欅坂46のデビューシングルで2016年4月リリース。

この曲はサビでG#mキーからFmキーへ「+#3の転調」をしています。

キーチェンジとしては無理のないものですが、サビ前、Bメロのフレーズを意図的にサビとはつながりの良くないものにしていることで、よりサビを引き立て、またサビ前で一度、別のキーに移動したような錯覚をリスナーに与える作りになっていますね。

こういう高度なアレンジ手法が使われていることも現代のアイドル曲の特徴かもしれないですね。

非常に興味深いコードアレンジの楽曲だと思います。