転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲
曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。
転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。
その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。
今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。
この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。
曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!
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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(41〜50)
逆夢King Gnu

アニメ映画『劇場版 呪術廻戦 0』のエンディングテーマに起用され、2021年12月に発売されたシングル『一途/逆夢』に収録されている本作。
優美なストリングスとピアノが絡み合う、冬の季節にぴったりなバラードですね。
Aメロの静寂からサビに向けて世界が広がるようなドラマチックな展開は、King Gnuならではの構成美を感じさせます。
Cメロから大サビへの流れでは、巧みなコード進行で曲の表情が次々と変化し、まるで夢と現実の境界をさまようような不思議な転調感を味わえるのが印象的ですね。
2024年時点でストリーミング再生数が3億回を超えるなど、長く愛されている名曲でしょう。
かなわない願いを抱えている時や、映画の深い余韻に浸りたい夜にじっくりと聴いてほしい1曲です。
イケナイ太陽ORANGE RANGE

夏の気配を感じると無性に聴きたくなる、ORANGE RANGEの代表的なキラーチューンといえばこの曲ですよね!
ジリジリと焦がれるような恋心や、理性を超えて走り出す衝動を描いたリリックは、聴くだけで体温が上がるような興奮を与えてくれます。
本作は2007年7月に発売された彼らの17枚目のシングルで、大人気ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』のオープニングテーマとしても起用されました。
Aメロの妖艶なムードからサビでの爆発的な開放感への流れは、曲の印象がガラッと変わるため、転調にも似たドラマチックな高揚感を味わえますよ。
オリコン週間チャートで3位を記録したのも納得の、夏のドライブやカラオケで絶対に外せない1曲です。
たぶんYOASOBI

小説を音楽にするユニット、YOASOBIの4作目のデジタルシングルで、2020年7月に配信され、初のEP『THE BOOK』にも収録された作品です。
原作小説を基にした映画の主題歌にも起用されています。
その心地よいミドルテンポと、場面ごとに表情を変えるコード進行で聴く人を引きつける楽曲です。
別れの朝を迎えた静けさと、ikuraさんの透明感ある歌声が一体となって切ない感情の揺れを表現します。
生活音を取り入れたアレンジや、諦めと未練が入り混じる歌詞などが心地良く楽曲全体を包み込んでいるんですよね。
繊細な音の移ろいが、まるで転調したかのように印象を変える要素となっています。
聴くごとに主人公の心情に深く浸れる、その余韻をぜひ味わってみてください。
一人の時間のBGMとしてもお楽しみいただければと思います。
水平線back number

インターハイが史上初めて中止になったというニュースを受けて制作され、2020年8月にYouTubeで公開されたback numberの名バラード。
その後、2021年8月に配信リリースされた本作は、穏やかなメロディから徐々に熱を帯びていくドラマチックな展開が魅力的です。
ラストのサビで見せる半音上への転調は、挫折や悲しみを抱えながらも、そこから光を見いだそうとする主人公の心情とリンクして、聴く人の心を強く揺さぶります。
王道のテクニックでありながら、ただキーが上がるだけでなく、感情の高ぶりそのものを音にしたような切実さが胸に迫るんですよね。
理不尽な現実に直面して立ち止まってしまった時や、自分自身と向き合いたい時に、そっと寄り添ってくれる1曲としてぜひ聴いてみてください。
Secret of my heart倉木麻衣

倉木麻衣さんの3作目のシングルとして2000年に発売されました。
読売テレビ・日本テレビ系アニメ『名探偵コナン』エンディングテーマに起用された曲で、「誰にも言えない秘密」がテーマとなった楽曲で、デビュー当時、自分が倉木麻衣であることを友人に打ち明けられずにいた時のことを歌った曲です。
倉木麻衣のシングルでは2番目の売上を記録しました。
サビに入った瞬間の転調は何度聞いても気持ちいですよね。
雨燦々King Gnu

King Gnuの『雨燦々』は平行調の転調を効果的に使った曲です。
この曲はGマイナーで始まり、サビで平行調のBフラットメジャーに転調するというシンプルな構成になっていて、怪しいイントロからサビでいきなり爽やかな空に景色が変わるような爽快感が味わえますよね。
また、この曲はメロディにも工夫がされており、音程の跳躍がかなり激しいです。
カラオケで歌う時は一音ずつしっかりと音程をとって練習してから本番にのぞむのがいいかもしれませんよ。
新時代Ado

Adoさんの『新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)』も転調が効果的に使われているかっこいい曲です。
イントロはGメジャーで始まり、AメロでGメジャーの平行調であるEマイナーに転調します。
平行調の性質上、♯の数は同じなのであまり大きな変化があったという印象は感じませんが、その分さりげないアクセントになっていて楽曲の自然な流れを邪魔しません。
ちなみに曲をコピーする時にも調号が変わらない平行調の転調は弾きやすいので、転調を含む曲をコピーしてみたい初心者さんにはオススメですよ!


