転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲
曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。
転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。
その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。
今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。
この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。
曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!
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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(41〜50)
AnarchyOfficial髭男dism

Official髭男dismの6作目のデジタルダウンロードシングルで2022年1月7日リリース。
東宝系映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』の主題歌として書き下ろされました。
この楽曲の転調は、リスナーにハッとしてもらうための転調というよりは、印象的なフレーズをよりスムーズにつなげるためのものという気がします。
おかげで1曲通してすべての歌パートがサビに聞こえるような印象を与えることに成功しているのではないでしょうか。
この曲に限らず、いわゆる「オシャレ感」満載の楽曲の多いOfficial髭男dism。
まさにその面目躍如といったところでしょう。
めぐり逢いCHAGE and ASKA

CHAGE&ASKAの36枚目のシングルとして1994年に発売されました。
フジテレビ系月9ドラマ『妹よ』主題歌に起用された曲で、1957年の映画『めぐり逢い』の内容と題名にインスパイアされて生まれた楽曲です。
オリコン週間シングルチャートでは1位を獲得し、ミリオンセラーを達成しました。
曲の中盤にある転調がなんとも心地よい1曲です。
Magic Music木村カエラ

現在でも一部の層から根強い支持を集めている女性シンガーソングライター、木村カエラさん。
多くの名曲を持つ彼女ですが、その中でも特にオススメしたい楽曲がこちらの『Magic Music』。
本作はキャリア初期の特徴であった、ロックテイストの強い作品で、全体を通してキュートでありながらも高いボルテージを有しています。
サビで転調するのですが、サビの始まりではなく、途中で転調します。
本作のようにサビの途中からキーが上がる転調は珍しいので、ぜひ一度、ご自身の耳で確かめてみてください。
ふたりごとRADWIMPS

RADWIMPSのメジャー3作目、通算6作目のシングルで2006年5月リリース。
この曲も最初のサビ(1分34秒あたり)から転調して、また2コーラス目から元に戻るという、サビをより引き立てるために転調を使用していますね。
90年代までのヒット曲では、ラストサビだけ転調するものが多かったことに対して、00年代以降、このような少しテクニカルな転調を使う曲が多くなってきているところにJ-POPの進化を感じますね。
違和感なくサビを引き立てるアレンジは見事です。
誘惑GLAY

GLAYの13枚目のシングルとして1998年に発売されました。
「TDK ミニディスク XAシリーズ」キャンペーンソングに起用された曲で、ミリオンセラーを達成し、1998年度のオリコン年間シングルランキング1位を獲得しました。
ライブでも頻繁に演奏されるGLAYの代表曲の一つです。
新時代Ado

Adoさんの『新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)』も転調が効果的に使われているかっこいい曲です。
イントロはGメジャーで始まり、AメロでGメジャーの平行調であるEマイナーに転調します。
平行調の性質上、♯の数は同じなのであまり大きな変化があったという印象は感じませんが、その分さりげないアクセントになっていて楽曲の自然な流れを邪魔しません。
ちなみに曲をコピーする時にも調号が変わらない平行調の転調は弾きやすいので、転調を含む曲をコピーしてみたい初心者さんにはオススメですよ!
桜コブクロ

コブクロの12枚目のシングルとして2005年に発売されました。
フジテレビ系ドラマ『Ns’あおい』主題歌に起用され、ロングヒットを記録しました。
第47回日本レコード大賞では金賞を受賞し、コブクロのシングルでは2番目の売上を記録しました。
桜ソングとして人気の高い曲です。
サビに入る場面での転調が自然で気持ちいいですよね。