転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲
曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。
転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。
その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。
今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。
この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。
曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!
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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(61〜70)
旅立ちGReeeeN

GReeeeNの通算6作目のシングルとして2008年に発売されました。
オリコン週間シングルチャートでは10位を記録した曲で、彼女が夢を追いかけて旅立つ際の彼の心情がリアルに描写されています。
寂しいけど笑顔で送り出し、応援している様子に泣ける曲です。
明日もSHISHAMO

キュートな歌声で、等身大の悩み歌い、リスナーに「また明日からも頑張ろう」と思わせてくれるのがガールズバンド、SHISHAMOの『明日も』です。
とてもシンプルで覚えやすく、聴きやすい楽曲ですが、転調の観点からこの曲を見てみると、実は結構複雑なことをしているのです。
サビで転調しているのですが、JPOPには珍しい、6音上げなんです。
転調するためには前後のキーと共通しているコードを使うのですが、6音上げとなるとほとんどない状態になります。
なので、あえてガラッと雰囲気を変えることでリスナーにインパクトを与えているようですね!
QUINCYBoA

BoAさんの14枚目のシングルとして2004年に発売されました。
コーセー「Fasio」CMソングに起用された曲で、タイトルはBoAさんの尊敬するクインシー・ジョーンズから取られたと言われています。
この曲で第46回日本レコード大賞にて金賞を受賞しました。
FLASHPerfume

Perfumeの2016年3月リリースのデジタル配信シングル。
この曲の転調は、サビ頭でD♭メジャーからB♭マイナーに並行調移動するパターンですね。
筆者の知る限り、サビでマイナーキーへチェンジする曲はあまり多くないと思うのですが、この曲ではBメロに明るいメロディを使うことで、サビでのマイナーキーへの移行をより際立てる作曲、アレンジが行われています。
切ないサビを強調する手法ですね。
この愛に泳ぎ疲れてもZARD

ZARDの11作目のシングルとして1994年に発売されました。
フジテレビ系ドラマ『愛と疑惑のサスペンス』オープニングテーマに起用された曲で、ZARD初の両A面シングルとしてリリースされました。
1番のサビが終わると急加速し、キーも半音上がる特徴的な曲になっています。
鳥の詩Lia

当時ネット上でも話題になりましたし、00年代のゲーム、アニメ好きにとってはおなじみかもしれませんね。
美しい歌声が持ち味のシンガーLiaさんの楽曲で、2000年に発売された恋愛ゲーム『AIR』の主題歌に起用されました。
クールさと壮大さをあわせ持つサウンドに、ノスタルジーなメロディラインが絡み合うエレクトリックチューンです。
何か心の内がふるえ立つような仕上がりですね。
曲後半にかけて、たたみかけるように転調していきます。
目抜き通り椎名林檎 & トータス松本

椎名林檎さんとウルフルズのトータス松本さんのコラボ曲で2017年4月リリース。
最後のサビの中途でE♭メジャーからB♭メジャーへキーチェンジして、最後のサビの盛り上がりを盛大に演出しています。
この部分の他にも非常に凝ったアレンジがなされていて、盛り上がりの演出ポイントがたくさんある曲ですが、最後の最後までキーチェンジは温存しているところも、なかなかニクいアレンジですね!
まさにタイトル通り、まるでラスベガスのメインストリートを思わせるようなゴージャスなアレンジの中に転調を取り入れることで、より「ゴージャス感」を演出することに成功していると思います。





