転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲
曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。
転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。
その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。
今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。
この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。
曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!
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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(21〜30)
水平線NEW!back number

インターハイが史上初めて中止になったというニュースを受けて制作され、2020年8月にYouTubeで公開されたback numberの名バラード。
その後、2021年8月に配信リリースされた本作は、穏やかなメロディから徐々に熱を帯びていくドラマチックな展開が魅力的です。
ラストのサビで見せる半音上への転調は、挫折や悲しみを抱えながらも、そこから光を見いだそうとする主人公の心情とリンクして、聴く人の心を強く揺さぶります。
王道のテクニックでありながら、ただキーが上がるだけでなく、感情の高ぶりそのものを音にしたような切実さが胸に迫るんですよね。
理不尽な現実に直面して立ち止まってしまった時や、自分自身と向き合いたい時に、そっと寄り添ってくれる1曲としてぜひ聴いてみてください。
SUNNEW!星野源

70年代のダンスクラシックを現代風に昇華させた、聴くだけで体が動き出すような高揚感あふれるナンバーです。
暗闇から希望の光が差すような歌詞と、生命力を感じさせる開放的なサウンドが魅力ですね。
シンガーソングライターの星野源さんが2015年5月に発売したシングルで、ドラマ『心がポキッとね』の主題歌に起用されました。
名盤『YELLOW DANCER』にも収録されている本作は、イントロのアナログシンセからサビへと至る緻密なアレンジが、聴く人の心を自然と明るい方向へ導いてくれます。
理由もなく楽しい気分になりたい時や、日常の憂鬱(ゆううつ)を吹き飛ばして踊り出したい時に、ぜひ聴いてみてほしい1曲です。
転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(31〜40)
Cry BabyOfficial髭男dism

ストリーミング再生をはじめ圧倒的な反響を誇るモンスターバンドのOfficial髭男dismが、2021年にリリースしたヒット曲。
テレビアニメ『東京リベンジャーズ』の主題歌としても人気を博しました。
転調のヒゲダンと言ってもいいほどにあらゆる曲で駆使されていますが、本曲は際立って激しい転調が特徴。
Aメロ、Bメロ、サビ、あらゆるところで変わるその数はなんと10回以上……!
初めて聴いた時に衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか?
ジェットコースターのようにアップダウンするその様は、転びながらも何度も前に進む姿に重なるようですね。
リズムの緩急にしっかりと乗りながら放たれる力強い叫びに、闘争心をふるわされます。
春を告げるNEW!yama

インターネット上のやり取りだけで楽曲を完成させるという現代的な制作スタイルで注目を集めた、yamaさんの名曲です。
2020年4月当時に配信された本作は、作詞作曲を担当したくじらさんと直接会うことなく作られたにもかかわらず、ストリーミング再生回数が3億回を超えるロングヒットとなりました。
深夜の6畳半で感じる孤独や将来への不安を、都会的で洗練されたサウンドに乗せて表現しています。
軽快なリズムと憂いを帯びた歌声のコントラストが絶妙で、聴くたびに異なる表情を見せてくれるのが不思議ですね。
夜の静けさに包まれながら一人で考えごとをしたいとき、この曲が持つ独特のグルーヴが心地よい時間を与えてくれることでしょう。
脳裏上のクラッカーずっと真夜中でいいのに。

日本の音楽ユニットずっと真夜中でいいのに(以下、ずとまよ)の2ndデジタル配信シングルで2018年10月リリース。
この曲の転調はサビだけ1音キーが上がるという形ですね(Cm→Dm)。
わりと強引な店長ではありますが、そこは、ずとまよの魅力でもあるステキでおしゃれなアレンジでうまくまとめています。
違和感なく場面チェンジしていてリスナーをハッとさせる手法はさすがというほかないでしょう。
愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけないB’z

日本を代表するロックユニット、B’z。
いまだに人気がすさまじいユニットで、若い世代からもある程度の支持を集めていますよね。
そんなB’zの楽曲のなかでも、特に転調が気持ち良い作品としてオススメしたいのが、こちらの『愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない』。
本作は転調というよりは、借用和音による一時転調という側面が強いため、一般的な転調よりもはるかに自然に聴こえやすく仕上がっています。
楽曲としての完成度もすばらしいので、ぜひチェックしてみてください。
名もなき詩Mr.Children

Mr.Children(以下、ミスチル)の10枚目のシングルで、1996年2月リリース。
この曲もなかなかおもしろい転調が楽しめる楽曲になっています。
ギターソロの間奏後の早口のフレーズの後にBメロを1オクターブ上で歌って高揚感を演出した後に転調、しかもサビ頭のフレーズを2回繰り返して、よりラストへ向けての高揚感を強調させています。
このあたり、さすがヒットメーカーのミスチル!!と言った感じですね。
まったく見事な手法です。
しかもそこに「無理やり感」が一切ないのもさすが!!の一言。
とても転調の醍醐味(だいごみ)が楽しめる1曲だと思います。





