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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲

曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。

転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。

その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。

今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。

この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。

曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!

もくじ

転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(81〜100)

You’re My Only Shinin’ Star角松敏生

【MV】You’re My Only Shinin’ Star/角松敏生 for 天国の中山美穂さんへ捧げる オリジナルMusic Video
You're My Only Shinin' Star角松敏生

1988年に角松敏生さんが中山美穂さんに提供した楽曲ですが、今回ここでご紹介するのは、角松さんご自身によるセルフカバーバージョン。

2007年リリースのバラードベストアルバム『Players Presents TOSHIKI KADOMATSU Ballad Collection』に収録されています。

多彩なコーラスワークが楽しめるバラード楽曲に仕上げられていますね。

この楽曲の転調のパターンとしては、間奏後にキーが上がるアレンジが成されています。

その場面チェンジの手法が自然で絶妙なので、ぜひその点に注目して聴いてみてください。

パプリカFoorin

パプリカ – Foorin(フル)
パプリカFoorin

小中学生のメンバーで構成されたユニット、foorinの楽曲で2018年8月リリース。

作曲、編曲、プロデュースは米津玄師さん。

ご本人が歌った音源もリリースされていますね。

この曲でもメロディの場面チェンジに転調が巧みに使われていて、楽曲を印象深くしていますね。

曲中で使われているコード、転調を交えたコード進行、そしてメロディ作りなど、米津さんの高い作曲、アレンジセンスを感じさせる仕上がりになっています。

VanillaGACKT

GACKT「Vanilla」 MUSIC VIDEO
VanillaGACKT

Gacktさんの通算2作目のシングルで1999年8月リリース。

「たかの友梨ビューティクリニック」CMソングにも採用されていましたね。

この曲の転調のパターンとしてはラストのサビでキーが上がるパターンですね。

前置きなくサビのリピートで突然転調するところに聴いていてハッとさせられます。

曲中でこういう手法を巧みに使っているところも、楽曲のヒットにつながってるんでしょうね。

カラオケなどで歌っていると、この転調についていくのが難しいかもしれないですが、ぜひチャレンジしてみていただきたいと思います。

突然転調の心地よさを十分に感じさせてくれる楽曲です。

鳥の詩Lia

淡々と同じ進行がくり返されているようでその実、かなり高度な転調が登場しているこの曲。

最初はPCゲームとして発売され、その人気ぶりからメディアミックス展開された『AIR』シリーズ。

そのアニメ版主題歌などに起用されたのがこの、Liaさんの歌う『鳥の詩』です。

ストリングスの美しい音色が響くダンスミュージックで、Liaさんの幻想的なボーカルワークが映えた仕上がり。

『AIR』が「泣きゲー」と称されるその理由の一つを生み出している楽曲です。

何度も転調するのに曲全体の一体感が全くそこなわれていないのが、すごいんですよね……。

love the worldPerfume

[Official Music Video] Perfume「love the world」
love the worldPerfume

Perfumeの7枚目のシングルとして2008年に発売されました。

シャープ「au(KDDI)CDMA 1X WIN W62SH」CMソングに起用された曲で、オリコン週間シングルチャートでは1位を獲得しました。

振り付けはPerfumeの曲の中でも一番難しいと言われています。