【転調が気持ちいい曲】自然&印象が変わる!邦楽の名曲を厳選
曲の雰囲気や展開をガラッと変えるときに使う「転調」。
ここでは理論に関する説明は割愛しますが、最も多いパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、さらに盛り上げる形ですね。
その他、曲中でBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせたり、不自然さを感じさせないよう巧みに転調を繰り返したりする曲もあります。
今回は、転調が心地いい曲、巧みな曲をピックアップしました。
「転調」に興味が湧いた方は、ぜひインターネットなどで探求してみてください。
曲の仕組みがわかることで、また新しい楽しみ方に出会えますよ!
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【転調が気持ちいい曲】自然&印象が変わる!邦楽の名曲を厳選(101〜110)
会いたくて 会いたくて西野カナ

西野カナさん、10作目のシングルで2010年5月リリース。
この曲の転調ポイントは4分4秒あたり。
バックの演奏が静かになる、曲中で1回だけ出てくるCメロの後に転調してキーが上がります。
歌がロングトーンで伸ばしているところで演奏がブレイクして、その直後にキーが上がることで曲をドラマティックに演出するアレンジになっています。
よくある手法と言ってしまえばそれまでですが、ドラマティックに曲を盛り上げるには最適な手法の一つでしょう。
作曲などされている方はぜひ参考にしてみてくださいね!
セブンティーンYOASOBI

YOASOBIと宮部みゆきさんのコラボという点からも注目を集めているのが『セブンティーン』です。
こちらは17歳の少女を主人公にしたサスペンス小説『色違いのトランプ』を元にした作品。
その濃密な物語を疾走感のあるサウンドに乗せて描いています。
そして主人公が事件に巻き込まれるシーンで転調が使われています。
これは混とんとした世界に足を踏み入れたのを表しているのかもしれませんね。
またラストのサビの直前にも転調が用意されています。
長く短い祭り椎名林檎

ブラジルのサンバを思わせる軽快なリズムと、大人の色気が漂うダンスナンバー。
椎名林檎さんと東京事変の浮雲さんがデュエットを披露する本作は、オートチューン越しの歌声と生バンドの熱量が絶妙に融合しています。
女性の盛りを夏の一瞬の輝きに重ねた歌詞は、はかなくも力強い生命力を感じさせますね。
2015年8月に発売されたシングル『長く短い祭/神様、仏様』に収録されており、「コカ・コーラ」のCMソングとしてもお茶の間に浸透しました。
洗練されたコード進行の中で繰り広げられるスリリングな展開は、聴くたびに新しい発見があり、心地よい転調感がクセになります。
蒸し暑い夏の夜、開放的な気分でドライブを楽しみたいときにぴったりの名曲です。
めざせポケモンマスター松本梨香

日本が誇るアニソンの名曲の一つ、と紹介してもいいですよね。
世界中にファンを持つ『ポケットモンスター』シリーズ、そのアニメ版初代オープニングテーマがこちら。
主人公サトシ役を務める声優、松本梨香さんが歌っています。
ファンクミュージックのエッセンスが取り入れられたクールなサウンドが聴けば聴くほどに味の出る、音楽的なかっこよさを持っている作品です。
派手に見せるのではなく、冒険心がだんだんと花開いていくような変化を見せる転調、アレンジにもセンスが感じられますね。
地上の星中島みゆき

シンガーソングライター、中島みゆきさんの通算37作目のシングルで、2000年7月リリース。
NHK総合テレビ系のドキュメンタリー番組『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』のオープニングテーマとして起用されて大ヒットしました。
当時の大人気番組のオープニングテーマ曲なので、きっとお耳にされたことのある方も多いことでしょう。
この楽曲の転調の使われ方としては、ラストのサビ前でキーが半音上がるパターン。
よく使われる手法ではありますが、曲をドラマティックに演出するのにとても効果的です。
Let It Go〜ありのままで〜松たか子

みなさんご存じ、ディズニーアニメ『アナと雪の女王』の日本語版主題歌ですね。
この曲、あまりにスムーズに流れているので、あまり転調していることに気づかない人も多いかと思いますが、Aメロ頭がFmキー、BメロがE♭メジャーキー、サビがA♭ メジャーキー …と細かな転調と繰り返していて、非常に巧みなコードアレンジがなされています。
比較的近いキーで移動していることも違和感がない理由かもしれないですね。
転調の妙味を感じることのできるおもしろい楽曲ですね。
AWAYOKUBA-斬るUVERworld

UVERworldの20作目のシングルで2012年3月28日リリース。
ハードなバンドサウンドの上にサックスやストリングスなどの楽器がふんだんにそして効果的に使われて、とてもドラマティックなアレンジに仕上げられてた1曲です。
そのドラマティックな演出にとても効果的にサビでの転調が使われています。
サビでとてもスムーズな転調が行われているので、一聴するだけではなかなか気づかない方も少なくないかもしれませんが、ご興味のある方は楽曲で使われているコード進行を研究してみてください。
Stand By YouOfficial髭男dism

大人気Official髭男dismが2018年にリリースした楽曲『STAND BY YOU』。
巧みなリズムワークで、リスナーを彼らのグルーヴに引き込んでしまいます。
また、ボーカル、藤原さんのクリアな歌声が歯切れよく、スタイリッシュな印象を与えますね。
ブリッジでのハイトーンはとくに必聴です。
そこから大サビへ入りますが、ここで転調が起こります。
半音上がり、楽曲がよりオープンで大規模になりますね。
ガツンと盛り上がりたい時に聴きたくなる1曲です!
鳥の詩Lia

淡々と同じ進行がくり返されているようでその実、かなり高度な転調が登場しているこの曲。
最初はPCゲームとして発売され、その人気ぶりからメディアミックス展開された『AIR』シリーズ。
そのアニメ版主題歌などに起用されたのがこの、Liaさんの歌う『鳥の詩』です。
ストリングスの美しい音色が響くダンスミュージックで、Liaさんの幻想的なボーカルワークが映えた仕上がり。
『AIR』が「泣きゲー」と称されるその理由の一つを生み出している楽曲です。
何度も転調するのに曲全体の一体感が全くそこなわれていないのが、すごいんですよね……。
ハッピーサマーウェディングモーニング娘。

モーニング娘。
の9枚目のシングルとして2000年に発売されました。
歌詞は結婚に際しての両親に対する心情について歌われていて、結婚式の際の余興でよく使用されている曲です。
オリエンタルなアレンジがされている曲で、オリコン週間シングルチャートでは1位を獲得し、ミリオンセラーを記録しました。
【転調が気持ちいい曲】自然&印象が変わる!邦楽の名曲を厳選(111〜120)
うっせぇわAdo

強烈な歌詞と歌声で聴く人を圧倒するAdoさんの楽曲です。
社会の不条理やルールへの怒りを代弁する激しいロックナンバーですが、ラストサビで半音上に転調することで、その感情が一気に最高潮へと達します。
この転調が、内に秘めた鬱憤を解放するスイッチのような役割を果たしているんですよね。
syudouさんが手がけたメジャーデビューシングルで2020年10月リリース。
2021年の新語・流行語大賞でトップテン入りするなど話題となり、明星食品「中華三昧」のCMソングとしても起用されました。
アルバム『狂言』にも収録されています。
日々の生活でたまったモヤモヤを吹き飛ばしたい時、大音量で聴いてすっきりしてみてはいかがでしょうか。
逆夢King Gnu

アニメ映画『劇場版 呪術廻戦 0』のエンディングテーマに起用され、2021年12月に発売されたシングル『一途/逆夢』に収録されている本作。
優美なストリングスとピアノが絡み合う、冬の季節にぴったりなバラードですね。
Aメロの静寂からサビに向けて世界が広がるようなドラマチックな展開は、King Gnuならではの構成美を感じさせます。
Cメロから大サビへの流れでは、巧みなコード進行で曲の表情が次々と変化し、まるで夢と現実の境界をさまようような不思議な転調感を味わえるのが印象的ですね。
2024年時点でストリーミング再生数が3億回を超えるなど、長く愛されている名曲でしょう。
かなわない願いを抱えている時や、映画の深い余韻に浸りたい夜にじっくりと聴いてほしい1曲です。
イケナイ太陽ORANGE RANGE

夏の気配を感じると無性に聴きたくなる、ORANGE RANGEの代表的なキラーチューンといえばこの曲ですよね!
ジリジリと焦がれるような恋心や、理性を超えて走り出す衝動を描いたリリックは、聴くだけで体温が上がるような興奮を与えてくれます。
本作は2007年7月に発売された彼らの17枚目のシングルで、大人気ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』のオープニングテーマとしても起用されました。
Aメロの妖艶なムードからサビでの爆発的な開放感への流れは、曲の印象がガラッと変わるため、転調にも似たドラマチックな高揚感を味わえますよ。
オリコン週間チャートで3位を記録したのも納得の、夏のドライブやカラオケで絶対に外せない1曲です。
me me sheRADWIMPS

心情と「愛おしい」記憶が交錯する、胸を締め付けるバラード。
RADWIMPSのアルバム『RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜』に収録され、2006年12月に発売された作品です。
前半は淡々と刻む8ビートで静かに進みますが、後半にかけて感情がうねるように盛り上がっていく構成は、まるで心の叫びがあふれ出すかのようですね。
歌詞サイトで200万回以上の閲覧数を記録するほど言葉への共感も高く、派手な転調を使わずとも、音の強弱だけで曲の印象をガラッと変えてしまう表現力には脱帽です。
別れた恋人への未練をどうしても断ち切れないとき、この曲に浸って思い切り涙を流してみるのもいいかもしれませんよ。
たぶんYOASOBI

小説を音楽にするユニット、YOASOBIの4作目のデジタルシングルで、2020年7月に配信され、初のEP『THE BOOK』にも収録された作品です。
原作小説を基にした映画の主題歌にも起用されています。
その心地よいミドルテンポと、場面ごとに表情を変えるコード進行で聴く人を引きつける楽曲です。
別れの朝を迎えた静けさと、ikuraさんの透明感ある歌声が一体となって切ない感情の揺れを表現します。
生活音を取り入れたアレンジや、諦めと未練が入り混じる歌詞などが心地良く楽曲全体を包み込んでいるんですよね。
繊細な音の移ろいが、まるで転調したかのように印象を変える要素となっています。
聴くごとに主人公の心情に深く浸れる、その余韻をぜひ味わってみてください。
一人の時間のBGMとしてもお楽しみいただければと思います。
春を告げるyama

インターネット上のやり取りだけで楽曲を完成させるという現代的な制作スタイルで注目を集めた、yamaさんの名曲です。
2020年4月当時に配信された本作は、作詞作曲を担当したくじらさんと直接会うことなく作られたにもかかわらず、ストリーミング再生回数が3億回を超えるロングヒットとなりました。
深夜の6畳半で感じる孤独や将来への不安を、都会的で洗練されたサウンドに乗せて表現しています。
軽快なリズムと憂いを帯びた歌声のコントラストが絶妙で、聴くたびに異なる表情を見せてくれるのが不思議ですね。
夜の静けさに包まれながら一人で考えごとをしたいとき、この曲が持つ独特のグルーヴが心地よい時間を与えてくれることでしょう。
ヤングアダルトマカロニえんぴつ

メンバー全員が音楽大学出身という実力派ロックバンド、マカロニえんぴつ。
多くの若者から共感を集める彼らですが、なかでもご紹介したいのがアルバム『season』のリード曲として2019年9月に発売された本作。
テレビ東京系ドラマ24『あのコの夢を見たんです。』のオープニングテーマにも起用されました。
孤独や不安を抱える人々に寄り添う「無償の愛」をテーマにしており、淡々としたAメロからサビにかけて、コード進行とメロディがグッと持ち上がる展開は秀逸です。
厳密な転調というよりは、感情の高まりに合わせて視界が開けるような感覚を覚えるでしょう。
自分は敗者だと感じてしまう夜や、誰かの愛に触れたいときに聴けば、きっと心が救われるはずですよ。
SUN星野源

70年代のダンスクラシックを現代風に昇華させた、聴くだけで体が動き出すような高揚感あふれるナンバーです。
暗闇から希望の光が差すような歌詞と、生命力を感じさせる開放的なサウンドが魅力ですね。
シンガーソングライターの星野源さんが2015年5月に発売したシングルで、ドラマ『心がポキッとね』の主題歌に起用されました。
名盤『YELLOW DANCER』にも収録されている本作は、イントロのアナログシンセからサビへと至る緻密なアレンジが、聴く人の心を自然と明るい方向へ導いてくれます。
理由もなく楽しい気分になりたい時や、日常の憂鬱(ゆううつ)を吹き飛ばして踊り出したい時に、ぜひ聴いてみてほしい1曲です。
ZEROB’z

B’zの11作目のシングルとして1992年に発売されました。
6作目のアルバム『RUN』からの先行シングルで、ノンタイアップで勝負した曲です。
これまでのポップ路線から大きく異なるファンク・メタル調のロック・テイストが強い曲で、ライブでは最も演奏回数の多い曲です。
ヒトツボシKOH⁺

柴咲コウさんと福山雅治さんによる音楽ユニット、KOH+が2022年にリリースした『ヒトツボシ』は、映画ガリレオ『沈黙のパレード』の主題歌として起用されています。
実はこの曲、Bメロで転調を効果的に使っていて最後まで飽きないような工夫が施されているんですよ。
この曲のように隠し味のようにさり気ない転調で曲のクオリティをあげるアプローチは気づきにくいかもしれませんがこの曲以外にも多くあります。
ぜひ他にもさりげない転調が隠れている曲を探してみてくださいね!


