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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲

曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。

転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。

その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。

今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。

この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。

曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!

転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(51〜60)

かたちあるもの柴咲コウ

女優としてはもちろんのこと、映画『黄泉がえり』での歌手役をきっかけに、アーティストとしても活動を始めた柴咲コウさん。

女優出身のアーティストとして大成功を収めた筆頭格と言えるのではないでしょうか?

そんな彼女の作品から、転調が気持ち良い楽曲としてオススメしたいのが、こちらの『かたちあるもの』。

サビ前で転調する楽曲で、Bメロからサビに移る直前で転調するということもあって、つながりが非常にスムーズです。

ぜひチェックしてみてください。

Real FaceKAT-TUN

KAT-TUNのデビューシングルとして2006年に発売されました。

作詞はスガシカオさん、作曲はB’zの松本孝弘さんが手掛けたことで話題となった曲で、少しヤンチャなイメージのKAT-TUNにぴったりのこれまでのジャニーズの曲とは一味違った曲として、オリコン週間シングルチャートでは1位を獲得しました。

Start over!櫻坂46

イントロのジャンピングによるライブ性の高さ、櫻坂の強みであるパフォーマンスが色濃く打ち出されたナンバー。

2023年に6枚目のシングルとしてリリースされました。

欅坂時代も含めたグループとのタッグで数々の名曲を届けたナスカによる作曲。

反響の大きさとともにグループの転機とも言えるきっかけになった曲で、クラシカルとロックポップの融合が美しく響くメッセージソングです。

短調を中心に遠い距離を行き来するような転調が目まぐるしい印象を受けます。

ラスサビの上がる箇所は明るい印象となり、メンバーの表情とともにグッと胸を打たれますね……。

再スタートを後押ししてくれるチャレンジングな楽曲です。

水平線back number

インターハイが史上初めて中止になったというニュースを受けて制作され、2020年8月にYouTubeで公開されたback numberの名バラード。

その後、2021年8月に配信リリースされた本作は、穏やかなメロディから徐々に熱を帯びていくドラマチックな展開が魅力的です。

ラストのサビで見せる半音上への転調は、挫折や悲しみを抱えながらも、そこから光を見いだそうとする主人公の心情とリンクして、聴く人の心を強く揺さぶります。

王道のテクニックでありながら、ただキーが上がるだけでなく、感情の高ぶりそのものを音にしたような切実さが胸に迫るんですよね。

理不尽な現実に直面して立ち止まってしまった時や、自分自身と向き合いたい時に、そっと寄り添ってくれる1曲としてぜひ聴いてみてください。

ヤングアダルトマカロニえんぴつ

マカロニえんぴつ「ヤングアダルト」MV
ヤングアダルトマカロニえんぴつ

メンバー全員が音楽大学出身という実力派ロックバンド、マカロニえんぴつ。

多くの若者から共感を集める彼らですが、なかでもご紹介したいのがアルバム『season』のリード曲として2019年9月に発売された本作。

テレビ東京系ドラマ24『あのコの夢を見たんです。』のオープニングテーマにも起用されました。

孤独や不安を抱える人々に寄り添う「無償の愛」をテーマにしており、淡々としたAメロからサビにかけて、コード進行とメロディがグッと持ち上がる展開は秀逸です。

厳密な転調というよりは、感情の高まりに合わせて視界が開けるような感覚を覚えるでしょう。

自分は敗者だと感じてしまう夜や、誰かの愛に触れたいときに聴けば、きっと心が救われるはずですよ。