転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲
曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。
転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。
その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。
今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。
この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。
曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!
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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(71〜80)
ドリームビートWienners

「転調」というは音楽的な用語ですが、この曲の転調から伝わってくるのは「自分たちらしさ」や「前向きな思いから生まれる勢い」という、とても感覚的なもの。
ロックバンドWiennersによる楽曲で、2013年にシングルリリースされました。
サウンドがパッと弾けるような出だし、気持ち良すぎますよね!
そして、スピーディーに転調しつつ進んでいくその音の全てが、曲に込められたメッセージをダイレクトに届けてくれます。
疲れているとき、落ち込んでいるときに聴けば「明日もがんばろう」と思えるはずですよ。
笑顔いきものがかり

いきものがかりの26作目のシングルで2013年7月リリース。
明るくてまさに『笑顔』があふれるような、とても彼女らしい楽曲で、聴いていてとても楽しい気分にさせてくれますね。
その明るさの表現をより強調しているのが、動画の2分30秒あたりからのラストサビでの転調。
これも転調で場面をチェンジさせる好例と言える手法ですね。
ラストサビでのキーが上がる転調、よくある手法といえばそうなんですが、その効果を実感させてくれる楽曲です。
I’m proud華原朋美

華原朋美さんの3作目のシングルで、1996年3月6日リリース。
プロデュースは言わずと知れた小室哲哉さん。
鹿原さんご本人出演のTBC「the レディ・エステティック」のCMソングにも抜てきされミリオンセラーを記録した、90年代の代表するヒット曲のひとつになりました。
サビ以外の部分はマイナーキーで構成されサビでメジャー展開、そしてラストのサビの転調でキーが上がるという、いわゆる王道的な転調の手法を使った楽曲ですが、それだけに曲のパートごとの場面展開が明快で、聴く人にインパクトを与えることに成功しています。
ガーネット奥華子

奥華子さんの4枚目のシングルとして2006年に発売されました。
アニメ映画「時をかける少女」の主題歌に起用された曲で、映画のロングラン上映とともにロングセールスを記録しました。
ガーネットの宝石言葉は「友情・友愛」であり、映画のテーマとも同一性があるものになっています。
海のまにまにYOASOBI

物語からインスパイアされた曲を制作するYOASOBI。
彼らが辻村深月さんの小説『ユーレイ』を元に手掛けたのが、『海のまにまに』です。
その歌詞では、夜の港を訪れた主人公が、幽霊のようなミステリアスな少女と出会うストーリーが描かれています。
細やかな心理描写で聴く人を引き込む作品なのですが、Bメロの物語が動き出す部分で転調が使われています。
前半のゆったりとしたバラード調から、ラップのような早口に変化することで物語を盛り上がりを見せる様子は必聴です。
パプリカFoorin

小中学生のメンバーで構成されたユニット、foorinの楽曲で2018年8月リリース。
作曲、編曲、プロデュースは米津玄師さん。
ご本人が歌った音源もリリースされていますね。
この曲でもメロディの場面チェンジに転調が巧みに使われていて、楽曲を印象深くしていますね。
曲中で使われているコード、転調を交えたコード進行、そしてメロディ作りなど、米津さんの高い作曲、アレンジセンスを感じさせる仕上がりになっています。
桜色舞うころ中島美嘉

中島美嘉さんの14作目のシングルとして2005年に発売されました。
ノンタイアップシングルとしてリリースされており、四季折々の情景と移ろいゆく恋人たちの心象風景を描写したバラード曲となっています。
中島美嘉さんにとって初の桜ソングとなりました。