転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲
曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。
転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。
その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。
今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。
この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。
曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!
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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(71〜80)
ZEROB’z

B’zの11作目のシングルとして1992年に発売されました。
6作目のアルバム「RUN」からの先行シングルで、ノンタイアップで勝負した曲です。
これまでのポップ路線から大きく異なるファンク・メタル調のロック・テイストが強い曲で、ライブでは最も演奏回数の多い曲です。
ドリームビートWienners

「転調」というは音楽的な用語ですが、この曲の転調から伝わってくるのは「自分たちらしさ」や「前向きな思いから生まれる勢い」という、とても感覚的なもの。
ロックバンドWiennersによる楽曲で、2013年にシングルリリースされました。
サウンドがパッと弾けるような出だし、気持ち良すぎますよね!
そして、スピーディーに転調しつつ進んでいくその音の全てが、曲に込められたメッセージをダイレクトに届けてくれます。
疲れているとき、落ち込んでいるときに聴けば「明日もがんばろう」と思えるはずですよ。
笑顔いきものがかり

いきものがかりの26作目のシングルで2013年7月リリース。
明るくてまさに『笑顔』があふれるような、とても彼女らしい楽曲で、聴いていてとても楽しい気分にさせてくれますね。
その明るさの表現をより強調しているのが、動画の2分30秒あたりからのラストサビでの転調。
これも転調で場面をチェンジさせる好例と言える手法ですね。
ラストサビでのキーが上がる転調、よくある手法といえばそうなんですが、その効果を実感させてくれる楽曲です。
地上の星中島みゆき

シンガーソングライター、中島みゆきさんの通算37作目のシングルで、2000年7月リリース。
NHK総合テレビ系のドキュメンタリー番組『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』のオープニングテーマとして起用されて大ヒットしました。
当時の大人気番組のオープニングテーマ曲なので、きっとお耳にされたことのある方も多いことでしょう。
この楽曲の転調の使われ方としては、ラストのサビ前でキーが半音上がるパターン。
よく使われる手法ではありますが、曲をドラマティックに演出するのにとても効果的です。
パプリカFoorin

小中学生のメンバーで構成されたユニット、foorinの楽曲で2018年8月リリース。
作曲、編曲、プロデュースは米津玄師さん。
ご本人が歌った音源もリリースされていますね。
この曲でもメロディの場面チェンジに転調が巧みに使われていて、楽曲を印象深くしていますね。
曲中で使われているコード、転調を交えたコード進行、そしてメロディ作りなど、米津さんの高い作曲、アレンジセンスを感じさせる仕上がりになっています。
会いたくて 会いたくて西野カナ

西野カナさん、10作目のシングルで2010年5月リリース。
この曲の転調ポイントは4分4秒あたり。
バックの演奏が静かになる、曲中で1回だけ出てくるCメロの後に転調してキーが上がります。
歌がロングトーンで伸ばしているところで演奏がブレイクして、その直後にキーが上がることで曲をドラマティックに演出するアレンジになっています。
よくある手法と言ってしまえばそれまでですが、ドラマティックに曲を盛り上げるには最適な手法の一つでしょう。
作曲などされている方はぜひ参考にしてみてくださいね!
クラシックJUDY AND MARY

JUDY AND MARY、10枚目のシングルで1996年10月リリース。
もともとギターのTAKUYAがソロプロジェクト用に書き下ろした楽曲だったが、YUKIがどうしても歌いたいと切望したためJUDY AND MARYでの発表となった、という逸話があります。
TBS系列「Pop-file」オープニングテーマ、日清食品「野菜スープヌードル」TVCMにも採用されました。
さて、この曲の転調は間奏後のサビでキーが上がるものですが、転調のきっかけとして、サビ前のフレーズを元のキーで1回、そして2回目でキーを上げて歌うことで、場面チェンジをハッキリとさせた上で違和感なくキーが移行できるようになっていますね。
その他にもAメロの3小節目などでもキーチェンジしたように感じるフレーズ、コード進行がありますが、これはキーチェンジと見るのか、あるいは臨時記号として処理するのか、なかなか判断に迷うところではあります。
ピアノとボーカルのみで作られている音源なので、ピアノをよく聞いてコード進行の楽しさを味わってみてください。





