転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲
曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。
転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。
その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。
今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。
この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。
曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!
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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(31〜40)
一途King Gnu

King Gnuの4作目のCDシングルで、2021年12月29日リリース。
2021年12月24日に劇場公開されたアニメ映画『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌に採用されています。
アップテンポなリズムの中で、軽快なギターのカッティングが非常に心地いい楽曲ですね。
この曲ではサビパートでキーが上がるコードアレンジを採用して、楽曲をよりドラマティックに演出していますね。
また、2コーラス終了後に少しメジャー展開を感じさせるようなCメロを挟んでいることも特筆に値する楽曲の構成手法なのではないかなと思いました。
バンドをやってる方は、この曲をコピーしてみれば得るものがたくさんあると思いますよ!
キセキGReeeeN

ドラマ『ROOKIES』の主題歌に起用されたことで大ヒットした、GReeeeNの『キセキ』。
自然な流れで最後まで聴けるのでどこで転調したのか気付きにくいかもしれませんが、Bメロからサビのタイミングで「平行調」という技法が使用されています。
これは、同じ音の組み合わせを使っているのに「明るく聞こえる」「暗く聞こえる」不思議と2つのパターンで聴こえる転調のこと。
スタート地点の音が違うだけで、ナチュラルな転調ができちゃうんですよね。
メリッサポルノグラフィティ

ポルノグラフィティの12作目のシングルとして2003年に発売されました。
アニメ『鋼の錬金術師』のオープニングテーマに起用された曲で、イントロはベースから始まり、切なさと激しさが同居する楽曲です。
「自己犠牲」をテーマに制作された曲です。
サビからメロに切り替わる時の転調が自然に行われていて気持ちい1曲です。
雨燦々King Gnu

King Gnuの『雨燦々』は平行調の転調を効果的に使った曲です。
この曲はGマイナーで始まり、サビで平行調のBフラットメジャーに転調するというシンプルな構成になっていて、怪しいイントロからサビでいきなり爽やかな空に景色が変わるような爽快感が味わえますよね。
また、この曲はメロディにも工夫がされており、音程の跳躍がかなり激しいです。
カラオケで歌う時は一音ずつしっかりと音程をとって練習してから本番にのぞむのがいいかもしれませんよ。
AnarchyOfficial髭男dism

Official髭男dismの6作目のデジタルダウンロードシングルで2022年1月7日リリース。
東宝系映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』の主題歌として書き下ろされました。
この楽曲の転調は、リスナーにハッとしてもらうための転調というよりは、印象的なフレーズをよりスムーズにつなげるためのものという気がします。
おかげで1曲通してすべての歌パートがサビに聞こえるような印象を与えることに成功しているのではないでしょうか。
この曲に限らず、いわゆる「オシャレ感」満載の楽曲の多いOfficial髭男dism。
まさにその面目躍如といったところでしょう。
転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(41〜50)
虹Aqua Timez

まっすぐなリリックとメロディーで人気を集めたロックバンド、Aqua Timez。
2018年に解散したバンドですが、2024年から1年間限定で再結成され、話題を集めましたよね。
そんなAqua Timezの楽曲のなかでも、特に転調が印象的な作品が、こちらの『虹』、全国的なヒットナンバーなので、聞き覚えがある方も多いと思います。
そんな本作は大サビ部分で、キーを1つ上げるオーソドックスな転調を見せます。
リリックや曲調もあいまって、転調時には希望に満ちあふれた雰囲気がただようのが特徴です。
白日King Gnu

King Gnuの大ヒット曲で2019年2月リリース。
この曲で用いられている転調テクニックはJ-POPの正に王道とも言える、ラストのサビでキーが半音上がるパターンですね。
個性的ですごくかっこいい曲の多いKing Gnuですが、こういう王道パターンもしっかりと踏襲しているところがヒット曲を出し続けていける大きな要因になっているのでしょう。
斬新さと王道テクニックのバランス感覚を楽しめる好例と言える楽曲でしょう。





