転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲
曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。
転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。
その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。
今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。
この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。
曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!
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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(31〜40)
ボクノートスキマスイッチ

2023年にはデビュー20周年を迎え、ポップ職人としてリスナーを魅了するスキマスイッチ。
『ボクノート』は、映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』の主題歌に起用されたバラードです。
言葉にならない気持ちやうまくいかずに試行錯誤する日常をテーマに「気づき」を歌ったパーソナルなメッセージが響きます。
サビでB♭に転調したまま最後まで進行するという驚きの内容ですが、スキマさんの手腕もありなんとも心地よいんですよね。
まろみのある切ないシンセサイザーとともに不思議な魅力を感じさせます。
雨とカプチーノヨルシカ

ヨルシカの2ndフルアルバム『エルマ』収録曲で、アルバムのリリースは2019年8月28日ですが、今回紹介するこの『雨とカプチーノ』はアルバム発売に先がけて先行デジタル配信されました。
オシャレな楽曲で知られるヨルシカですが、この楽曲も聴いているだけでとてもオシャレ感に満ちている気がしますね。
その演出に大きく貢献しているのが転調を巧みに使ったコードアレンジ。
コードアレンジの詳細な説明は本稿では省きますが、この楽曲ではちょっと変わった転調の手法が使われており、曲に独特の空気感を与えています。
不協和音をとても効果的に使っているのもこの楽曲の特徴ですね。
抱きしめたいMr.Children

圧倒的なスケールを誇ったモンスターバンドのMr.Childrenによる2ndシングルで、1990年代を代表する王道のラブソング。
リリース当時の売り上げは振るわなかったもののブレイク後に人気となり、令和時代にも楽曲が紹介されるほど知名度を広げました。
シンプルで共感性の高い歌詞が真っすぐに響きますよね。
イントロから歌入りの転調、サビでのB♭、ラスサビでCといった構成となっており、ミスチルならではの伸びるメロディに安心感を覚える1曲。
王道パターンとも言えるラスサビでの盛り上がり方も素晴らしいですし、曲の魅力を引き立てるナチュラルな転調に引き込まれます。
メリッサポルノグラフィティ

ポルノグラフィティの12作目のシングルとして2003年に発売されました。
アニメ『鋼の錬金術師』のオープニングテーマに起用された曲で、イントロはベースから始まり、切なさと激しさが同居する楽曲です。
「自己犠牲」をテーマに制作された曲です。
サビからメロに切り替わる時の転調が自然に行われていて気持ちい1曲です。
DAN DAN 心魅かれてくFIELD OF VIEW

人気アニメ「ドラゴンボールGT」のテーマソングとして、全国的な人気を集めたFIELD OF VIEWの楽曲『DAN DAN 心魅かれてく』。
本作は邦楽史のなかでも、屈指の自然な転調を持つ楽曲です。
サビからAメロ、AメロからBメロの部分で転調するのですが、CとCmもしくはD#というコードで構成されていることもあってか、転調に気づかない人も居るほど。
ZARDが作曲しているということもあり、非常にキャッチーな曲調に仕上がっているので、ぜひチェックしてみてください。
転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(41〜50)
浪漫飛行米米CLUB

米米CLUBの10枚目のシングルとして1990年に発売されました。
JALの沖縄旅行「JAL STORY 夏離宮キャンペーン」のCMイメージソングに起用された曲で、オリコン週間シングルチャートで1位を獲得し、ミリオンセラーを達成しました。
米米CLUBの代表曲の一つです。
愛をこめて花束をSuperfly

Superflyの4枚目のシングルで2008年2月リリース。
この曲は間奏後の英語の歌詞を多用したCメロパートの後に全音転調(1音キーが上がる)して、B♭→Cに転調します。
ラストのサビでキーの上がる転調するという、比較的よくあるパターンの転調ですが、ボーカル越智の伸びやかな歌唱と卓偉な歌詞の組み合わせで、唐突感もなく非常にスムーズで心地いい転調が楽しめる1曲になっていますね。





