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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲

曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。

転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。

その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。

今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。

この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。

曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!

もくじ

転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(81〜100)

LiSA

LiSA 『炎』 -MUSiC CLiP-
炎LiSA

LiSAさんの17作目のCDシングルで、2020年10月14日リリース。

映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の主題歌で、同映画の大ヒットに伴って、この楽曲も大ヒット曲になりました。

本稿では楽曲のコードアレンジについての詳しい説明は省きますが、1曲の中で何度も転調が繰り返されており、とてもドラマティックなバラードに仕上げられています。

とくにBメロからサビに向かっていくところからサビでの転調なんかはとくに音楽に詳しくない人でも聴いていて非常にわかりやすいのではないかなと思います。

ね〜え?松浦亜弥

松浦亜弥の9枚目のシングルとして2003年に発売されました。

エフティ資生堂「ティセラ」のCMソングに起用された曲で、プロデュースはつんくが手掛けました。

オリコン週間シングルチャートでは3位を記録しており、アイドルらしいかわいい振り付けと曲になっています。

ヒトツボシKOH⁺

KOH⁺「ヒトツボシ」(映画『沈黙のパレード』Inspire Movie)
ヒトツボシKOH⁺

柴咲コウさんと福山雅治さんによる音楽ユニット、KOH+が2022年にリリースした『ヒトツボシ』は、映画ガリレオ『沈黙のパレード』の主題歌として起用されています。

この曲はBメロで転調を効果的に使っていて最後まで飽きないような工夫がされています。

この曲のように隠し味のようにさり気ない転調で曲のクオリティをあげるアプローチは気づきにくいかもしれませんがこの曲以外にも多くあります。

ぜひ他にもさりげない転調が隠れている曲を探してみてくださいね!

Boys&Girls浜崎あゆみ

浜崎あゆみの9作目のシングルとして1999年に発売されました。

花王「AUBE」CMソングに起用された曲で、オリコン週間シングルチャートで1位を獲得し、後にミリオンセラーを記録しました。

第41回日本レコード大賞の優秀作品賞を初受賞し、「第50回NHK紅白歌合戦」にもこの曲で初出場を果たしました。

Swet & TearsTHE ALFEE

1986年7月リリース、THE ALFEEの23枚目のシングル。

この曲以降、バンド名が、それまでの「アルフィー」から「THE ALFEE」に正式に変更になりました。

転調のパターンとしては、最後のサビでキーが上がるという典型的なパターンですが、転調前のきっかけとしてイントロにいったん戻ることで、より転調のドラマティックさが強調されるアレンジになっていますね。

ライブでも、いわゆるクライマックス的なところで演奏されることが多かったこの曲、まさに狙い通りの効果が出ている曲と言えるでしょう。