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転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲

曲の場面、雰囲気を中途でガラッと変える時に使う技法に「転調」という手法があります。

転調について詳しく説明を始めると、音楽理論書を一冊書けるぐらいの量になっちゃいますので、ここでは詳しい説明については割愛しますが、一番よくあるパターンが、曲の最後のサビでキーを上げて、より盛り上げる!!みたいなパターンですね。

その他、曲中で例えばBメロだけ転調させて聴く人をハッとさせるというような曲もあったり、また巧みに転調を繰り返しつつも不自然さを感じさせないような、さりげない転調のテクニックを駆使した曲もあります。

今回は、そんな転調が心地いい曲、巧みな曲をいくつかピックアップしてみました。

この記事で「転調」にご興味を持たれた方は、ぜひネット検索などで探求してみてください。

曲の仕組みがわかることで、きっとまた新しい楽しみに出会えますよ!

転調が気持ちいい曲。自然&印象が変わるJ-POPや邦楽の名曲(111〜120)

I BELIVE華原朋美

華原朋美 – I BELIEVE (from 「DREAM -Self Cover Best-」)
I BELIVE華原朋美

華原朋美さんの2枚目のシングルとして1995年に発売されました。

自身が出演した’96ミナミ「JOY OF SPORTS」CFイメージソングに起用され、華原が大ブレイクするきっかけとなった曲です。

大ヒットを記録し、自身初のミリオンセラーを達成しました。

J-POPアーティストの曲にしては珍しく音階が2段階に変化するのが特長の曲です。

森山直太朗

森山直太朗 /「茜」Music Video
茜森山直太朗

ピアノとアコースティックギターの優しい音色、そして温かい歌声が胸に染みます。

『さくら(独唱)』『夏の終わり』などのヒット作で知られているシンガーソングライター、森山直太朗さんによる楽曲で、2022年に配信リリース。

ドラマ『家庭教師のトラコ』の主題歌に起用されました。

聴いていると大切な人のことを思わずにはいられなくなる、ノスタルジーな気分になる感動バラードナンバーです。

2番終わりから間奏にかけての転調に開放感があって、心奪われます。

Boys&Girls浜崎あゆみ

浜崎あゆみの9作目のシングルとして1999年に発売されました。

花王「AUBE」CMソングに起用された曲で、オリコン週間シングルチャートで1位を獲得し、後にミリオンセラーを記録しました。

第41回日本レコード大賞の優秀作品賞を初受賞し、「第50回NHK紅白歌合戦」にもこの曲で初出場を果たしました。

Rockdom〜風に吹かれてTHE ALFEE

【THE ALFEE】Rockdom-風に吹かれて- 夏の夢 2020 08 25
Rockdom〜風に吹かれてTHE ALFEE

ドラマチックに転調していくこの曲が、あなたの青春時代を呼び起こしてくれるかも。

70年代以降、邦楽シーンの一線で活躍してきたバンドTHE ALFEEによる楽曲で、1986年に24枚目のシングルとしてリリースされました。

郷愁の湧く歌詞が「初心を忘れず人生を歩んでいこう」という気持ちにさせてくれます。

彼ららしい、美しいコーラスワークも聴きどころ。

そしてとくに曲後半にかけての転調、盛り上がりに胸が熱くなるんですよね。

群青日和東京事変

2020年に「再生」と称して活動を再開させた東京事変。

こちらで紹介している『群青日和』はそんな東京事変のデビューシングルで、昔から今まで、ファンに愛されている1曲です!

豪快なバンドサウンドに、がなる林檎さんの歌声が清涼飲料水のようにはじけている1曲ですね。

この曲は間奏終わりの、ブリッジ部分から半音上がる転調をします。

ミュージックビデオでも、ブリッジを歌っている間に、林檎さんがしれっと、カポを取り付けるところが写っていてわかりやすいですね!

Swet & TearsTHE ALFEE

1986年7月リリース、THE ALFEEの23枚目のシングル。

この曲以降、バンド名が、それまでの「アルフィー」から「THE ALFEE」に正式に変更になりました。

転調のパターンとしては、最後のサビでキーが上がるという典型的なパターンですが、転調前のきっかけとしてイントロにいったん戻ることで、より転調のドラマティックさが強調されるアレンジになっていますね。

ライブでも、いわゆるクライマックス的なところで演奏されることが多かったこの曲、まさに狙い通りの効果が出ている曲と言えるでしょう。

ALIVESPEED

SPEEDの7枚目のシングルとして1998年に発売されました。

SPEED4人が出演した映画「アンドロメディア」主題歌に起用された曲で、オリコン週間シングルチャートで1位を獲得し、3作連続ミリオンセラーを記録しました。

第40回日本レコード大賞ではこの曲を歌唱しています。